無題そのじゅうろく

今朝はひどい暴風雨だったらしい。寝ていて気づかなかったが、早朝に仕事に出掛け、昼前に帰ってきた妻が、いかにひどい雨風であり、にもかかわらず、いかに俺が眠りこけていたかを、いささか恨みがましい口調で話してくれた。

いつもは二人とも四時起きで、五時前には家を出るから、天気予報で『雨は早朝だけ降ります』などと言われても、たいてい降っていたりする。それぐらいならまだいいが、『雨は早いうちにザッと降りますが、早朝だけですので、傘は持たなくても大丈夫です』というようなことを言われると腹が立つ。何が大丈夫なのか。現に降っているのだ。雨が降っていれば傘はいるではないか。それのどこが大丈夫なんだ。朝早いからと、いい加減なこと言うと承知せんぞ。今度言ったらガツンだからな。

妻へ
ガツンと言ってやりました。また早朝に暴風雨でも、二度と天気予報にいい加減なことは言わせません。心置きなくお出かけください。わたくしも、心置きなく、全力で眠らせていただきます(笑)。