NARAYA CAFE のできるまで

歴史あるリゾート、箱根宮ノ下駅前で、古い建物を利用したカフェ&ゲストハウスをオープンするため、改装にはげむ日々を綴る

ブックカフェの名は「NARAYA TABI BOOKS」に

2017-05-27 07:35:41 | 2017シーズン
ふるカフェ系はるさんの休日、水曜日に放映がありました。

前回のブログでも予想したとおり、演技はえみのほうに軍配が上がりそうです。
僕(あと父も、、、)はちょっと表情が固かったですね。

とはいえ、10年前に僕たちが作り上げた、いわば「舞台装置」であるNARAYA CAFEで、一流の撮影陣の手を借りて素人芝居が出来たのはとても良い経験でした。
演技はともかく、舞台はなかなか良く映っていたように思います。
ちょうど10年前、一緒に汗を流してくれた大工さん、材木屋さんも共演できて良かったです。

映像になったカフェを見て、えみとそれから友人で設計士のnaotoとともに、3人で日々手を動かし、議論しながら細部まで考えて考えて作り上げていったNARAYA CAFEは10年経っても色褪せていないな、、、とあらためて思いました。
あの頃感じていた、なにか新しいものを作り出すわくわく感、、、それを日常に流され、忘れがちになっていたように思います。
もう一度、原点に立ち返って、次の10年間を実りあるものにしていきたいです。



さて、映像の中でいったいここは何になるんだ?、、、と皆さん思ったであろう、足湯から一段降りたこのスペース、ようやく名前が決まりました。

NARAYA TABI BOOKS

にします。


ふるカフェ系ハルさんの休日の主人公、渡部豪太氏の扮するハルさんは理想のふるカフェを求めて旅をします。

僕自身も、一度は就職して海外を回ったり、大学の研究室へ戻ってまちなみの調査に関わったり、理想を求めて旅した結果、自分の生まれ故郷でもあったここ宮ノ下へと帰ってきました。
旅をしたからこそ、自分の居る場所はココだと再確認することができたし、この作業はほぼ毎年、オフシーズンに旅をするという形で続いています。
(すでにお気付きでしょうが、このブログ、開店してからはほとんど旅ブログになっています)


そう思うと、毎日のカフェでの接客も旅人であるお客さんと同じ目線に立って、自分も彼(or彼女)が旅で出会う一人の登場人物なのだ、、、と考えるとテンションの上がらない日常の日々であっても、少し輝いて見えるのではないでしょうか。

「日々是旅の途中」とでも言いますか、そんなつもりでこれからも過ごしていきたいものです。


NARAYA TABI BOOKS

これまで奈良屋旅館として旅人をもてなしてきた300年の歴史と、リアルタイムに旅人を迎えている現在、それが交錯しつつ新たな歴史を刻んでいけるような空間にしていきたいと思っています。
ロゴマークや実際に本をどういう風に扱うか、オリジナル商品も作るか、、、等々は、これから徐々に発表していきたいと思います。
そもそもこのブックカフェ(&古本屋)構想、もともとえみの強い思いがあってはじめたので、ブログも(これまで通り?)えみと交代しつつ書いていきますね。




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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
新しい試み (高山友香里)
2017-06-02 09:37:53
こんにちは。小田原から、幼い娘や友人と度々毎回のんびりのお邪魔させていただいています。
放映も楽しく拝見させていただきました。
遊具の裏話や、ハルさんの話も、いろいろ聞かせていただき楽しかったです。

新しい試みも、ブログのお話からワクワクがたくさん伝わって来ました。

新緑で気持ち良い季節、癒されました。
もうすぐあじさいが咲くと、繁忙期に入り大変かと思います。
近いのに、いつも遠くに来た旅人気分を満喫させていただきありがとうございます。
返信する
感激 (≧◇≦) (ime湘南)
2017-06-02 10:38:44
コメ、ご無沙汰しています。

子供の頃から大好きな箱根にある、
大好きなNARAYA CAFEさんが遂に~
「ふるカフェ系ハルさんの休日」に登場!感激です‼

次回箱根へは今月下旬に行く予定です。
またお邪魔できると嬉しいなぁ。

えみsanの演技可愛かったですね(o^―^o)
返信する
Unknown (あどぅー)
2017-06-08 08:33:00
高山さま、ime湘南さま

コメントありがとうございます。
繰り返し来てくださり、ありがとうございます。

ハルさんの休日はフィクションですが、理想のカフェを求めて旅するハルさんが、行き着く先はどこで、どんなカフェを作るんだろう、、、なんて想像が膨らみます。
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