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今日のコラム

2013-12-27 06:49:50 | インポート

☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます ☆

12月27日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

投げやらない

 成功する会社と成功しない会社の差というものは、私は紙一重だと思います。

 たとえば、今後、価格の競争が激しくなってくれば、われわれの製品のコストを十%引き下げるということを、当然やらなければなりません。もし下がらなければ、なぜ下がらないかということに対して、内外の衆知を集めなければならないのです。それを、自分の知恵の範囲で、会社の知恵の範囲でいろいろ考えて、これは無理だ、できないと言って投げやってしまえば、これは絶対にできないわけです。どうしてもやっていくんだというところに、一つの成功の糸口がだんだんとほどけてきて、必ずその成果が上がると思うのです。

【コラム】筆洗

2013年12月26日東京新聞TOKYOWeb

▼ずるいという意味で「へなまずるい」という言い方が北海道にある。倉本聡さんの「北の国から」で知った。そう言われていたのは「笠松のじいさん」で大友柳太朗さんが演じていた

▼老人が馬を売る場面がある。二十年近く飼っていた馬だが、名前はない。「名を付けると馬に情が移る。手放す時に心が痛む」。かつての富良野の開拓村での厳しい生活と関係があるという

▼農耕などのために馬は欠かせないが、冬になると「食えないから」馬を売る。冬の間、狩猟などでカネを稼いで、春にまた馬を買う。毎年別れがある

▼米軍普天間飛行場の移設問題の話である。沖縄県の仲井真弘多(ひろかず)知事は名護市辺野古の埋め立てを承認する見通しだという。反対する人は天を仰ぐ展開だろう。仲井真さんは県外移設の公約を守れなかった。批判は避けられないが、悪いのは知事一人か

▼「馬小屋から引き出したら急に動かなくなって。涙を流してやんのよ。それから不意に自分からトラックの荷台に上がったもんだ。信じていたオラに何が言いたかったか」。悲しい

▼来年度三千四百六十億円の沖縄振興予算。「へなまずるい」のは馬を手放さざるを得ない状況に追い込む政府と、それを黙認する沖縄以外の日本人全体かもしれぬ。<札束に替えてうま市から戻り>。愛馬を売り払い、札束を手にしても笑えるはずはないのである。

☆ 今日も寒いですが、皆様にとって良い一日でありますように ☆


今日のコラム

2013-12-26 07:48:06 | インポート

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12月26日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

うまくて、早くて、親切

 私がでっち奉公をしていたころ、楽しみの一つはうどんを食べることだった。その当時は、子ども心にも「あのお店のうどんはおいしいし、すうどん一杯のお客でも大切にしてくれる」と感じ、ある一軒の店ばかりに通ったものである。そのうどん屋は、うまくて、親切で、そして早く作ってくれた。

 現代における商売、企業のコツもこのうどん屋さんのやっていたことと何一つ変わらない。りっぱな商品を早くお届けし、親切丁寧に使用法を説明する─―こうした心がけで商売をするならば、私は必ずそのお店は成功すると思う。またそういうお店が成功しなかったら不思議である。

【コラム】筆洗

2013年12月25日東京新聞TOKYOWeb

▼米国民でその人形アニメーションを知らない人はいないのではないか。「ルドルフ 赤鼻のトナカイ」。一九六四年の初放送以降、この季節になると毎年、三大ネットのどこかで放映される。今年は十一月二十六日にCBSで放送され、約千百万人が見たという

▼「ルドルフ」を実質的に作ったのは日本人である。持永只仁さん。九九年に八十歳で亡くなった。日本の「人形アニメの父」である

▼映像作家で持永さんの弟子、真賀里(まがり)文子さんに聞いた。持永さんが五六年に製作し、国際的に評価された「ちびくろさんぼのとらたいじ」を米製作者が見て、注文してきた。「ルドルフ」はその中の一本だ

▼真賀里さんは「ルドルフ」には参加していないが、持永さんと何本もの米国用作品づくりに携わった。「脚本やコンテなどが米国から送られてくる。それを見て、日本で三、四カ月で作るんです」

