いるま・風の善さん

中高年オジンの趣味と遊びの日記です。

三国街道(新潟編)と奥只見湖ドライブの旅

2024年05月27日 | 文化財・史跡

 三国街道の内、群馬・新潟県境の三国トンネルから終点の寺泊港の主要地(一部)と、新緑の福島県境奥只見湖をドライブしてきました。江戸時代の面影の残る宿場を巡る旅の予定でしたが車で行けるのには限度があり単なるドライブの旅となった感もあります。

(三国トンネル群馬県側入口・右は旧道)

 

(三国国境付近・上州永井宿の道標 と 会津白虎隊剣士の碑)

 

(上越国境付近自然遊歩道案内板 と 三国峠登山道)

三国トンネルを抜けて冬場は賑わう苗場・湯沢の静かな旧国道17号スキー場から本道に出ると、塩沢紬の宿場町(塩沢宿)牧之通りに出ます。

 

(JR塩沢駅前と三国街道塩沢宿牧之通りガイドマップ)

 

(きれいに整備された塩沢宿牧之通り)

(店舗や民家がタイムスリップしたような面影をとどめた景色です)

 越後三山の麓、魚沼には幕末の彫刻家、石川雲蝶の彫刻が多くあると聞き、西福寺開山堂と根小屋永林寺を訪ねました。(案内によると石川雲蝶は東京雑司が谷の人で、縁あって越後に多くの作品を残したとありました)

 

(西福寺案内図)

 

(西福寺本堂)

 

(雲蝶が仏像を彫っている銅像)    (赤城山・せきじょうざんと読みます)

本堂の横にある開山堂、屋根は茅葺二重層、上部は入母屋造り、正面は唐破風向拝を有し雲蝶の彫刻が施されている。

 

(西福寺開山堂・建物全体を保護するため大きな覆いで守られています)

  

(開山堂の彫刻 ) 

赤城山西福寺・開山堂は内も外も雲蝶の見事な彫刻であふれていました。

  

 (天井彫刻・内部は撮影禁止でしたのでパンフレットから掲載しました)

 同じ魚沼市根小屋城跡の下に曹洞宗永林寺があります。ここも雲蝶の作品が多数あるということで寄ってきましたが、時間の都合で外からの拝観で済ませました。

 

(魚野川の流れと残雪が見える福島県境の山々)

  

(石川雲蝶彫刻のパンフレット写真と永林寺本堂)

 長岡市関原町・信濃川左岸段丘上にある縄文時代の大規模集落(約5,000年前)馬高(うまたか)・三十稲場(さんじゅういなば)遺跡があり、隣接して火焔土器の発見地展示の県立歴史博物館(馬高縄文館)として保存管理されていました。

 

(信濃川流域の火焔土器の遺跡群案内図)  (長岡市の遺跡地区)

 

(新潟県立歴史博物館と隣接する馬高・三十稲場遺跡案内板)

 

(博物館内の展示 火焔土器)

 

 

新潟・小地谷・魚沼地区はヘギそばが名物、初日の昼食はこの地区で頂きました。

(昼食は小地谷地区のヘギそば)

 長岡市からさらに北、寺泊と新潟市の間に越後一宮として名高い弥彦神社が鎮座します。

 

(弥彦神社入口)

(弥彦神社本殿前にて)

 

(弥彦神社本殿にて、善さんは35年前と15年前と今回で3度目です)

 弥彦神社の西、燕市国上に越後最古の名刹と言われている「くがみ山国上寺」があります。

 

(お寺の横は国上山の登山口で鳥居がありました)

(国上寺本堂と壁画)

 

国上寺は山の中にあり、渓谷をまたぐように大吊橋が架かっています。

  

(国上寺千眼堂吊橋・長さ124m、渓谷までの高さ35m)

 

(千眼堂吊橋・長さ124m、渓谷までの高さ35m、吊橋は少し揺れます)

 中山道高崎宿から三国街道終点の寺泊港に着きました。江戸時代はこの先、船で佐渡に渡り金山の金を江戸まで運んだそうです。

  

(寺泊港から鮮魚店の土産物街)

 

(鮮魚販売店の2階で、この日の昼食後、出雲崎経由して湯之谷に向かいました)

今回の旅は2泊3日、燕三条のビジネスホテルと湯之谷大湯温泉温泉旅館「かいり」に宿泊しました。

1泊目(5/23)

 

(新幹線・燕三条駅は、南側が三条市、北側が燕市で駅周辺はかなり整備されていました)

 

(宿泊したビジネスホテル11階からは日の出が観られました)

燕市の中心街であったJR燕駅は新幹線の駅に主力が写り、閑散とした駅(無人駅)が寂しく目に映りました。

 

(広々とした燕駅前と無人化された寂しい駅のホーム)

2泊目(5/24)は、湯之谷温泉渓谷にある「大湯温泉・源泉湯かいり」に入り静かな温泉♨が楽しめました。

  

(渓谷にある温泉宿)

 

(平日のこの時期、客も少なく、源泉かけ流し風呂や露天風呂を独り占め・・・3回入りました)

 

(旅館の夕食と朝食、料理も新鮮で食べ過ぎでした・笑)

 最後の日は福島県との県境、奥只見湖を廻って帰りました。(奥只見シルバーラインは奥只見ダム工事の電源開発工事道路、約30キロの内20キロがトンネルです)

(トンネル内は暗く、気温も10℃~11℃でした)

 

(奥只見のダムサイト、駐車場500台OKで秋は相当混雑すると思われます、善さんは数年前の秋と2回目です)

  

(ダムサイトに歩いて登れますが、リフト状のスロープカー@100円で楽をしました)

 

(遊覧船乗場、数年前秋の紅葉時に乗ったので、今回は時間の都合で乗らずに帰りました)

 

(5/23日は満月・フラワームーンでした)(魚沼・只見線沿いにある玉川酒造の玉風味)

 今回の旅は、無理をせず宿だけ決めた気ままなドライブ旅行になりましたが、新潟県内は一般道中心に走行したので、思わぬ収穫もあった旅でした。


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2 コメント

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お疲れさまでした! (M.oka)
2024-05-29 15:09:39
 二泊三日の旅、お疲れさまでした。
まだまだ、長距離ドライブ、楽しんでますね。
 塩沢宿、ゆっくり歩いてみたくなりました。
色々な、沢山の写真撮影、行った気分にさせていただきました。
これから、梅雨入りやら、台風と、気候不順ですが、
御元気で、お過ごしください。
返信する
m,okaさんへ (風の善さん)
2024-06-01 09:24:12
コメントありがとうございます。
三国街道は昨年群馬県境まで(永井宿)まで行ったので、今回は塩沢宿~終点の寺泊港まででした。
ツアーで行くのでは無いので、勝手に調べて適当にコース変更する楽しみは、その場所に行ってみて楽しんでおります。
行ってみると田舎ほど驚きの場所が発見できますね。
後10年若かったら、もっと探索できたかも知れませんね。(笑)
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