福島県双葉郡楢葉町立楢葉中学校「絆プロジェクト」ホームページ

がんばろう楢葉!がんばろう相双!がんばろう福島! 全国の楢葉中学校に関係する皆様のページです。

楢葉中 ありがとうの樹 その5

2011-05-31 15:18:00 | 日記

新鶴中学校より、ありがとうの樹その5です。

寄付して下さった皆様、この度は楢葉中学校の私たちにたくさんの寄付と支援物資を送って下さり、本当に感謝しています。
今私たちは、皆様から頂いたバッグ・制服・ジャージ・くつを使って学校生活を送っています。
たくさんの寄付により毎日楽しく学校に通っています。

私は部活動でバレー部に所属しています。
現在はバレーをするための用具はそろっていますが、中学校が始まるまでは何もありませんでした。
なぜなら、シューズやサポーターは楢葉中学校の部室に置いてきてしまったからです。
しかし、ある日避難所に荷物が届き、中を開けてみると新品のバレーシューズが入っていました。

それは、姉の知人から送られてきたものでした。とてもうれしかったです。
今では、そのバレーシューズを履いて部活をやっています。
姉の知人に会ってお礼を言いたいのですが連絡手段がありませんので、ここで感謝の気持ちを伝えたいと思います。
「あなたのおかげで今バレーができています。本当に感謝してます。ありがとうございました。」

他にも、たくさんの支援をして下さり、元気と笑顔をいただきました。支援物資を送って下さった皆様、制服やノートなど寄付して下さった新鶴中の先輩方および生徒の皆さん。その寄付を呼び掛けてくれた先生方、ノートをたくさん寄付してくれた阿部先生。

皆様に感謝します。本当に本当にありがとうございました。

☆遠藤 朱美☆


感謝の気持ち、無事届くといいですね。

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自らの手で復興を!

2011-05-30 08:36:43 | 日記
週末は、地元の南相馬市の災害ボランティアに参加しています。

私自身も地震災害、原子力災害の被災者ではあります。
しかし、「誰かの力」で復興されるのを待つのではなく、「自らの力」で故郷を復興をしたいと思い活動をしています。



がれきの撤去や泥撤去などは楽な作業ではありませんし、暑さや粉塵・臭いとの戦いでもあります。
また、丸一日活動しても、作業はごく僅かしか進みません。

ボランティア活動は本当に小さな力です。しかし、微力ですが無力ではありません。


※南相馬市HPより

楢葉町の方々や子どもたちは、故郷に立ち入ることができないため復興の足掛かりもない状態ではあります。
しかし、気持ちだけは「復興」に向けて前向きにならなくてはいけないと思います。


「誰かの力で~される。」という事が当たり前ではなく、

「自らの力で~する。」ということが当たり前になる。


これからの楢葉町を支えていく子どもたちに、大事にして欲しい心構えです。


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南相馬市の様子

2011-05-29 17:16:09 | 日記

先日、中体連関係の支援物資や義援金等をお届けするため、南相馬市へ行ってきました。
    
ご存じのように、南相馬市の一部は、「緊急時避難準備区域」。
30Km圏内であっても生活することが許可された区域です。

4月中旬くらいまでは、たくさんの市民の方々が市外に非難され
しばらくの間、町中の人通りもまばらな状態となりました。

しかし現在は多くの方がご自宅等に戻られて日常生活を送り
そのため町にも『営業再開!!』の文字や『頑張ろう南相馬市』のエールが多く見られます。

現在、常磐線再開通の見込みはなく、原町駅からはバスで宮城県(亘理)に行くことができます。
切符は、電車の切符を購入し、原町駅からバスに乗車するそうです。

まだ本来の日常とはほど遠いものの、多くの方々のご努力によって町に活気がもどりつつあります。

しかしながら、「緊急時避難準備区域」内では学校の開校はできないため
原町区の中学生は、毎朝それぞれの学校に集合し
バスに分乗して鹿島区(鹿島小・鹿島中)に向かうそうです。
 

