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フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在23年。22才長女、20才息子、9才末娘のお母さんである私の毎日ー

ブルネイに出稼ぎに行く事になったメイドさん

2012年11月29日 02時41分02秒 | フィリピン人使用人関係
日曜の夜から家で働いてる家のメイドさん(21才)がブルネイに出稼ぎに行く事になって突然辞める事に・・。

一体ブルネイってどこ・・?
凄い金持ちの国で(石油だか天然ガス?のお陰で)家々が金で出来てるとか(そうフィリピン人が言う)
マレーシアの近くってくらいしか知らない。

そして桜の昔のバレエの先生夫婦がバレエ教師としてブルネイに働きに行ったけど
あまりにも窮屈な(退屈な)暮らしに堪えられず
数ヶ月で戻って来たって事くらいの情報しか持ってない私。

そもそも彼女、海外出稼ぎの申請していたのに
待ってる間、給料がないのはきついものだからってメイドの紹介所にも申請したわけで
ちょっとずるい感じ。

面接の時に

「海外に出稼ぎに行く予定はないの?」

とちゃんと聞いたのに否定したんだから。

昨日突然、出稼ぎ斡旋業者から面接に来るように言われたとか。
3時にパサイ市で面接なのに私に話したのは午後12時半。
(本当は昨日から連絡が来てたのにギリギリまで言わないフィリピンのメイドさん、どこもきっと似たり寄ったりですよね)

「それならもう出ないと間に合わないわよ。」

って言ったのにのんびりしてるから
ま、遅れても私のせいじゃないし、と思ってたら
何と図々しくも桃ちゃんのお迎えにオルティガス駅まで便乗して家の車に乗って行った。

「ブルネイで何するの?」

と聞いたら本当か嘘か知りませんが

「日本料理屋のシェフです。」

だって。

「へ~お料理出来るの?」って聞いたら「はい、日本料理作れます。」と自信満々。

彼女が言うにはお給料は月に3万ペソ(約6万円:$735)だそう。
フィリピンでは大卒でコールセンターで働いてもこれだけ貰えませんね。

いや、でも掃除もトロイし、きちんと出来ないし・・。
今まで何人か元海外出稼ぎで外国でメイドしてたって人を雇ったけど

「まあ~外国の雇い主もこんな質で我慢しなきゃいけなかったなんて可哀想に」

と思えるほど仕事が出来ない。

やっぱり海外から人を雇うって難しいでしょうね。当たり外れがあっても返却出来ないだろうし。

フィリピンに住んでいる私から見たら
元海外出稼ぎでメイドしてきた人はプライドだけは高いけど仕事は大して出来ないから使い物にならない。




実は彼女を面接して連れて来た日の朝、55才のメイドさんが辞めたのです。



このおばさんです。




彼女を辞めさせるつもりはなかったけど
とにかく仕事が出来なかったので色々はっきり指摘していたら

「年下から指摘されるなんて嫌だ」と辞める時に言ってました。

フィリピン人はこんな風に年下から言われるのを気にする人が結構います。
特にメイドさんみたいな貧困層の人達。

彼女を雇う時

「私より年をとってるけどいいの?私は言う事ははっきり言う方なんですよ。」

と聞いたけど、その時は多分就職したかったからか

「はっきり言ってくれる方が良いです。年なんて全然関係ないです。使われる身ですから。」

と言ってた・・。

彼女、一応、お料理専門(特にメイドと運転手の料理担当)ってことで雇ったのだけど
火を付けたまま居なくなるし、
ケチャップ持って来てと言うと醤油を持って来るし
野菜も切れないし、老眼だからって皮むきも出来ない。
(自分でやる方が早いからいいけど)

市場からメイドさん用の魚を買って来るとそれを冷凍庫にしまわないで3時間も床掃除してるので南国だから魚が腐っちゃう・・。
それを指摘すると魚より掃除が大事です、なんて言う人でした。

私たちが日本に行ってる間、冷蔵庫を全て解凍して掃除したそうなのだけど
1つの新品の冷蔵庫がその後、漏電するようになって
ドアに触ると感電するんです。
ちょっとだけビリっと。

実はこのおばさん、小学校をちゃんと出てないので半文盲。
今まで半文盲の方を雇って上手くいった事がないので雇いたくなかったのだけど、
メイドの紹介所の人が絶対に保証すると言って雇ったのです。





こんな風に荷物を全部広げて「中身を確認して下さい」って朝起きたら言ってきました。
辞めるのは構わないけど
メイドさん達っていつも突然。

計画を立てるとか、人生設計とか一切ない
心の向くまま~なんですよね。

それにしてもフィリピン人は世界中に出稼ぎに出てますね。
出稼ぎ労働者からのフィリピン本国への送金は2011年、$20,117,000,000だったそう。
$1(米)=81円で計算すると1兆6294億7700万円
情報元記事(英文)

以前も書きましたが
この仕送りに頼って働けるけど働かない人もいますし、
学力意欲が削がれてる場合もあるんですよね。

誰かに頼って生きる方が楽でいいや~ってここでは多くの人の憧れだったりするのですが
これって日本では違いますよね?

まあ、家のメイドさんみたいに若い子は怖い物知らずな感じで海外に働きに行っちゃいます。

そう言えば先日、NHKでドバイ(アラブ首長国連邦)のホテルで働く日本人女性が紹介されていて
彼女の給料は月4万5千円でした。
食事はホテルで出るからかからないって言ってましたが。

ドバイって以前新聞で見たのですが仕事するには現地のスポンサー(保証人みたいな人?)が必要だった気がします。
しかも仕事を転職するには前の雇い主からの許可書が必要なので転職はかなり大変みたい。



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<どうでもいい菜の花家の食卓>



フィリピンで売っている鮭って脂のノリがイマイチなのです。
ニンニク・オリーブ油でちょっとだけ火を通して・・・









タルタルソースとチーズをのせてオーブンで焼いたらちょ~っと色が付き過ぎでした。
(タルタルソースは別の皿にして好みでかけるようにし、鮭はただのワイン蒸しの方が美味しかったかも)

 → 私にとっては失敗










ハム、みかん、松の身の単純サラダ。












先日のチキンの煮込みに生クリームを入れてシチューにしちゃいました。





I tried cleaning the floor using the technique taught in NHK Asa-ishi, and the floor turned out super duper clean!!
Three towels together and it worked!
My maids use floor mop, but it never made the floor this clean.
Now I feel like I don't need domestic helpers anymore when it comes to cleaning floor.



いつもありがとう御座います!