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フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在23年。22才長女、20才息子、9才末娘のお母さんである私の毎日ー

フィリピンで眼鏡を作る(長文)

2014年03月09日 02時59分32秒 | フィリピン病院関係




最近ネットの調子がまた悪く、
パソコンをしててもサクサク進みません。涙

そして桃ちゃんは来週から学年末試験・・なのに
先週の土曜日に40℃の熱が出てからまだ体調が悪くて
学年末で課題や試験が沢山で絶対に休めないと言って学校には行ってるんですが
帰って来ると夕飯も食べないで寝るような感じでした。

やっぱりまだ本調子じゃないみたいで、
昨日は耳が痛いと言うので
かかりつけの耳鼻科がないので病院に行って誰でも良いから耳鼻科の先生・・
と聞いて3人ほどその時間に診察してる医師が居たので行ってみると
(フィリピんは個人経営の医師が病院に間借りしているので時間がまちまち)
一人は患者が19人待っていて5時間~7時間待ちますと言われ、
2番目に行った人は患者がゼロでしたが
中耳炎ですよ、とちゃんと診断してくれて
アレルギーもあるからと点鼻薬もくれて
全く悪くなかったです。

せっかく病院に来たので
最近、黒板が見えないと言う桃ちゃん、眼科にもかかりました。
すると視力が落ちていて
眼鏡の度数が両目とも0.50なので多分日本で言ったら0.8くらいなのかしら。
眼鏡が必要です・・と言われてちょっとショック。

9才なので視力は回復しないと言われましたが
進行を食い止める為に(見えないと余計目が緊張するから)眼鏡が必要と
眼鏡をそのお医者さんのところで作りました。

その先生が言うにはテレビとか本などよりも
パソコンやタブレットが目に凄く悪いそうです。

上の子達の時代はタブレットはなくて
ゲームボーイとかプレーステーションとかでしたが
それも長女が12才、息子が10才までは買いませんでした。
(買えなかったせいもある)

長女桜は本が大好きだったけど
眼鏡を作ったのは大学に入ってから。

息子はゲーム大好きだったのですが
それでも中学2、3年生だったか。

桃ちゃんはまだ9才だけど
彼女の時代は早くからiPadが出ていて
やらせないようにしていたのですが
旅行などや普段も渋滞だったりしてつい与えてしまったり
その後もずるずると気づくと遊んでたりして
特に家でメイドさんと留守番してる時など・・・。

桃ちゃんってテレビも見始めると止まらなくなっちゃうんですよね。

特に私が買い物とかで居ないとテレビとかタブレットにおもりしてもらう感じでした。

黒板が見えない・・と言い始めてからは
タブレットは10分、
テレビは20分と決めてタイマーをセットしてました。

かかりつけの眼科がなかったので
桃ちゃんを眼科に連れて行くのがちょっと遅くなってしまったけど
今回、良い先生に出会えたので良かったです。

視力を計るのに点眼で目の緊張を解いてから計ってました。


眼鏡なんですが、
私はフィリピンで眼鏡を作るのをちょっと躊躇していました。

それで日本でいつも作ってたんですが、
前にその事をブログでも書いて読者の方にコメントで色々教えて頂いたりして
眼鏡に関してはかなり考えが変わりました。

私は眼鏡チェーン店のような所で眼鏡を今まで作ってたんですが
やはりどんな眼鏡を作るか
眼鏡をどういう風に使うかは
きちんとした所で専門家によって作ってもらうのがいいんですよね。

そもそも視力を計ったり
眼鏡の度数を決めるのでも
やる人がやると全く違ったりする感じなのです。

それで最後に日本で作った眼鏡は遠近両用なんですが
「近」の部分がものすごく狭くて
「近」の度数は前の眼鏡と同じなのに
「遠」の分が広過ぎて
手元が殆ど見えない状態。

「近」の部分を使おうと思ったら
眼鏡をかなり鼻の上の方に押し上げて
さらに首を上げてじゃないと見えない。

それで結局は古い眼鏡をずっとかけ続けてました。

でもせっかくパソコン用のコーティングもしてもらったのに勿体ない~。

ずっと前に桜が「ママ、カリエドって所で眼鏡作ると安いよ~」と言うので
ダウンタウンにあるキアポの近くなんですが
わざわざ桜と電車で行って眼鏡を作ったけど
安いと言ってもやっぱり遠近は6000ペソ(14,000円)ほどして、
しかも合わない眼鏡で一度も使わず・・。

次にモールの中にある眼鏡屋さんに聞いたんですが
そこはインドネシアだかに発注していて
私が日本で作ったような薄い眼鏡は出来ない、
似たような感じで一番安いのは16,000ペソ(37,200円)、
しかも度が合わない場合に作り直すのは有料とかで
作りませんでした。

今回、桃ちゃんだけが眼鏡を作る予定だったんですが
眼精疲労で車の運転など出来ない状況がもう2年以上続いてるので
ついでに診てもらうと
中国人の女医さんだったんですが
私は眼鏡作りは自信があるのよ~と勧められて
ピアノの楽譜が見えないので
遠近の「遠」の部分をピアノ用に、
でも歩いて買い物くらいは支障ない眼鏡を作ったらどうかしら、
と勧められて・・・

つい作っちゃいました。

眼精疲労も日本では近所の眼科にかかっていて
薬も結構余分にもらってきたんですが
結構お年寄りの眼科医で
ルチンを増やすというドライアイの治療薬と
アレルギーの点眼薬ですが
全然良くならず・・・。

今回、見てもらった眼科医は日本の製薬会社が作ったという
ドライアイを治療する飲み薬と点眼薬をくれて
やっぱり日本でも近所の医者で治らなかったら
別の医者を捜すとか
大きな病院で診てもらうとか必要だったかもしれませんね。

桃ちゃんが眼鏡を作る事になったことにちょっとショックを受けている私ですが
桃ちゃんはあまりショックを受けてなくて
今のところは格好いいくらいに思ってるみたいです。
それよりも黒板が見えなかったのが見えるようになるのが嬉しいようで
困ってたんですね。

主人も近視だったけど
レーシック手術を受けたので
今は老眼で近くが見えないようです。
ただ老眼鏡を認めたくなくて拒否してるので眼鏡は作ってません。
作るんだったらこの眼科医を紹介しようと思います。

主人は毎週自転車で遠乗りが趣味なので
レーシックは正解だったと思いますが
私は眼精疲労もあるし眼鏡でいいです。

結局、値段もそんなに高くなくて
桃ちゃんのと私ので1万ペソ(23,000円)くらいでした。


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<フィリピン大学音楽部の実技試験>




今日、桃ちゃんをギターのレッスンに連れて行ったら
フィリピン大学音楽部の入試の一部である実技試験が行われてました。

でも変ですよね。
フィリピン大学の合格発表って1月に既に済んでるんです。

ま、不合格でも実技が良ければ受かる場合もあるって桜が前に言ってたけど。
(本当かどうか知りませんが)