そして、校舎の一部や体育館、武道館等を間借りし、区域わけを行い授業を行っているとのこと。

原町一中や二中、三中、小高中・・・避難により他の学校へ転校した生徒も少なくないため、
本来の生徒数よりはだいぶ少ない状態になっています。
それでも、700名を越える中学生が、限られた施設の中で協力したり我慢して学校生活を送っています。

そして放課後になるとまたバスに分乗し、自分の(本来の)中学校に戻って解散となります。

ようやく来週あたりから、中体連に向けて部活動が実施できるということで
「こんにちは、バレーシューズ取らせてください」と
放課後(自分の学校の)体育館に部活に必要な用具を取りに来る生徒が数名いました・・・。

2ヶ月以上も・・・出来なかったんですね・・・。
大好きなバレーが、サッカーが、バスケットボールが、卓球が、etc・・。

これは、南相馬市の市営球場です。

しばらく使用されていませんので、だいぶ荒れています・・。

しかしまた、中学生の生き生きとした笑顔や歓声が響く日が、必ず来るはずです。

楢中生のみなさん!南相馬市の仲間やライバル達も、様々な境遇の中で頑張っています!

ふる里『相双地区』の仲間同士、これからも共に頑張っていきましょう!

頑張ろう楢葉!頑張ろう相双!頑張ろう福島!

m.watanabe




楢葉中 ありがとうの樹 その4

2011-05-27 12:16:09 | 日記
今日は、新鶴中学校からありがとうの樹を発信します。


入学してから2~3週間過ぎて「制服・カバン・靴・ジャージ・Tシャツ」といろいろ頂き、とてもうれしかったです。
今まで当たり前だと思っていた「授業」。教科書や筆記用具が無くて大変でした。しかし。先生方がコピーしてくれたりして、とても助かりました。私たちのために、本当にありがとうございました。
長谷川 優衣

僕はとにかく、まわりの物を全てと言っていいほどのものを楢葉に置いてきてしまいました。
そして、まわりの物全てをたくさんの方々にいろいろな形で頂き、生活も落ち着いてきました。
これからも大変になると思いますが、それを乗り越えるのが皆様への恩返しとなると思いますので、がんばります。
ありがとうございました。
宇佐見 拓夢

私たちに色々な物を寄付していただきありがとうございます。カバンは楢葉中のカバンを使っていました。制服は楢葉中の制服、または私服で過ごしていました。
文房具、教科書面では、授業でたくさん役に立ちました。
私は最初、教科書が無いまま授業ができるのか不安でした。けれど、寄付してくれたみなさんのおかげで、今も受験勉強もできるようになりました。本当にありがとうございました。
鈴木 千暁


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新潟・柏崎からのお便り

2011-05-25 12:14:38 | 日記
高田中学校に「楢葉中学校」宛で1通の封書が届きました。
紹介します。


楢中の生徒の皆さん、先生方、お元気ですか?
私は元気です。

私は今、新潟県の柏崎市立東中学校に通っています。
もうだいぶ学校には慣れましたが、まだ不安なことや、
分からないことがたくさんあって大変です。
でも、新しくできた友達や先生方がすごくていねいに教えてくれるので、
楽しく生活することができています。
でもやっぱり、楢中の皆がいないさみしさを感じています。
私は部活には入りませんでした。
でも昼休みに東中のバスケ部の皆と体育館でバスケをしています。

中学校生活最後の1年間を楢中で過ごすことはできなかったけど、
いつかまた、楢中生全員がそろうことを信じて、
それぞれの場所で頑張りましょう。

                         浅尾 優


楢葉中のみなさん、お元気ですか?
私は今、新潟県柏崎市にある中学校に通っています。
新しい学校に少しは慣れ、新しい友達もできて毎日が勉強です。
だけど、たまに楢葉中で過ごした1日1日を振り返る時もありました。
こっちの学校と楢葉中は違う所もあって大変だけど、頑張りたいです。
今はまだ、みんなバラバラだけど、いつかきっと会えると信じて頑張りましょう!

