(川越氷川神社本殿)
山上憶良の歌碑として、川越の氷川神社境内の柿本人麻呂神社の横にある。
『父母を見れば尊し、・・・』
(巻5-800)
(明治16年建立)
(文字が良く見えないのであります。揮毫:中島与十郎)
歌は『惑える心を反えさしむる歌』といわれるもので、山上憶良が筑前国司として国府に居たときの作である。(728)
(柿本人麻呂神社がありその横に碑がある)
帰り道江戸時代、川越城の堀跡のごく一部が復元されていたので写真に収めたのです。
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<o:p>(21年9月(左)と22年4月(右)は同じところから写した写真です。これは復興という破壊ではないでしょうか)</o:p>
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(小江戸としての川越は観光に力をいれているのですが?)
(川越城本丸御殿:現在は修理中です)
川越となんのゆかりもない歌碑がなぜここにあるか?である。
この歌の述べている内容を、自分や近辺の者への教訓・川越の豪商たちの間で共感を得ることが多かったのであり、古さの上でも体裁の上でもまた、内容でも衆人の心を納得させるものであったとしている。
奈良県は大和五條市のバンドなんですが、山上憶良の貧窮問答歌を見事に歌い上げてみえます。(曲作りではこの長歌ですからご苦労されたようです)是非風の善さんに聞いていただきたいものです。ちなみに8月28日に平城遷都祭のまほろばステージに登場されますよ。私もこの日はスクーリングは入れずにに駆けつけるつもりでいます。
憶良さんの何時も庶民目線の感覚はどこかの国の与党や野党さんにも教えて差し上げたいものです(笑)
吉野の桜もこの土日が見ごろで、今年もさくらは見納めになってきました。このところ善さんの万葉散歩に春の訪れを感じています。
久しぶりにコメントさせていただきました。
というのも、本日やっと卒論計画書を提出したのです。4989しながらも一息ついたところですが、5月の合否が不安でです。
計画書段階での足踏みとは、レベルの低い話ですが私にとっては難事業なのです。
善さんには卒論のご指導をいただきありがとうございました。秋には笑顔で05Mの会参加したいものです、引き続きよろしくお願いします。
山上憶良については、まるっきり知識がありませんでした。この序文に『心の迷いを直させる歌一首』「或る人有り、父母を敬ふことを知りて・・・」(ある人がいて、父母を尊敬することは知っているのだが、孝養を尽くすことを忘れ妻子のことは考えないで、あたかも脱ぎ捨てた履物よりも軽んじ、倍俗先生と自称している。・・・)と続くのですが、世相を良く表し戒めているのです。奥がふかいですねえ!
計画書大丈夫ですよ、ゆっくりやってください。
関東地方の桜もここへきて、そろそろ散り始めました。今年は長く楽しめました。