▼人形の造形ももちろんアニメも持永さんはじめ日本人の技術によるものなのに、その名は米国はおろか、日本でもさほど知られていない。米国の友人に「日本人が作ったんだよ」と言っても最初、信じてもらえなかった

▼「絵が抜群にうまくて真面目な人だった」。来年は「ルドルフ」五十年。米国民を毎年楽しませる作品が東京・雑司が谷で生まれたことは誇らしい一方、もう少し持永さんらに光が当たればと思うのである。

【社説】政府予算案 国民の痛みに応えたか

2013年12月25日東京新聞TOKYOWeb

 政府の来年度予算案は古色蒼然(こしょくそうぜん)とした自民党色に勇ましい安倍カラーも加わり過去最大に膨張した。財政危機を叫んで決めた消費税増税が国民に痛みを強いるのに、この財政規律の緩みは何なのか。

 十七年ぶりの消費税率引き上げと景気回復に伴う法人税などの増収で、全体の税収は前年度より七兆円多い五十兆円を見込む。いよいよ消費税増税がのしかかってくる国民の思いを酌めば、本来の消費税増税の趣旨である社会保障の維持・充実に努めるのはもちろんのこと、増え続ける国の借金を減らし財政健全化につなげるのは当然のことである。

 ところがどうだろう。本年度補正予算で二兆円規模の公共事業費を決めたばかりなのに、さらに六兆円も積み増す。診療報酬は自民党のスポンサーである日本医師会に配慮して土壇場で増額改定を決める。農業も減反を見直しながら転作などの補助金を増額する。業界団体や既得権益層と結び付いた、これら主要項目は軒並み増額し、旧来のバラマキや利益誘導が顕著である。

 安倍晋三首相の指示で防衛予算も二年連続で増やし、装備増強などに余念がない。普天間飛行場の移設問題を抱える沖縄に対して、要求を上回る振興予算を付けるなど辺野古移転決着もにらむような安倍カラーが随所に表れている。

 せっかく税収が上がっても、歳出に対する切り込みが不足しては財政状況は改善しない。政府は、政策経費を税収でどの程度まかなえるかを示す基礎的財政収支の赤字削減幅が、目標の四兆円を一兆円以上も上回ったと胸を張る。

 しかし、二〇一五年度までに一〇年度と比べた赤字幅を半減するという国際公約の達成や、二〇年度に黒字化するハードルは依然として高い。聖域をなくし、初めて三十兆円に達した社会保障費についても高所得者の給付削減に踏み込むなど一段の改革をしなければ実現できないのは明らかである。

 グローバル化や高齢化により財政赤字に苦しむ先進国の多くは、予算制度改革に乗り出している。法的拘束力のある中期計画づくりや、中央銀行のように独立した機関による検証などだ。

 ひとり日本だけが旧態依然のままである。補正予算や決算に対するチェックも甘く、著しく透明性を欠いている。経済協力開発機構(OECD)から勧告されたことである。どうしていつまでも財政再建の道筋が見えないのか。それは政治の意思の問題である。

☆ 今日も寒いですが、皆様にとって良い一日でありますように ☆


ごきげん歌に乾杯!

2013-12-25 12:13:01 | インポート

ごきげん歌に乾杯!

http://www.nhk.or.jp/gokigen/radio_next_oe.html

ラジオ第一
2013年12月25日(水)

前半 夜 8時05分?8時55分/後半 夜 9時05分?9時30分

    伍代夏子

    島津亜矢

    鳥羽一郎

懐かしい名曲を、さすらいの歌姫・瀬口侑希さんが、
アコーディオン男爵・山岡秀明さんの演奏で歌います。

「赤いランプの終列車」
(オリジナル歌手:春日八郎[昭和27年])

放送曲目

前半

島津亜矢

「帰らんちゃよか」
「八重~会津の花一輪~」
「感謝状~母へのメッセージ~」

伍代夏子

「忍ぶ雨」
「恋ざんげ」
「ひとり酒」

鳥羽一郎

「海の匂いのお母さん」
「カサブランカ・グッバイ」
「兄弟船」

山岡秀明     「赤いランプの終列車」
瀬口侑希     「磐越西線」

後半

瀬口侑希     「夢灯籠」

島津亜矢     「かあちゃん」

伍代夏子     「ほろよい酒場」

鳥羽一郎     「一厘のブルース」


今日のコラム

2013-12-25 06:17:12 | インポート

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12月25日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