                         坂本 楓


県内の中学校に転出した生徒の皆さんは、楢葉中学校の先生方が訪問する中で、
その様子を伝えることができます。
一方、県外の中学校に転出した生徒の皆さんの様子は、なかなか紹介できません。

県外に転出した生徒の皆さんは、次の宛先まで手紙や写真を送ってもらえれば、
このホームページで紹介したいと思います。

楢葉町立楢葉中学校
 〒969-6266
 福島県大沼郡会津美里町字布才地570 会津美里町立高田中学校内
  TEL(0242)54-2551  FAX(0242)54-2552

なお、写真を撮影する場合は、楢中生のみを写すようにし、
転校先の生徒が入らないように注意してください。

元気です!5.25

2011-05-25 06:10:47 | 日記


みなさんこんにちは。
私はいわき市の平二中に転入しました。

今は少しずつ落ち着いて生活できるようになってきました。
でも、前までの私は、何でも平二中と楢葉中をくらべてしまい、毎日つまらない気持ちでいました。
でも今は、少しずつ前を向いて頑張っています。

部活動もバレー部に入部し、コートに入れていただき、中体連に向けて毎日頑張っています。
「バレー部のみんな!!今は個人で頑張る時だと思ってがんばろう!部長なのに、何もしてあげられなくてゴメンね・・・。でも今度会うときは、前よりもすごい楢中バレー部にしようね」

毎日楢葉中の3年生のみんなに会いたい気持ちでいっぱいです。
みんなにすごく会いたいです。

でも私は今回の事でたくさんの事も学びました。
1番感じたのは、友達がどれくらい大事なのか・・・です。

以前は、いつも毎日のようにみんなに会っていたから・・・
そんなこと考えたこともなくて・・・会えるのがあたりまえでした。

でも、いざとなってみると
みんなの笑顔やみんなとの思い出が今の私を救ってくれています。

みんながいるからこそ、今の私があります。

忘れないでください。どんなに離れていても1人じゃない。
みんなとの思い出が、いつだってみんなのそばにあるから。

辛くなったり悲しくなったりしたら、誰かの笑顔を思い出してください。
きっとその笑顔が自分を救ってくれると思います。


また会える時を信じて、みんなとの思い出を胸に頑張ります。
先生、みんな、また笑顔で会いましょう。

「アカデミーのみんな!!きっとまた会えるから、またあのすごいプレー楢葉で見せてね!!」

3年 飯高さん


皆さんお久しぶりです。
私は今、いわき市の平二中に通っています。
制服、カバン、くつなどなど、全て寄付していただきました。

楢葉中学校の生徒も多く、苦のない生活を送っています。
慣れない環境の中、1人で頑張っている友達がいると思うと、申し訳ない気持ちになります。

それに、元生徒会長として、皆さんに何もしてあげられないのが悔しいです・・。

私は震災後、東京・二本松・錦・会津で頑張っている友達に会いました。

みんなの変わらない笑顔を見ると、楢葉中の校舎の中に居るような感じがしました。

皆さん、今お世話になっている方々に感謝の気持ちを忘れずに、頑張りましょう。

いわきから無限のパワーをみんなの元へ届けます。

では、楢中生であった誇りを忘れずに頑張ってください。

3年 坂本さん     


部活動の部長に、生徒会長・・・
楢葉中のリーダー的立場で頑張っていた二人だからこそ
今の現状はもどかしいでしょうね・・・。

でも、その楢葉の仲間達と培ってきた大きなエネルギーを
新しい舞台で臆することなく発揮してください。

今の、瞬間瞬間の精一杯こそが、やがては楢葉町復興の光となっていくはずです!

m.watanabe
                

維孝館中学校から応援メッセージが届きました。

2011-05-24 10:32:53 | 日記
京都府にある維孝館中学校から、楢葉中学校宛てに応援メッセージが届きました。



維孝館中学校では、「がんばろう!日本・東北!」をテーマに、震災の被害を受けた中学校にこういった応援メッセージを送る活動をしているようです。

メッセージカードの中には、「募金をする」、「節電や節水をする」など、被災地のために何ができるかを一生懸命考えて書いた文章がたくさんありました。

兵庫県南部地震のときには、京都も震度5を記録して大変な被害があったことと思います。
震災が起きたのは16年前ですから、中学生の子どもたちが生まれる前の事ですが、震災で学んだ教訓を大人たちが子どもたちにもしっかりと伝えていたのでしょう。