お昼休みで待っていた高校生達はこの写真を撮った時には居なくなってましたが
ずら~りとこの椅子に座っていたんですよ。

考えてみると音楽部がある大学の中で
一番、月謝が安いのがフィリピン大学。
それで受験生も多いのでしょう。

フィリピン大学は納税証明によって6つの段階的な授業料になっているので
お金がない人は殆ど授業料がないし
ローンも組めるし、
奨学金などもありますから。

息子が入学した時のオリエンテーションでも

「お金がない理由でフィリピン大学で勉強出来ないということは絶対にありません」

というチラシを貰いました。

もっともフィリピン大学の音楽部って
練習室がないので廊下で練習してる人が多いんですが
これでよく受かった~と思う音が飛び交っていて
私の時代、日本では小学生でもものすごい上手な子がいたんですが
(シューベルトのソナタとか弾いてる子いました)
もしかしたら音楽教育科で副科で他の楽器を取ってるだけかもしれませんが、
やはり音楽関係のレベルはまだまだかもしれませんね。

あとお金がある人はフィリピン大学じゃなくて
私立の音楽部に入れる人もいるでしょうし。

前にマニラで日本人の先生にピアノを習っていた時に
日本から芸大の先生がいらして
公開レッスンをされたんですが
フィリピン大学の学生の態度があまりにも酷くて
(携帯でメールしてるとか)
恥ずかしかったと先生が嘆いておられたので
あ~それ分かる~と今は息子が通ってるので納得なのです。

セントスコラスティカの学生の態度は凄く良かったそうです。

フィリピン大学の卒業生で

「僕は大学には何も教えてもらってない。
自分で自分を教えただけだ。」

と言ってる人に何人か会った事があるし。

息子が今落としそうなエンジニアの先生も
全く授業しないで試験だけするそう。
もっとも息子が落としそうな理由は1つのテストでサイエンス計算機を忘れたからですが、
その先生が教えないので
もう落第者続出だとか。

フィリピンサイエンス高校も似ていて
自分で教科書読めば~ドリル問題も何処かで探して勝手にやって答え合わせすれば~と
先生は何もしてくれなかったので
そういう先生にあたっても
息子はカルチャーショックはないんですけど。

むしろ息子なんかは

「そんなんで先生を責めるのはお門違い。」

と、さすがフィリピンサイエンス高校でそう習ってきただけの事はあるんですが。
(それが良いとは思ってませんが)

音楽部はまた違うので分かりませんが、
主人の時代からフィリピン大学は

「You educate yourself system」だったとか。

なので桃ちゃんが5才頃だったかにちょっと行ったフィリピン大学卒業の英語の先生は
ものすごく偏った考えの人達で
自分で勝手に教育はこうって決めつけていて
アルファベットや数字の書き方も絶対にこの書き方、
数字の8ならホットケーキを2つ重ねる、
つまり丸を2つ書くとかで
絶対に一筆書きは認めないとか言い張ってて
こういうの見ると何の為に大学に行ってるのか
教授達がある程度は導く為なのに
学生だけに任せてるからこういう卒業生が出て来るんだろう~
と直ぐに辞めさせましたが
フィリピン大学卒業だから良いと思って信じて行かせてる親もいて
繁盛してました。

エンジニアなんかはよく聞くのは
国家試験の点数などはそんなに良くないけれど
実践には強いとか。

でも国家試験で良い点を取るように教えてる大学だって
悪くないと思うんですが。

実践は後からでも追いつくし・・。
と思うのは日本人的かしら。

理論で点が取れないって
結局、きちんと授業で教えてないってことですよね。

やっぱり私立はそれなりに高いけど
良い先生を確保してるんじゃないかなと思います。

あとは人材(学生の能力)ですが
これは何処の大学と言うよりは
元々優秀だったら何処でも優秀だと思うので。


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<どうでもいい菜の花家の食卓>



メイドさんがビーフン炒めを作ってくれたので
鶏のレバーとセロリを入れて炒め直しました。
ついでに大好きな生姜も。

私はものすごく沢山の生姜を毎日食べるので
それで風邪引かないのかしら。

それとも日本のことわざの馬鹿は風邪引かない部類か・・。






マニラで流行っている麻疹と修飾麻疹

2013年12月15日 04時01分53秒 | フィリピン病院関係




どうやら私と桃ちゃんは麻疹(はしか)に罹ったみたいなんです。

ちょっと前にマニラ在住の方のブログで麻疹が流行っていると日本人向け新聞に書いてあったとあって
たまたま家のメイドさんが麻疹にかかったと言ってたので

「やっぱり流行ってるのかしら・・・」

と思って、でもその時には自分が罹るとか思ってませんでした。

私は麻疹の予防注射は1才の時に1度しただけなんですが
それでも予防注射してあったし、
桃ちゃんの場合は1才と、4才と2度してるから。
(桃ちゃんは3回目をやる予定だったんですが忙しくてやってませんでしたが)

で、ネットで調べると予防注射しているのに麻疹に罹ると軽く済んで麻疹全部の症状が出ない事が多いので
「修飾麻疹」と呼ぶらしいんです。

詳しくはこんな説明がありました。

「修飾麻疹(ウィキペディア)」

「東京都感染症情報センター」




と言うか、そもそもそのメイドさん(19才)が具合悪くなる前に他のメイドさんも3人次々と風邪を引いていて
寒気がするとか、熱があるとか、頭痛がするとか、喉が痛いとか言ってたのです。
風邪の後に発疹も出なかったし
彼らは麻疹じゃなかったと思います。

4人目にそのメイドさんが具合悪くなったので
一緒の部屋で寝てるし、うつったのね~と思っていたんですが
どうも日曜日にお休みを貰って遊びに出かけた時に何処からか貰って来たみたいです。

彼女、最初から凄く具合悪そうで
殆ど食事もせずに寝てばかりで
あ、でも彼女の実家はレイテ島で先日の巨大台風の直撃を受けて家が壊され
お金をいとこに預けて送ってもらおうとしたら使い込まれてしまって
それもあってショックだったのだろう・・
くらいに思っていたのです。

でもさすがに1週間その状態だったので
酷いインフルエンザにかかったのかしら、
それとも田舎の実家が心配で・・・などなど考えて
工場で働いているお姉さんが首都圏に居るので
お姉さんも下宿してる身なので彼女の世話は出来ないかもと思いつつも
やはり一度帰しました。

そしたら4日後に戻って来て

「麻疹でした~。」

ってまだ発疹が残ってると言いながら突然戻って来たのです。

その時は11月末で
うちはフィリピン風に15日と月末が給料日なので
多分彼女は給料がどうしても欲しくて無理に戻って来たんじゃないかしら。

でも彼女が「はしかだった」と言っても
実は半信半疑でした。

フィリピンは麻疹の予防注射は無料なので
田舎まで行き渡ってるかは分かりませんが予防注射受けてる子は比較的多いのです。

それに彼女は医者にかかって麻疹と言われたわけじゃなかったし、
発疹の出る病気は風疹とか手足口病とか色々他にもありますよね。

もっとも手足口病だったらもっと怖いけど。
(怖いって言うか口内炎とかで食べ物が食べれなくて辛いんですよね。)