経営者次第

 昔の日本の言葉に「頭がまわらなければ尾もまわらない」というのがあるが、私は、経営者が百人なら百人の人を緊張させて、大いに成果を上げようと思えば、その人の活動が、端の人がみて「気の毒な」と思うくらいにならないといけないと思う。「うちのおやじ、もう一生懸命にやっとる。気の毒や」という感じが起これば、全部が一致団結して働くだろう。けれどもそうでない限りは、経営者の活動の程度に応じてみな働くだろうと思う。

 人間というのはそんなものである。決してぼろいことはない。自分はタバコをくわえて遊んでいながら「働け」と言っても、それは働かない。私はそういうふうに考えてやってきた。

【コラム】筆洗

2013年12月24日東京新聞TOKYOWeb

▼初めて走れるようになった時のことは、さすがに覚えていないが、自転車に乗れるようになった時や、自動車の免許を取った時、ある種の解放感を覚えた気がする。これで今まで行けなかった遠くへも行ける。自分の世界がちょっと広がった、そんな感覚だ

▼東京・神田の岩波ホールで上映中の『少女は自転車にのって』は、十歳の女の子ワジダが自転車にあこがれて、知恵を使い力を尽くして手に入れようとする、ただそれだけの映画だ

▼しかし世界には、女の子が身軽な格好で思い切り街角を駆け抜け、少女が自転車をこぎ、女性が自動車を運転して好きな場所に行くことが許されぬ国もある。ワジダは、そんな国の一つサウジアラビアに生きる

▼自由を求め民衆が立ち上がる「アラブの春」が広がっていった時、サウジでは女性たちが自動車運転の解禁を求めてデモをした。捕まってむち打ちの刑を言い渡された女性すらいたが、それでもなおハンドルを握ろうとする女性がいる

▼東京大学・特任准教授の辻上奈美江さんは「あの国で運転するということは、女性が自分の思いで行動しようとすること。自由を獲得する象徴なのです」と話す

▼自由を阻む壁は、どこにでもある。制度の壁、偏見の壁、先入観の壁、自分で自分はこんなものだと思う壁。ワジダの物語は、そんな壁にしなやかに風穴を開けてくれるはずだ。

【私説・論説室から】東京新聞TOKYOWeb

恐れるべきは民心の離反

2013年12月23日

 馬脚を現す-。隠していた本来の姿が表に現れる、化けの皮がはがれる、などと辞書にある。

 巨額の金銭スキャンダルで発言が二転三転、辞める猪瀬直樹東京都知事に、その言葉を思う人も少なくなかったことだろう。

 徳洲会グループの内紛を端緒に、五輪招致成功で順風満帆だった知事が一転して窮地へ。一寸先は闇を地で行ったようなものだ。

 今日はよくても明日はどうなのか、わからない。

 渡辺喜美氏らの党の仲間割れが見苦しい。出る側が代表の安倍政権へのすり寄りを責め、代表の側は去る者たちの議席返上を求めて会派離脱を許さない。

 どっちもどっちの気もするが、そもそも権力者との近さを誇示する野党党首が野党を名乗ること自体、おこがましい。

 日本維新の会も与党か野党なのか判然としない。安倍政権の補完勢力、自民を超える保守派の印象が定着して往時の勢いはない。

 存在感乏しい民主党も含めてどこも、期待した人々の不信はいかばかりか。

 為政者も政党も、恐れるべきは民心の離反である。

 安倍内閣の支持率が大きく落ちている。特定秘密保護法の強引な成立が一因なのだろう。小沢一郎氏がたしかこの政権を「幼稚さとおごり」と評していた。

 集団的自衛権だ、愛国心だと勇ましい首相の本性が幼稚とおごりだとしたら、民心が離れるのも時間の問題か。 (谷政幸)

☆ 今日はクリスマスの日、サンタさんより良いプレゼント貰いましたか。今日も寒いですが、皆様にとって良い一日でありますように ☆