くすんでいくそらとぼく

Carpenters 『GOLDEN DOUBLE DELUXE』

アナログレポート。
言わずと知れたカーペンターズ。これはベスト盤です。カーペンターズは名曲は多いけどちょっと野暮ったくてそんなに好きでもなかった。のですが、アナログで聴くと、えっ！同じカーペンターズ!?と疑うくらい違った。その良さは曲じゃなくって、声だったのか。と気付かされた。それとそこに流れる空気感。素敵。
ヒロトが言うレコードのすごさが少しだけでも分かった気がする。

油彩Ｘ－２

詩３８１「空と雲 輝いている」

朝の雲は輝いて。
僕たちの毛並みを照らす。
悠久の彼方より繋がっている。
僕たちの歴史を照らす。
たとえ父が死んだとしても。
空は変わらず雲を湛え。
湧き出す時と同じく。
悠久は続く。
たとえ僕が死んだとしても。
朝は雲を輝かせ。
僕の骨を照らしておくれ。
たとえ世界が死んだとしても。
空はただ時と同じく。
そこにあり終わったものさえ。
やさしくやさしく包んでおくれ。
今日の日を夜が来るまで。