あと発疹がまだ残ってると言ってたけど
見た目には分かりませんでした。

それにその前に1週間も家に居たので
一番感染力が強いカタル期には家に居たわけで、
もうその時にうつってた可能性もありますが、
多分彼女が家に戻って来て12日くらいで私は症状が出てきました。

もっとも私の症状は全身の筋肉痛だけで
喉が痛いとか、鼻水が出るとか、頭痛がするとかはなし。
熱も殆どなくて寒気がちょっとして
アセトアメノフェン(鎮痛解熱薬)を飲むとちょっと汗をかいて数時間は気分が良くなって
の繰り返しでした。

ただ子どもの送り迎えなどして無理してたからなのか
症状が出てから3~4日目は熱は37度3分と低いのに
本当に辛くて、体中痛いので這うようにして家事してました。

こんな体が痛くて落とした物を拾うのすら、体の向きを変えるのすらスローモーションでやってても
主人はご飯が出て来るまでテレビを見て待ってて
食事を出したらワインは、ワイングラスは~って
なんかはったおしたくなりましたよ~。
世の中の殆どの夫は自分が病気な時は死にそうになって看病されて当然って感じなのに
奥さんが病気でも家事、育児は普通にこなすのが当然って思ってるみたいですよね。

それはさておき、
5日目にすごく楽になってやっと普通に動けるようになってほっとした~と思っていたら
足の太ももの色白の部分に小さい赤い発疹が沢山出ていて
よく見たら全身に出てました。
境界線ははっきりしていて痛くも痒くもなかったのが
夜になって手の平と足の裏だけがものすごく痒くなって
そこだけ汗疹が出来まくった感じで(実際には汗疹じゃないんですが)
見た目にも触っても分からないけど
皮膚の表面がじんじんする感じ。

桃ちゃんは水曜日は普通に学校に行ったんですが
学校に迎えに行くと熱があって、
その時にはもちろん麻疹だと思ってなかったんですが
それから結構な高熱で、
鼻水とか、吐き気とかで殆ど何も食べたくない状態。

それでも土曜日の朝に熱が平熱に下がって機嫌も良かったので安心したんですが、
私が金曜日夜に発疹が出たので小児科に連れて行くと
私も桃ちゃんも麻疹ですって言われました。

しかも熱が平熱だったのは土曜日の午前中だけでまた午後は高くなったので
なんか麻疹特有ですよね。

その小児科医によると今、麻疹がすっご~い流行っていて(流行るは英語でエピデミック)
その先生が働く国立小児病院など歯止めがかからないほど
どうなってる~ってほどの罹患率だそう。

でもこの先生の場合は血液検査するとかそういうのはないです。
診察と私の話しだけで「麻疹です」って言う事でした。

実際には麻疹なのか、麻疹に似たウィルス性疾患なのかは不明だそうだけど
どちらにしても治療法は同じだし
発疹がある間は集団感染を広げるので絶対に学校に行かないようにと言われました。

修飾麻疹って言葉があるくらいなので
ワクチンしても免疫がつかない、または少ししかつかない場合ってあるんですね。

ワクチンの種類によっても違いますし(生ワクチンとか)。
多分普通は生ワクチンじゃないんですよね。
反応が強く出過ぎてアナフィラキシーショックとか危ないからじゃないかしら。

月曜日~木曜日まで桃ちゃんは期末テストなんですが
この調子だと出れません。
と言うか具合悪いので何も勉強出来ない状態。
例え治っても突然試験に行くのはちょっと大変かも・・・。

ネットで見ると発疹消失後4日までは学校に行かないとあったので
やっぱり2日後の登校は絶対に無理そうです。

予防接種もさっきリンクした東京都感染症情報センターには3期は中1の学年に相当ってあるし
決して桃ちゃんの予防接種が足りなかったとは思えないんですが
免疫の付き方は人によって違うのでしょうね。

桜は多分3回ちゃんと受けたと思います。
いや、もしかしたら4回受けさせたかも。
長女だったので神経質に受けさせてたんです。
それでも怖がっちゃって近づいて来ません~。

ま、その方が安心でいいですけど、
多分桜はかからないと思います。
かかるならもっと前にかかってますよね。

あと私は桜の物だけじゃなくて
食器とか家具とか
とにかく直接触らないようにしてます。
幸い私はくしゃみ、咳、鼻水など一切ないし。

他のメイドさんも本当の麻疹をやった人は全員大丈夫で
主人も小学生の時に麻疹で学校を休んだと覚えていて大丈夫でした。
主人の頃って予防接種の無料配布とかなかったんでしょうか。

接触して何時間だか以内だったら急いで麻疹の予防接種するのも効果あるらしいです。

でもこれだけ流行っていると何処で接触したか気づかないで感染してしまうかもしれませんね。
そうなると防ぎようがありません。

修飾麻疹でもかかってしまえば生涯免疫になるとは言え、
わざわざ罹る事はないので
今、人ごみなどを避けた方が無難ですね。

うちのメイドさんも外で誰かにうつされてきましたし。

麻疹なのか、修飾麻疹なのか、なんちゃって麻疹なのか分かりませんが
気をつけましょうね。

(17日に家でやる筈だった息子のハイスクール保護者仲間のパーティーは
今日事情を話してキャンセルしました。残念。)






医者探しで一苦労

2013年10月14日 02時51分45秒 | フィリピン病院関係



金曜日に医者探しで大変だった話しです。
つまらないお話しかも・・・。

木曜日の午後、桃ちゃんが体操で後ろでんぐり返りをした時に
左膝を痛めてしまったのです。

伸ばしてると痛くないと曲げると痛い・・と言って
歩くのも左だけ真っ直ぐのまま歩行、
シャワーするのでバスタブに入るのも左足が曲げられないので一苦労。
(うちのシャワーはバスタブ内なのです)

たまたま金曜日、学校がお休みだったので
うちの近所にあるフィリピン整形外科の分院に午前中に連れて行きました。

でも・・・医者が居ませんでした。

台風が来てたからかも・・・。

秘書が一人だけ居て、
午後2時~4時だったら医者が来るかも、
それか明日の午前10時~11時ですけど、
あなたが来るなら医者に連絡して、
それで医者が来るか決めますから、
と言うのです。

でもその日は遅くまでCCPホールでバレエのリハーサルがある桜に運転手を使わせてあげることにしたのです。

私が運転して連れて行くのは全く問題ないのですが
その医院があるビルの駐車場はいつも満杯なので
運転手が居ないと実際に行くのは不可能。

虎次郎は午後1時から大学で試験だと言ってたので
桜が虎次郎を大学に落としてくれて真っ直ぐリハーサルに。

虎次郎には大雨だったけどジープで帰宅してくれるように頼みました。







やっぱり膝が痛い桃ちゃんが気になってあちこち電話。
ネットでも調べました。

大きい病院だけじゃなく
モールでやってる小さなクリニックにも電話。

8件も電話したんですが
台風だから医者が来ないことにしたとか、
病院にはクリニックしてる事になってるけど実際は診療してないとかで、
やっとつかまったお医者さんも台風で早く帰宅する予定だから
本当はクリニック時間は午後2~5時だけど
2時までに来てくれなければ帰りますと言われ、
急いで家を出ました。











