奈良散策 第605弾
10月14日の午前中に春日大社の若宮に行きました。先日(9月19日)、行ったときにはちょうど20年に1度の「御造替」ということで大修理をしていたのですが、完成したというニュースを聞いたので、どんな感じになったのかと思って見にいきました。
これは二の鳥居ですが、学生の集団がともかくいっぱいでした。
これは車舎(クルマヤドリ)。重要文化財というので写してきました。牛車を入れる車庫のようです。中に牛車が置かれていました。
牛車を見ていると、ひらひら白い蛾が飛んできて、近くに止まりました。ツバメエダシャクの仲間です。顔面を見ると種類が分かるのですが、この写真ではよく分かりません。尾状突起が長いので、おそらく、ウスキツバメエダシャクだろうと思います。
二の鳥居の手前にあった狛犬です。古そうですが、昭和43年10月に春日大社鎮座1200年を記念して献納されたようです。
本殿をお参りする前にお参りする祓戸(はらえど)神社です。
真ん中に蛾が止まっていたので、拡大してみました。おそらく、ムクゲコノハ。
これは若宮に向かう道です。
途中、灯篭に紙を貼っていました。若宮正遷宮奉祝のための模様替えです。
そういえば、灯篭がみな新しくなっています。
そして、若宮に着きました。前回は工事で幌に覆われていたのですが、それが取り外され、赤い鳥居が見えていました。
ただし、この日は何かあるのか、中には椅子が並べられ、入り口が閉鎖されていました。
それで、反対側に回ってみました。
社殿の上はずいぶんにぎやかに飾られています。式典のときは撮影禁止の立て札が出ていました。帰りに係の人に聞いてみました。この日は「立柱上棟祭」という結構大きな祭があるとのことでした。
それで、春日大社本殿の方に行ってみました。これは幣殿(へいでん)で、供物や献上物を授受する場所だそうです。今日は行事があるので、奥には入れませんでした。
そのうち、幣殿の横から神主さんが出てきました。
そのまま若宮の方に向かいます。それで、後をついていくと、若宮のところで御祓いをしてすぐに終わってしまいました。これで終わりなのかなと思って、また、幣殿の方に戻ってみました。
今度はこんな昔風の衣装を来た人が何人も現れ、並んで清浄門から外に出ていきました。後を追いかけたのですが、門を出たところで見失ってしまいました。後でニュースを見ると、「立柱上棟祭」は午後開かれたようです。残念ながら見逃してしまいました。
これは境内にあった「砂ずりの藤」。藤の花が綺麗なところだそうです。
慶賀門を出て、若草山の方に向かいました。途中にあった四脚門です。
この日は水谷茶屋が開いていました。それで、ここでお昼を食べることにしました。食後は若草山に向かったのですが、それは次回に回します。
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