われわれも、今回の体験をきちんと後に伝えていく必要があると思います。
自然災害の恐ろしさはもちろんですが、その反面、人間の優しさ・温かさ、力強さなど、学んだことは沢山ありました。

今回の震災も、いつかは過去のものになるはずです。しかし、学んだことは過去のものにしてはいけないと思います。
子どもたちには震災すら自らの糧として、心の豊かな人間に育ってほしいと思います。

SCRUM.kaz

いわき地区の様子

2011-05-23 19:53:21 | 日記
先日、県外に非難されている保護者の方から、いわき市の様子について訪ねられましたので、ご報告いたします。

いわき市は現在、主に双葉郡からの避難の方が多く入られており、全人口も2万人ほど増加していると見られています。
週末は、主要な道路やショッピングセンター周辺の道路は混雑し、人が多いためか町には活気があります。
 

学校は、平一中、平二中、平三中に多くの転入生徒がいる状態です。
学校給食は開始されましたが、パンと牛乳、ゼリーといった簡易給食です。
足りない生徒は家庭からおにぎり等持参して良いことになっています。


また、運動着での登下校が認められている学校もあります。(洗濯が容易なため)
外での体育は行われていませんが
国が定める屋外活動の制限に値する放射性レベルよりもかなり低い濃度のため、外の部活動は通常通り行われています。
(いわき市平で1時間当たり0.3~0.2マイクロシーベルト。屋内では0.08マイクロシーベルト程度)
ただ、学校によっては1日の屋外活動時間を4時間程度と時間制限を設けている学校もあります。

部活動の大会なども次々に開催され、多くの楢葉中生徒も転入先で活躍している良い話を聞きます。
先日は、全日本軟式野球大会いわき地区予選で平第二中学校が初優勝し
紺野君(3年)も4試合フル出場で優勝に貢献しました。

現在、楢葉町の方々の避難所として、新舞子にあるかんぽの宿が確保されています。

現在も何人かの中学生が、このかんぽの宿から通学しています。
住宅環境には厳しいものがあり、アパートが見つかりにくいのが現状のようです。
仮設住宅の建設が急がれていますが、希望者の数に対して、入居可能な戸数は充分ではないとのこと。

ライフラインは完全に復旧しています。
様々な課題は山積みですが、一方で平穏な日常が戻りつつあります。
しかし、予断を許さない原発事故の処理と、今後続くであろう余震への対策など、気を抜くことはできません。

いわきについての詳しい情報は、「楢葉町役場いわき支所」(いわき明星大学会館内)にお問い合わせ下さい。

楢葉町災害対策本部いわき出張所
(いわき明星大学 大学会館内)
〒970-8044  福島県いわき市中央台飯野3丁目3-1
 TEL 0246-46-2551 / 2552  FAX 0246-46-2553
 E-mail naraha-i01@bz04.plala.or.jp



m.watanabe

楢葉中のありがとうの樹 その3

2011-05-21 18:38:03 | 日記

私は、いろいろな人に感謝をしています。
たとえば、平二中のみなさんです。学校で必要なものをすべていただきました。
本当にありがとうございます。
避難所にいる時も、役場の方に何から何までお世話になりました。
そして、私はこの震災で、自分のことは自分でやらないといけないということを学びました。
これからも、一日一日、なにか1つでも多く学んでいきたいと思います。
不安や心配もありますが、毎日を笑顔や元気を絶やさずに生きていきたいと思います。
 1年生 猪狩さん

僕はいわき市の平二中にお世話になっています。
平二中の卒業生の皆さんが、楢葉から転入してきた僕たちのために
カバンや制服、ジャージを寄付してくださいました。
また、僕のいる2年3組の人たちは、積極的に話しかけてくれるので
友達もたくさんできたし、、今は大好きなサッカーもできるようになりとても幸せです。
楢葉に帰れるようになるまで、この平二中で頑張っていきたいです。
 2年生 高野君