大雨で大渋滞。

医者には何とか間にあって診てもらえ、
膝は1週間お休みすれば大丈夫ですよ、と言われて一安心したんですが、
メディカルシティーと言うオルティガス通り沿いにある医者に行って
帰宅すると午後5時半。

実に朝11時~午後5時半まで何も出来ず、
医者に連れて行ってるか、
医者を探して電話しまくってたか、
車の運転をしていたか・・・でした。

いつもそうですが
フィリピンで医者を探すのは本当に大変です。

クリニックの時間は普通2~3時間で、週に3回など。
でも遅れて来たり、
早く帰っちゃったり、
全く来なかったりの医者が多く、
医者をつかまえるのに追いかけ回す・・という感じ。

今回はたまたま良さそうな女医さんで良かったですが
当たり外れも大きいので
場合によってはセカンドオピニオンでまた医者探しになります。





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<どうでもいい菜の花家の食卓>




テレビのスペイン語講座で紹介していたお料理。
エクストラ・バージン・オリーブ油をた~っぷり使い、
エビの頭の味噌をその油で炒めたものをパンに付けて食べるのが美味。

作り方はとっても簡単。
たっぷりの油で丸ごとの海老をちょっとだけ炒め、
(色が変わったら直ぐに上げる)
頭を外し、それをフォークなどで潰して海老みそを出し、
さらにワインもちょっと振りかけて海老の旨味を出す。

さっきの油にさらにちょっと足して絞り出した海老の頭の汁とニンニク、唐辛子を一緒に炒め、
良い香りがしてきたら皮を剥いた海老を戻し
好みでチリパウダーやパプリカをふりかける。

火を通しすぎると身が固くなるので
とにかく先に火を止めてからパプリカなどを混ぜてもいい。

仕上げにさらにオリープ油をかけ、
イタリアンパセリを散らす・・筈がないので
バジルにしました。












主人が安くて美味しいワインが買えた~と1ケース買って来たのですが
自転車乗ってて出会った人が自分で作ってるワインとかで
(アルゼンチン産)
1本2000ペソ(4800円位)って高いと思うけど
主人が会社のミーティングで開けてる1本5万ペソ(12万円)のワインより安いとか何とか。

確かに美味しいワイン・・魅力です。










真ん中にあるのはヤギのチーズと合うクウェンス。
右にあるのはセロリとチーズの炒め物で
こちらも雑穀パンにのせて食べるのが合いました。





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<メイドさんへの愚痴>

愚痴を聞きたくない方はスルーでお願いします。




家には4種類の砂糖があります。
モスコバード(オーガニック)は黒塔。
ブラウンシュガー(市販)、
ウォッシュシュガー(漂白してないグラニュー糖、市販)。
粉砂糖(市販)

ウォッシュシュガーがなくなった上に何故かブラウンシュガーを足したメイドさん。
買い置きがあったのにです。

砂糖の補充くらい自分でやっても全く問題ないので
何もしてくれない方がいい・・と思っちゃう事が多いメイドさんの働き方。








歯医者で歯石取り

2013年05月02日 05時00分18秒 | フィリピン病院関係


保険に入ってない私たち、医療は全部自費です。
それで医者には滅多にかからないのですが、
歯医者さん、理想は半年に1回、歯石取りに出かけるのがいいんですよね。

と言いつつ、直ぐに数年経ってしまうのが現実。





今回は歯医者さんの秘書が

「クリーニング(歯石取り)にいらっしゃいませんか~?」

と連絡くれたので桃ちゃんと2人で行って来ました。

桃ちゃん、虫歯発見。
(前に歯科医に来たのは1年以上前だった気が・・)
しかも結構深かったので麻酔しての治療。

でもフィリピンの歯科医は1回で全部終わるのが日本とはちょっと違いますね。
日本も大学病院などで1回何時間も連続治療してくれるところがあると聞いた事はありますが、
普通は違いますよね。
これって保険の関係なのかしら。

ただお値段はそれなりに高くて
1回行くと5000円くらいは飛んでいきます~。

歯医者さんの長女さん、フィリピン大学の歯科学部に合格してお母さんの後を継ぎたいって決めたそう。
以前に話した時は

「大変な仕事だから勧めない」

ってお母さん言ってたけど、娘さんが自分で決めたことだからサポートしたいって言ってました。
アメリカ人のご主人なのでこんな可愛い子に歯科治療して欲しくないわ~と思うほど可愛いお嬢さんです。

フィリピンの歯科医は色々で、
以前、義姉に紹介してもらった歯科医で息子が虫歯だったのに

「あ、これは小さい虫歯だから治療しないでこのまま埋めちゃうのがいいわね。」

と白い詰め物を削りも消毒もせずに詰めてしまった歯科医が居て、

「え、虫歯って治療せずに上からかぶせて良いんですか?」

と聞くと、

「初期だからいいのよ~」

と返事が返って来て、義姉には申しわけなかったけれど二度と行きませんでした。

他にも、友達の紹介でマカティ地区の遠い歯科医に子どもがかかってたんですが、
息子が虫歯治療してもらった後、アメリカ在住の時にその治療した虫歯が痛みだし、
ちょうど日本に戻る1週間前だったので我慢させて日本で歯科医に連れて行くと、
虫歯の治療がきちんと完了してないまま被せたので中でガスが発生して痛みが出たと・・。
穴を開けてガスを抜くと痛みが引きました。

その後、そのマカティの歯科医の兄でケソン市で開業している人にかかっていたんですが、
彼は唾液を吸い出す器具を持ってるのに使わないので
治療中に何度も中断してうがいが必要だし治療中も息が出来ない感じで苦しい~。
リクエストしても使ってくれなかったんです。
それに私のずっと痛んでいた虫歯を何度も検診に行ってるのに2年も発見してくれず、
なのでまた歯科医を変えました。

そして今の歯科医は中国人です。
この方は日本の歯科大にも2年留学しているし今のところは悪くないですが
お値段が高いのがイマイチ。

歯科だけは日本で治療するまで待てないことが多いので
口コミなどで紹介してもらった歯科医に歯石取りに行ったりして自分と相性が合うか予め調べておくのがいいかも。

ちなみに歯科医の中には歯石取りなどは助手にやらせる人も居ますし、
この歯科医のように全部自分でやってしっかり確認したい人も居ます。



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<どうでもいい菜の花家の食卓>



前日に牛のバーベキューをして焼き終わったけど食べきれなかった肉を細切りにして、
ヤングコーンやピーマンの細切りで中華風に。










桃ちゃんを待ってる間に中東料理のシュワルマ店で頼んではまってしまったフライドポテトときゅうりとヨーグルトディップ。
飲み物はヨーグルト+マンゴで砂糖シロップなしで、ってお願いしたのに何故か甘い。
人工甘味料入れたのかな~と思う味がちょっとしました。
フィリピン人って甘いのが好きなので砂糖やシロップなしね、って言っても信じてもらえない。









これはそのキュウリとヨーグルトのディップ。
家でも自分でも作りますが、なかなかナチュラルヨーグルトが手に入らないんです。
お砂糖が入ってるヨーグルトが多くて。











タイの赤いカレー。
本当は骨付き鶏肉が美味しいけど、主人が骨付き苦手なので骨無しで作りました。





フィリピンで胃カメラ

2013年04月29日 03時54分39秒 | フィリピン病院関係


昨日、胃カメラをしてきました~。
結果、何でもなくてスッキリ~!!

