一人ごっつの企画と実際を本にした本。
松本人志の天才性が少し分かった気がする。
つまり笑いに関する頭の回転が常人離れしているんだな。
自分のVTRに興味ないというのもうなづける。
つまり笑いの結果ではなく笑いの真っ最中が好きなんだな。
「一人ごっつ」が見たくなった。
山の道を歩いていたら。
筍に出会ったので。
こんにちは。
と言ったら。
何も言わないけれど。
少しだけ伸びた。
もう少し歩いたところで。
小川に出会ったので。
こんにちは。
と言ったら。
何も言わないけれど。
魚が見えた。
大分歩いたら。
猪に出会ったので。
こんにちは。
と言ったら。
何も言わないけれど。
足を踏み鳴らしたので。
近くの木に登った。
登ったら。
どんぐりに出会ったので。
こんにちは。
と言ったら。
何も言わないけれど。
落ちた。
猪がどんぐりを食べたので。
木を揺すってやった。
暫く食べたら。
どこかに行った。
木から降りたら。
うんちに出会ったので。
こんにちは。
と言ったら。
こんにちは。
と言った。
びっくりしたけど。
ちょっとうれしかった。