こんにちは。私は平二中にお世話になり、仲の良い友達もできて充実しています。
それも支援物資として、制服やジャージ、鉛筆、ペン、ノート、消しゴムなど
たくさんの学用品をいただけたからだと思います。
普通なら自分で買わないといけませんが、購入するとなると親に負担をかけてしまいます。
このような時だからこそ、あまりお金を使うのはひかえたいところです。
だから、学校で使うものをたくさんいただき、本当に感謝しています。
平二中は楢葉の友達がたくさんいて、そんなに寂しくはありません。
でも、たった一人で転校し、寂しい思いをしている人もいると思います。
みんなで勇気を出して頑張りましょう。
楢葉に戻れたら、みんなで会って話しをしましょう。
 3年生 加藤さん


以前このブログでも紹介しましたが、本校の野球部も全国からたくさんの支援物資をいただきました。

たくさんの野球用具をご支援いただいたため
これまで様々な形で県内の中学球児や、宮城県の中学球児に届けさせていただきました。

とても丁寧に手入れされたグラブやスパイク、または新品の野球用品が
段ボール箱にきちんと梱包され、運送されてきます。

多くの方々の、「思い」のこもった贈り物・・・
たくさんの方々の熱い思い、温かい思いに感謝しながら
子ども達の手元に届けてきました。

宮城に訪問した際には、高速道路から見える亘理地区や名取地区の光景が・・・
あまりに衝撃的で鳥肌が立ったことを思い出します。
まるでモノクロの景色・・・。
色を失い、人間の営みや自然の息吹を奪われた光景でした。

しかし、どんな困難な状況にある子どもでも
道具を届けると・・・その瞬間は、何とも言えない良い笑顔を見せてくれます。

そして、キラキラした目で道具を手にとり、その感触を確かめながら
野球が存分にやれるであろうその日を想像し
「ありがとうございます」という美しい響きの言葉をプレゼントしてくれます。

「ありがとう・・・」の瞬間に光り輝く子どもの瞳・・
その瞳に宿る光は、子どもたちの成長と共に輝きを増し・・・
やがて強く明るくこれからの未来を照らしてくれると信じています。

未来を担う子ども達が・・・
あのモノクロの景色を、やるせない光景を
やがて鮮やかな希望の景色に変える力をもつまで
私たち大人はがんばり続けなければなりません。


m.watanabe

楢葉中のありがとうの樹 その2

2011-05-19 09:47:21 | 日記
今日は、平第三中学校にいる生徒からのメッセージを紹介します。

楢葉中学校でバスケ部に所属していた、男子3名からです。


★支援していただいた皆さんへ

震災から2か月が過ぎました。千年に一度と言われている大規模地震に加え、誰も想像をしていなかった福島第一原子力発電所事故が楢葉町に大きなダメージをあたえました。

僕は今いわき市にいます。いわき市も地震の被害を受けました。そんな中、平第三中学校のPTA、保護者の方々の援助を受けて、僕は平三中の生徒と同じ制服やカバン、勉強道具で学校生活を送っています。

さらに生徒のみなんさんは、あたたかく僕を迎えてくれました。僕が今できることは、平三中の方々に感謝することだと思います。しかし、なかなか「ありがとう」という言葉を発するのはとても難しいことです。なので、今この楢葉中ブログを使って、感謝の気持ちを申し上げます。

「僕たちのために、ありがとうございます。この恩を忘れずに頑張っていきます。」

★楢葉中の皆さんへ

今はみんながバラバラになっていて、心も体も疲れている頃だと思います。しかし、神様は乗り越えられる試練しか与えません。きっと楢葉中に戻れる日が来ると思います。そのことを信じて、今は互いに頑張っていきましょう。いわき市から応援しています。

3年 田中 修斗



★平第三中学校の良いところ

僕は、福島県にある平第三中学校というところにお世話になっています。平三中は、良いところが2つあります。
1つ目は、友達がとても優しく、フレンドリーな所がいいなと思いました。とても話しやすく、とにかく笑顔があふれるハッピーな友達ばかりです。
2つ目は、先生方が僕たちと同じ目線で何事も考えてくれて優しいところです。授業中わからない問題があった時にも、分かりやすく教えてくれます。なので、分かりづらい授業というのがあまりないところです。他にもたくさんの良いところがあります。