日本でやろうと思っていたのですが
終わってみたらフィリピンでやって良かったと思いました。

と言うわけでフィリピンで胃カメラをするに至った経緯を書いてみようと思います。

私の場合、昔からわりと胃酸過多になりやすいので
日本から胃散の薬を買って来て月に1、2回飲んでたんですが、
それとは全く別に1年ほど前からビタミン剤などを飲もうとすると必ず喉に引っかかるようになったのです。

引っかかるのは必ず喉の上の方。

ネットで色々調べると逆流性食道炎になる方が最近増えているようですが
それってわりと食道の下の方から始まるんですよね。

食道がんとかは男性に多いとか喫煙者に多いとか書いてあるけど
全く女性がならないわけじゃないみたいですし、
最近、食道がんって無症状で気づいた時は手遅れ・・などテレビの健康番組で言ってるので
これは絶対に検査しなきゃ、と思い始めたのです。

今回、4週間帰ることにした大きな理由の一つがこの食道の検査。
日本で医者に行くとなれば、やはり最初に相談(初診)、検査の日時を決めて・・と時間かかりますから。

それとフィリピンでは信頼出来る医者を探すのは今までの経験上ちょっと難しいと思ったせいもあります。

それが、突然、思いがけず、こちらに住む日本人の友達が良いお医者さんを紹介してくれたのです。
先週の水曜日にその女医さんのことを教えてもらって、
金曜日の午後、彼女のクリニックに行きました。

桃ちゃんが体操教室でしたが、
コーチに遅刻して行きますと話しておきました。








病院の廊下に綺麗な女性やハンサムな男性が座っていたら
それは大抵、メッドレップ(Med Rep)と呼ばれる製薬会社のセールスの人達。
患者さんの診察が全員終わったのを見計らってお医者さんに薬のセールスに行きます。

サン・ホワン地区にある「カーディナル・サントス病院」
フィリピンの病院は普通、医者が病院内のクリニックの部屋を間借りしています。

私が紹介してもらった消化器内科のペーニャ先生の部屋は一階の124番室でした。











(病院の廊下。左右のドアは全部間借りしている医者のクリニックで病棟や検査室は別のビル。)

ペーニャ先生はもの凄く素敵なお医者さんでしたが、
彼女の秘書は携帯で遊んでたりして仕事態度に問題あり。

私は8番目だったんですが、クリニック内の待合室は一杯でそこでは待てないので廊下で桃ちゃんと待ってたのです。
桃ちゃん、お昼がまだだったので病院の売店でドーナツとココアを買って食べさせたりしてました。

普通、秘書の人は廊下で待ってる場合は

「今入った人の次ですからね。」

と言いに来てくれるのに
(中で待ってる場合は自分が次だと何となく分かるのでいいのですが)

この秘書は私の番になって突然呼びに来たので
ドーナツを片付けるのにもたもたして時間がかかり、医者を数分待たせてしまいました。

胃カメラをするの、いつが良いですか、と聞かれて
早い方が良いので明日出来るなら明日が良いですと答えると
その場で内視鏡室に電話してお昼の12時に予約入れてくれました。

費用については秘書が教えてくれると言うので
内視鏡室に渡す処方を貰って出ました。










これがその処方なんですが、土曜日のお昼、内視鏡室に提出すると

「フィリピン・ヘルス(日本の健康保険のようなもの)の書類は何処ですか?」

と・・。

フィリピン・ヘルスは主人が入っていて家族も使えるんですが
昔は外来は使えず、入院のみしか使えなかったので用意しておらず・・。
ペーニャ先生の秘書が本当なら私に伝えるべきだったと思うんですが
彼女、私が費用の事を聞いた時に友達から携帯に電話かかってきて
「まだ仕事場なのよ~」とか言ってたから、きっと言い忘れたんですね。

余分にお金を下ろしていって良かった。
(フィリピンヘルスが使えると病院に支払う金額の控除があって3割り負担くらいになる)











内視鏡室に受け付けにこんなのありました。

<患者の権利>
・質の良い医療を受ける権利
・選択の自由の権利
・個人の意思、決定の権利
・救急の時に対応してもらえる権利
・情報への権利
・秘密厳守の権利
・プライバシーの権利
・健康教育の権利
・尊厳の権利
・自分の宗教への権利
・治療費を知る権利

受け付けのお兄さん、私が処方を出したのにすっかり忘れてしまい
20分ほど待って、あと10分で12時という時、

「12時の検査予定なんですけど、このまま待ってて良いんですか?」

と聞くと慌てて

「まだ同意書などに署名してないんですか?」って。

同意書どころか名前すら書いてませんよ~と言うとびっくりして
速攻で色々やってくれました。

受け付けの不手際で検査が遅れたら次の患者さんにも待ってる医者にも迷惑ですもんね。

中に入ったら体重、身長を測って、
それから上半身だけ病院用の検査服に着替え(ズボンははいたままで良いそう)、
麻酔を担当する麻酔の専門医が自己紹介してくれました。

フィリピンでは麻酔を希望する場合は麻酔科の専門医師を雇うんですよね。

なので眠ってる間に検査は終了。
検査は10分ほどで終わったみたいで、直ぐに目が覚めたんですが
ナースが「ゆっくり寝てていいわよ~」って。

前の日、3時間しか寝てなかったので本当はもっと寝ていたかったけど
エアコンが寒くて寝てられない~。

ナースの人に「寒いですね~」と言ったら
「そうなの。私は厚手の下着を着て、制服の下にTシャツ着て、それから制服着て、ジャケット着てるけど寒いのよ。内視鏡の器械が暑さに弱いみたいで温度を上げられないんですって。」と。

それなのに患者さんは薄いシーツ1枚なんてね~。
家から毛布持って来るんだったわ。

5分ほどしたらペーニャ先生が来てくれて
胃カメラの時に撮った写真や、ピロリ菌が陰性だった話しや、食道に腫瘍など何もなかったから
年齢のせいで飲み込みが悪くなってるのかもしれないわね~と。
胃の方は胃酸過多でちょっと赤くなってるからって薬の処方をくれました。








私に付き添ってくれた運転手さんと一緒に病院の敷地内にあるレストランで遅いお昼。












食事中、雷が鳴り出したので運転手さんに雨が降る前に車まで走ってもらったのだけど
私が会計して駐車場内にあるレストランを出ると大雨。

ここの駐車場って一見、屋根があるみたいだけど穴だらけ。
しかも駐車場から病院の建物まで屋根のある舗道なし。
レストランのお客さん、病院の建物までどうやって行けばいいの~と困ってましたが
レストランが傘を貸してあげてました。

