奈良散策 第509弾
午前中に家族とホテイアオイの花を見に行きました。そのついでに金魚資料館に寄り、新城神社(にきじんじゃ)の前を通ったら提灯がぶら下がっていました。お祭りでもあるのかなと思って、夕方4時前にもう一度行ってみました。
神社の境内にはテントが張ってあり、3,4人の人が詰めていました。特にお祭りのようなものをやっているようでもなかったので、通り過ぎようかと思ったのですが、一応、テントの中の人に聞いてみました。4時から、神主さんや巫女さんが来て、面白い儀式があるので見て行かれたら。この神社は市内でももっとも古い神社ですよという話でした。4時ちょっと前だったので、しばらく見物させていただくことにしました。
気が付かなったのですが、本殿の前にはこんな竹で囲った場所が作られ、前に釜のようなものが置かれていました。
4時になると、神主さんがやってこられ、拝殿の中で御祈祷が始まりました。私は部外者だったので、ちょっと離れたところで見ていました。
神主さんの御祈祷が終わると、巫女さんが竹で囲った場所に座られ、御祈祷を始められました。
どうやら釜の中には沸騰したお湯が入っているようです。蓋を開けて周りに塩を撒いたり、紙を撒いたりしました。この間、ずっと御祈祷を続けておられます。
そのうち、笹を束にしたものを持って、お湯の中に出したり入れたりして、周りにお湯を撒き始めました。そして、御祈祷が終わると、立ち上がり、周りに立っている人一人ずつに御祈祷を始めました。私も周りにいたのですが、ちょっと離れた方がよいかなと思って離れたところに立って見ていました。順番に御祈祷を続けられ、ちょうど私のいる方角になると、人の輪を出て私の前にわざわざ来られて御祈祷をされるのでびっくりしました。家内安全、身体健全、コロナにかかりませんようにというような内容でした。そして、一通り御祈祷が終わると、これで儀式は終わりました。
参加されていた方が、江戸時代の神輿が置いてあるので見て行かれたらと言われるので、建物の方に行ってみました。
中を見ると、確かに古い神輿がありました。
神輿を見終わると、今度は本殿の横に江戸時代の古い灯篭があるというので、拝殿の中に入らさせてもらい、横の出口から出て灯篭を見てみました。
ついでに拝殿に掲げられている額の写真も撮りました。昔のお祭りはずいぶん賑やかだったようですね。
これで神社に別れを告げて帰ることにしました。民家の間の金魚池にいつもの猫がいました。金魚を狙っていたのか、前足が濡れています。
家の近くになってまた別の猫に出会いました。この猫は初めてです。この猫で金魚池周辺で見つけた24匹目の猫になります。(追記2022/07/18:調べてみたら、以前、この辺りで見ていました。従って、金魚池周辺で見た猫は全部で23匹でした)
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