★支援していただいた皆さんへ

私たちのために支援していただき本当にありがとうございます。おかげで支援してくれたバッグで登校でき、支援してくれた服で学校でスポーツをし、支援してくれた文房具で勉強するという、普通の生活に戻れそうになってきています。
その安心感をくれたのは、優しい気持ちを持って支援して下さった皆様のおかげです。
僕たちは元気でやっています。みなさんも体に気をつけて生活して下さい。本当にありがとうございました。

3年 渡辺 陽介



★須釜彩斗です。

僕は平三中にお世話になっています。今回多くの方々からいただいた支援物資を大切に使わせていただいてます。
今回頂いた文房具などを大切に使って、頭が良くなるようにたくさん勉強したいと思います。。
本当にありがとうございました。

3年 須釜 彩斗


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好天に恵まれ、両沼中体連陸上大会が開催される

2011-05-18 15:42:58 | 日記
 18日は最高気温28度と好天に恵まれ、新鶴運動公園陸上競技場において両沼大会が開催されました。両沼地区の各校の代表選手達は、自己の記録向上のために全力疾走していました。楢葉中出身の生徒も高田・新鶴中と別れながらも、それぞれの学校の代表として粘りとがんばりを発揮していました。24・25日は上位7名・7チームが全会津大会に出場する予定です。楢葉中の先生方も大会役員として活躍していました。

  

平二中バレーボール部を見てきました

2011-05-17 16:44:31 | 日記
5月14日(土)、保護者の方から連絡をいただき、
平第二中学校バレーボール部の練習試合を見に行きました。

平二中のバレーボール部には、楢葉中から7人の生徒が所属しています。
体調不良のため、3年生の鈴木さんは欠席でしたが、他の6人の生徒と会うことができました。
6人の元気な姿を見ることができ、大変嬉しく思いました。

試合では、平二中バレーボール部の一員として、
一人一人がチームに貢献しようと頑張っている様子が見られました。
特に、コートに入ったメンバーは、お互いに声を掛け合いながら、
コート内のコミュニケーションを高めていこうとする姿が印象的でした。

また、平二中の顧問の先生のご配慮で、
楢葉中の生徒だけでチームを組んだ試合も見ることができました。
これまでなかなか試合に出る機会のなかった生徒たちも、
精一杯のプレーを見せてくれ、その成長ぶりを嬉しく感じました。


今回、生徒の頑張っている様子を見ることができ、大変感謝しています。

楢葉中学校バレー部として、活動を続けることができなかったことは残念です。
それでも、平二中のバレー部の一員として、チーム勝利のために頑張っている姿を見たとき、
これまで顧問をしてきた者として誇りに感じました。

他の部員の皆さんも、それぞれの学校で、チームの勝利を目指して、頑張っていることと思います。
「楢葉中学校の生徒が入ってくれたから、チームのレベルが上がった」という話が
聞こえてくることを楽しみにしています。
中体連大会まで、あと1か月。
楢葉中学校バレー部の一員であったことの誇りを忘れずに、
それぞれのチームでベストを尽くしてください。



(高田中学校・遠藤)

楢葉中のありがとうの樹 その1

2011-05-16 13:21:54 | 日記
楢葉中のありがとうの樹では、支援を頂いた方々へ向けて、楢葉中生徒からの「ありがとうメッセージ」を紹介していきたいと思います。

その1では、新鶴中学校に在籍している1年生からのメッセージを紹介します。


いろいろなものを寄付していただいたので、そんなに困ったこともなかったので良かったです。
学校で使うもの以外のものもたくさん貰えたのでうれしかったです。
本当にありがとうございました。
1年 小薬 円


いろいろな物を寄付して下さり、ありがとうございました。
教科書や文房具などを貰って、やっと勉強ができるようになりました。
寄付して下さったみなさまのおかげです。本当にありがとうございました。
1年 西山 恵梨奈


最初新鶴中に来たときは制服もカバンも楢葉に置いてあるから何も持ってなかったけど、新鶴のみなさんから制服やジャージ、カバンなどの学用品をすべていただいて、とてもうれしかったです。
会津のみなさんには本当に感謝しています。ありがとうございます!!
1年 小野 恵未

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静岡からの手紙4

2011-05-15 21:04:43 | 日記
みなさんお久しぶりです。お元気でお過ごしでしょうか?
私は、静岡県御殿場市の時の栖さんにお世話になり元気に過ごしています。
御殿場からはとてもきれいに富士山が見えます。