私は運転手さんが車でお迎えに来てくれ、あまり濡れずにすみました。











処方箋で頂いた薬、その辺の薬局に買いに行きます。
ここの人って本当に楽しそうに働きますよね~。












これがその処方箋。











この薬は1日1回ですが、一錠100ペソ(240円)。
富山県にある広貫堂(?)が武田製薬に製造して納めていると書いてあります。












これも日本製で、1日3回。
福井県の住所。










薬代を払う段階になってお値段にちょっとびっくり。

でもこの薬、飲んで1日で本当にびっくりするほど胃が晴れやか~。
やっぱり症状がある時は日本でやりたいから・・なんて1年以上も我慢するなんてしない方がいいですね。



かかった費用の合計は次の通り。

最初の診察費 600ペソ(1440円)
内視鏡の病院からの請求費用 6273ペソ(15055円)
ペーニャ先生のプロフェッショナル費 6000ペソ(14400円)
麻酔科医へのプロフェッショナル費 3000ペソ(7200円)
薬代(1ヶ月分) 4102ペソ(9845円)

合計 19975ペソ(約4万8千円)

プロフェッショナル費は病院に払う費用とは別に
医者が丸まる自分の収入として請求出来る費用。
もちろん税務署に個人収入として申告してる筈です。

会社で私営のグループ保険(HMO)などに入ってるとず~っと安く済むんですが
会社が負担してくれて団体で入るならともかく
私営の保険に個人で入るとびっくりするほど高いのです。

保険無しでこの値段、アメリカなどと比べるとずっと手が届きますよね。

もちろん日本なら3割り負担なのでもっと安いでしょうけど、
健康診断の目的で日本で定期的に戻ってる人は良いんですが
私など、去年の11月に家族で帰った時も旅行が主になってしまい医者には行けなかったのです。

そうやって気になりながら暮らすのって消化器系の病気はよけい酷くなりそうです。
それより日本で出来るだけ節約して生活しようと思います。



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<どうでもいい菜の花家の食卓>



アメリカ製の市販のブラウニーミックスを使ってブラウニーみたいなものを作ったんですが
本当は水と卵と油を混ぜるだけなのを
油はエクストラ・バージン・オリーブ油、卵はオーガニック、水の代わりにサワークリーム、
そしてさらにクリームチーズを分量の1/3ほど足したので
チョコレートクリームチーズケーキみたいな味になりました。
(上にのってるのはピーカンナッツ)











同じ生地をマフィン型に流してセミスイートチョコチップをトッピング。
マフィンの方が人気ありました。












傷みそうなお豆腐をメイドさんに揚げてもらい、
それを子どもが食べ残した麺つゆとキムチの残りで一煮立ちさせてお弁当のおかずに。




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<うちの犬>



ポメロ(大きなみかん)をフジにあげたら大喜び~。
フジはさっきも青いマンゴを食べてたけど酸っぱいものが好き。








フジの方がかなりしつこい。







だからクマは嫌だって言ってるでしょ~と人間の言葉で言っても通じませんね~。
というかクマが黙ってやられてるからどうしようもないです。



近所の24時間救急センター+ベーキングソーダで癌を治すリンク

2013年03月27日 00時30分22秒 | フィリピン病院関係


<カモメさんについて・・>

またその話し・・と言われそうなので興味のない方はスルーでお願いします。

フェイスブックで繋がりのある片柳神父様のブログを通して
新しい教皇フランシスコ神父が言った、こんな言葉を発見しました。

*片柳神父様のブログ

「心が石のようになるとき、私たちは石を手に取り、兄弟姉妹、とりわけ最も弱い人々の姿をとったイエス・キリストに投げつけるものです。愛に向かって、心を開かなければなりません。」
(3月22日、サン・ピエトロ広場の清掃員や宿舎の従業員と共に捧げたミサでの説教の一節です。ー『オッセルバトーレ・ロマーノ』の記事より)


カモメさんの事ですが、私はカモメさんとはずっと人間として対等に話しをしてきたと思うし、
彼女がお金で困っている時にも躊躇なく助けてあげてきたのですが、
彼女は自分の悩みを私に話したりはせず、
2番目の子を妊娠した時もずっと隠していたり、一人で抱え込んでいるところがありました。

何かを貰いたい時だけ、カモメさんは甘えるような声で親しげに、しかも笑顔で話しかけてきました。
滅多に見れない彼女の笑顔で要求された通りに色々やってあげてました。

でも私が皆で分けてね・・と食べ物や服をあげるとカモメさんは独り占めにする事が多かった。

愛情をかけてもらってないで育ってしまった人に愛情を理解しろと言ってもきっと限界があると思う。
彼女もきっと心が石のようになっていて、だから新しいメイドさん達を苛めていたのでしょうか。
彼女の苛め方は殆どが仕事について質問されても返事をしない、無視の形で、相手が失敗するのを待って怒鳴りまくるとか、私に叱られるようにしむけるなど。

メイドさんにはカモメさんに聞かないで私に聞いて、と何度も言うのに
目の前でカモメさんに聞いてカモメさんが返事すればそのやり方をし、
私のやり方は通らないのです。

メイドさんは私に畏敬の念は持っていず、カモメを恐れて彼女に従ってました。

私が何かのことでカモメを叱ると、彼らの行いのせいで自分が叱られたと恨んでフィリピン語でダボッグという大きな音を立ててドアを閉めたり、戸棚を開け閉めしたり、足音大きく歩いて「怒ってるんだからね」と表現する。

私が他のメイドさんに何かしてあげるのもカモメさんには許せなかった、自分だけが私に物を貰ったりしたかったけれど、
それは私に可愛がられたかったと言うよりは自分だけがお金や物を独り占めしたい気持ち。

「愛に向かって心を開かなければ」

と言うのは簡単ですが、愛を体験した事がなければ多分、他人を愛するなんて馬鹿げた白々しいことだと思うのかもしれないですね。
本当はカモメさんだって今、自分の息子2人を育ててくれてる実の母親の愛に気づくことも出来るとは思うのですが、
彼女の母親はずっと行方不明でそのせいで、お父さんは面倒見きれなかったのか彼女を叔母の家に奉公に出し、そこでメイドの仕事をしながら高校を卒業したのです。

結果的には実の母親は戻って来てお父さんが突然脳梗塞で亡くなる時にも立ち会えたんですが
カモメさんの心はまだ傷ついたままなのかもしれません。


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<ベーキングソーダで癌が治る??>

余談が長くて申し訳ないです。
こちらもフェイスブック繋がりで来た情報。

英文なんですが、前に癌について検索魔になった事があり、
その時にスエーデンだかフランスだかの医者が発表した論文で癌は酸性体質を嫌うので体をアルカリ性にすればいいみたいなのを読んだ事があるのです。

でも分かりませんが、体が酸性とかアルカリ性とかってどの程度までなんでしょうね。
極端にバランスが崩れると体の機能に問題が生じそうです。

もっとも彼がベーキングソーダを使ったのは短期間だとブログにも書いてあり
食事(彼が勧めるのはレモンやスイカ)からアルカリ性体質に持っていく事、不快呼吸や瞑想などお役立ち情報満載な感じです。

英文なのがちょっと残念ですが、今はグーグルでも翻訳機能があり、正確ではなくても大まかな意味が分かりますよね。
と言うわけでリンクを貼っておきます。

ベーキングソーダで癌を克服(英文)



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先週の日曜日、桃ちゃんを近所の救急センターに連れて行きました。
土曜日、頭痛がすると言っていたのでデング熱だったら・・と心配だったのと
日曜日の朝、首が痛いと言い始めたのです。

フィリピンでは個人の医者が日曜日にクリニックを開けていることは殆どありません。
具合が悪くなったら「救急外来(ER)」へ行って下さい、と小児科医にも言われています。

しかしフィリピンの救急外来に行くのはあまりお勧めしません。
先ず研修医が多いので誤診がたまにあるし、
人が多いので凄く待たされるし、
公立は無料ですが、私立は受付を済ませた時点で診察してもらわなくても支払いが生じてしまいます。
救急外来使用料・・みたいな。

日本円にしたら高くない金額ですが1000ペソ~2000ペソ(2300~4600円)は軽く出費。

公立の病院は無料で、しかも診断技術も高いし、
桃ちゃんの小児科医のいる国立小児病院などは救急外来の医師を指導する医師が常に居て必ずお伺いを立ててるので私は信頼出来るんですが
ただの風邪で行くとかなり待たされます。
虎次郎がガラスで足を切って縫ってもらった時などは直ぐに対応してくれましたが。

(余談ですが公立の救急外来が無料と言うのは凄いな~と思います。
しかも身分証明書など見せる必要もありません。)




この左の建物









入り口









似た様な建物ですが別棟で洗濯屋さん、お菓子屋さん、美容院が入っている。











24時間看護師が勤務してるそうです。











誰も患者さんがおらずこの看護師さんが問診中。







手でバイタルなど取って記録。








この可愛い女医先生が診察してくれました。
中国人でポア先生って名前。






蚊除けを見つけ





支払いは275ペソ(630円くらい)。
私立の救急外来で何時間も待たされ、下手するとあまり必要のない血液検査などされてさらに出費になることを考えると
本当にストレスがありませんね。

最近このライフラインという会社、あちこちに支店を増やしているそうです。
私たちはこの値段ですがメイドさんや運転手さんはもっと安く診てくれるので私は気軽に医者にかからせています。
(205ペソ=470円くらい)

年会費を払うんですが1世帯(メイドや運転手さんも込みで)700ペソ=1600円くらいです。
これを払っておくとメトロマニラ市の何処に居ても無料で救急車を頼めると言うのが売り。
フィリピンの救急車は有料で何処から来たかによって値段も違うようなので安心です。







閑静な住宅街にあり、ここが駐車場。








家から歩いても多分20分くらいですが、
遠くに小高い丘が見えるでしょうか。あれが私の住んでいる住宅街がある場所。

近所に24時間診療のクリニックが出来て、
しかもお支払いも良心的で大助かりです。
メイドさんや運転手さんがちょっと風邪引いてもこちらに送っています。



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<どうでもいい菜の花家の食卓>



韓国人が増えてこういう太くて短い大根が多く売られるようになったので
大根煮を作ってみました。

中に入っている練り物は韓国食材屋さんで買った物。
やっぱり日本の練り物の方が私好み。
(もしかしたら使い方を間違えてるので美味しくないのかも・・汗)



出血性デング熱で主人の友人の子亡くなる(蚊とフィリピンの病院問題)

2013年02月16日 00時00分27秒 | フィリピン病院関係


フィリピンの蚊は出血性デング熱を媒介することがあるのでとても危険。
蚊にはどうしても神経質になる私です。

ところで2日前、主人の友達の10才のお嬢さんが出血性デング熱で亡くなったというショックな連絡があったのです。

共働きだったご両親はその子が亡くなる場に居合わせられませんでした。
フィリピンの病院は付き添い制ですが
両親が付き添えない場合はフリーのナース(プライベート・ナース)を雇ったり、
メイドさんを付き添わせたり。

最近、日本のニュースでダニを媒介にした血小板が減る病気があるってやってましたが
このデング熱もまさに血小板を減少させる病気。

血小板が減るのは熱が下がって発疹が出てから。

発症して24時間くらいの間に検査をするとデング熱かどうか調べられる検査があるそうですが
それを超えてしまうと陰性に出るらしくて調べようがないのです。

デング熱かな・・と疑っても
熱が下がって血小板が下がり始めてじゃなければデング熱かどうか分かりません。

ところがフィリピンの医者は病院の部屋を間借りしている場合が多く、
検査を出すと医者のポイントに繋がり賃貸の更新にも影響があったりする為なのか
熱がある間に血小板の検査をする医者が居ます。

桃ちゃんが5才の時に1回だけかかった医者もそう。

私が

「デング熱かどうかは熱が下がってからしか分からないんじゃないんですか。」

と聞くと、

「デング熱は変わってきたのよ。今は昔のような形態じゃないし、経過も違うの。」

とその女医さんは答えたのです。

医者にそう言われれば ”ウィルスが突然変異したのか??” と親は信じます。

私も信じて血液検査をさせたけど血小板には問題なくて・・
いや、でも熱が下がってから血小板が下がる可能性はどうなのか・・と聞こうにも
その女医さんは私に話す機会を与えず
彼女の処方したフィリピン製の薬のせいで信頼もなくなって
二度と行かず別の医者に行ったのです。

<処方された薬について>
聞いた事もない新しく出来たフィリピンの製薬会社の製造。
小麦粉入りって感じで水を入れてシロップにしろって書いてあるけど
水を入れたとたんに薬がどんどん水分を吸って固まっていくのです。
5mlを飲ませろって言われても
そもそも液状じゃなくて白玉粉に水を入れた状態で丸めたら丸まるほどの固さ。
これじゃあ計れる筈もなく飲ますのを断念。


その後、別の医者にかかった時に気になっていたのでデング熱について聞いたのです。

フィリピンの国立小児病院で小児呼吸器の専門医です。

そしたらデング熱ウィルスの突然変異なんて全くない、
デング熱が危ないのは熱が下がって発疹が出てから、というのは昔から同じだと。

その主人のお友達のお子さんも熱が出てから2週間くらい入院していたそうですが
そもそも熱が出て直ぐにデング熱と分かったとしても
熱が高い時期には入院の意味はあまりないと思うのです。

日本なら入院しなくてはいけないほど衰弱しているなど正当な理由があると思いますが、
フィリピンの場合は保険に入っていない人が多いので規制もあまりなく
患者が不安がっていれば入院と言うのは普通です。

医者の報酬は1日の部屋代とこちらでは相場が決まっています。
これは病院代(検査、部屋代、ナース代、薬代)とは別。

1日の部屋代が1万ペソ(2万円)なら医者の報酬も2万円となります。
1日1回、回診に来ますが、
それがたった5分でもその金額は変わりません。

医者にしてみれば一人入院すると良い収入になるんですね。

それにしてもデング熱でそんなに長く入院して退院直前に亡くなってしまったお子さん、
本当に可哀想です。

血液検査をしてしょっちゅう血小板を計っても熱がある間は低く出るわけはないですから
無駄な検査をしていた可能性もあります。

熱がやっと下がって発疹も出て、
やっと数日で退院出来ると思ってた時、
突然亡くなったそうですが、
まるで脳出血や心臓発作のように突然倒れてそのまま亡くなったんですって。