その富士山をながめながら皆で色々語りながら徒歩で富士岡中学校に通っています。
四月に転入してから、早くも一ヶ月が過ぎました。
今は怪我をしていますが、復帰に向けてトレーニングを頑張っています。

富士岡中学校は楢葉中学校と違うところがたくさんあり、大きく違うのは三学期制ではなく
二学期制ということです。
なので、定期テストの回数はへりますが、覚える量が増えてしまい・・・

私は覚えることが苦手なので、授業を真剣に聞いてテストに向けて頑張っています。
学校での生活に少しは慣れましたが、やっぱり楢中を忘れたことは一度もありません!!
一日も早く原発がおさまり、みんなとまた楢葉で会える日をとても楽しみにしてます。
その日まで、皆で一緒に乗り越えていきましょう。


                          JFAアカデミー 北川 ひかる

日本一の富士山・・・
その山を、毎日眺めながら生活できる・・・日本人として最高の贅沢の1つですね。

会津美里町から見える奥羽山系の山々も・・・
それはそれは素晴らしい景色です・・・

いつかそれらの大自然を・・・
そして「最高の光景を!」「再興の光景を・・・!!」

私たち全員が心から感じ・・・楽しみ・・・語り合える日が来ることを信じましょう。

m.watanabe


「元気です!」メッセージ5.13

2011-05-14 20:13:46 | 日記

震災後散らばってしまった楢中生のみなさん。お元気ですか?
新しい学校にはもう慣れましたか?
私は今、いわき市の平二中に通っています。
部活には所属していないので、その分勉強を頑張りたいと思います。
楢葉にはまだ戻れないという報道がされていますが
いつかまた楢葉に戻れる時まで、それぞれ勉強に部活に
精一杯励んでいきましょう。

3年 小松さん

私は今、いわき市に住んでいて平第二中学校に通っています。
平二中は、楢葉中の生徒も多く、楽しい友達もできて、
だんだんいわきの生活にもなれてきました。
毎日テレビで原発問題を見て、現状の大変さを感じながら
私たち3年生が楢葉中学校で卒業できるのかという不安も感じます。
今年は受験生なので、たくさんの心配や不安もありますが頑張ります。
みんなも色々大変だと思いますが、頑張ってください。
楢葉中のみんなとまた会える日を、心まちにしています。
 
3年 矢内さん

私は今、平二中生として頑張っています。
最初転入するときは、友達ができるかなど色々なことを心配していました。
ところが、平二中の生徒はみんな優しく、すぐ友達になる事ができました。
その時は、すごくうれしかったです。
楢葉中学校とは少し違うところもありますが、だんだん慣れてきました。
私は、楢葉中学校でバドミントン部に所属していました。
転入先の学校でもバドミントンをやろうと思っていました。
しかし、平二中ではバドミントン部がありませんでした。
せっかく2年間やってきたのに中途半端で終わってしまうのが一番悔しいです。
本当は楢葉中学校バドミントン部のメンバーで
最後の中体連をいい形で締めくくりたかったです。
でも、みんな状況は同じなので、我慢しようと思います。
いつか楢葉に戻り、そして楢葉中学校みんなと会える時がくると信じて
新しい友達と、今を楽しく頑張ろうと思います。 

3年  菅野さん

こちら、平第二中学校では
楢葉中学校からの転入生と楢葉北小学校・南小学校からの新入生
あわせて36人の楢葉っ子たちが明るく楽しく生活しています。

朝は陸上部や特設駅伝部の朝練に
夕方にはサッカー部、野球部、バスケットボール部、バレー部、吹奏楽部など
様々な部活動に所属し、積極的に活動しています。

着ているジャージの色は違えど、所属する環境は違えど・・・
たった1度の中学生活を、それぞれのステージにおいて・・・
悔いの残らないものにして欲しいと願っています。

平第二中学校の1年生(楢葉出身)の皆さんからメッセージが届いています。

「みなさん元気ですか?私たちはとても元気です。
     みんなで、笑顔と元気を大切にして力をあわせて頑張りましょう!!!!」

m.watanabe