血小板が少ない時は血小板輸血をしたりもするのですが
数日で退院が決まっていたなら値はそこまで低く出ていなかった可能性は大きいですよね。

と言う事は死因は内臓出血や脳出血などの出血ではなく別にあるのでしょうか。

日本でダニの媒介で血小板が減る病気は腎機能障害が危ないって言ってましたが
デング熱にもそういうのがあるのかしら。

大体、こちらの病院って子どもが入院するのは本当にストレスなのです。
長期入院になるとそれだけで病気になりそうな程。
食事は何処の病院も本当に不味いですし
付き添い制なのでナースはバイタルサインの管理、投薬や点滴管理など以外は殆ど何もしてくれません。

お水が欲しかったら自分で買って来なくてはなりませんし、
子どもがトイレに行きたくて点滴をしていても手伝ってくれません。
前に子ども(1才)が入院して下痢をして点滴もして洗いたいけど私一人だった時、
ナースコールを押しても1時間以上誰も来ませんでした。(マカティメディカル)

食事は出すけれどスプーンやフォークは入院時に渡され自分専用を使うのですが
これも食事の度に自分で洗わなくてはならないので食器用洗剤は必須。

話しは戻りますが、
今回、入院が長かったので、もしかしたら出血したらいけないと安静にさせ過ぎて
血栓が出来てエコノミー症候群みたいな状態になった可能性もありますよね。

なんかフィリピンの病院ってこの突然死が多いので
つい疑ってしまいます。

主人の友達が1人、私のフィリピン人友人の友達が1人、
帝王切開で出産後ちょうど2日後に突然死していますし。

解剖したら肺が血液だらけだったという結果だったと言うのですが
解剖ってこういう結果の伝え方なんでしょうか。

*今主人がお通夜から戻ってきてデング熱のせいで体が弱ったせいで「cardiac arrest」 心拍停止だったと言ってたそうです。やはりデング熱のせいでの出血死じゃなかったのですね。


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<家の蚊問題>

家の工事が始まってから何故か大学1年の虎次郎は部屋に蚊が出て寝られない・・と言うようになったのです。

最初は工事の人が出入り時に蚊を家に入れているのだと思ってました。

そしてメイドさんが昼間、虎次郎の部屋で蚊を見つけては手で叩いて殺してたのです。

1日に8匹殺したことも。

とにかく毎日1匹~5匹は必ずいる感じでした。

虫除けスプレーとか虫を殺す電気、日本のベープマットのような物も部屋に3カ所付けても効果無し。

蚊のせいで眠れなくて風邪もひき
大学の授業を休んだりも・・・。

何で彼の部屋だけ蚊が入るのか・・
確かにドアがたまに開けっ放しになっているし
暗い廊下と繋がっているからかも・・と思っていたけれど
2週間過ぎてハッとしたのです。

なんと、天井と壁の間に3mmくらいの隙間が空いていたのを発見。

普段なら天井に隙間があっても問題ないのですが
今、工事で軒下の板を全部外してあり、天井裏が表に向かって開いたままだったのです。

2階の屋根は高いのでまさか天井裏が外にむき出しとは知りませんでした。






工事の人は急いで終わらせる事は出来ないようですし
もうこれしか対策はないと市場に蚊帳を買いに来ました。







(お店の人が蚊帳を広げるのを手伝ってくれている)

ところが家で買って来た蚊帳を付けて欲しいとメイドさんと運転手さんにお願いすると

「穴が沢山開いてます!」

と報告に来ました。
見ると本当に大小の穴があちこちに~。

これでは使えません。

市場ですからレシートもないし
一晩使ってからでは返却が難しいので夕方また市場に出かけて行き
今回は端から端まで何度もチェック。
(メイドさんを連れて行きチェックを手伝ってもらう)








クイーンサイズの息子のベッドに合う蚊帳はエクストラ・ラージ(XLサイズ)でした。
お値段は350ペソ(700円)。

やっと蚊に悩まされずに寝れるようになった息子ですが
蚊のせいで風邪をひいたらしくてちょっと辛そうです。






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<市場で買い物>

せっかく市場に出かけたのでつい色々買ってしまいました。




マンゴはキロ単位で買うと50~100ペソ(お店によって違う)ですが
バスケットに入った15~20kgで買うと半額くらい。

うちもメイドさんが思い切り食べれるように1つバスケット(フィリピン語でカイン1つ)買いました。






これがそう。メイドさんが遠慮なく食べれるように買いました。





開けるとこんな風。











スイカも今暑くなって旬。









色々な種類のさつま芋。








ジャックフルーツは食用バナナの春巻き揚げの中に入れると美味しいんです~。
お店の人が言うには左の筋の部分をバナナの春巻きに入れるんですって。

家では捨てる部分なんですが
さすがです。









奥にある白い野菜は熟れてないジャックフルーツ。
左奥はいつも出て来るバナナの心臓。

ロウソクがついているのはハエよけ。











私はお店の人が切って市場の空気にさらしてある物は好きじゃないので
熟れてないジャックフルーツを切ってもらい秤で計ってもらいました。
(奥の秤に乗っている物がそう)







春巻きの皮も必要だったので買ったんですが
こんな風に作ってました。




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<どうでもいい菜の花家の食卓>



さっきご紹介したジャックフルーツ(フィリピン語でランカ)のココナツミルク煮込み。
私がお願いしたので一般的な豚肉ではなく
ティナパと言う魚の薫製を出汁として入れてくれました。









これもメイドさんが作ったもので
ミルクフィッシュ(バグース)のお酢煮込み。

もう辞めてしまった犬好きおばさんが買って来たミルクフィッシュは泥臭い・・。





茄子とオクラは蒸気で蒸すだけ。
下の方に魚が入れてあります。








これもメイドさんが作ってくれた「モンゴ豆スープ」
豆をふやかしておいたら芽が出てどんどんモヤシになってきた~。
(苦瓜と苦瓜の葉入り)







バレンタインのせいで家の近所のレストランは大渋滞でした。




フィリピンで巻き爪手術

2012年12月26日 06時20分37秒 | フィリピン病院関係
先週、大学が休みに入って直ぐ、息子虎次郎(19才)は巻き爪の手術を受けて来ました。
日本で帰国間際にかかった近所の外科では硝酸銀で肉芽を焼く処置を1回しただけで
もちろん陥入爪の肉に食い込んでいる爪が取れてないので治る筈もありません。

その処置してくれた先生も1回じゃあ治りませんよ、と処置後におっしゃっていたんですが
数日後に帰国するので続けては来れないとちゃんとお伝えはしたので
内心「それなら処置前に1回じゃ意味ないけどやりますか」と聞いて欲しかったと思いました。
処置した方が保険の点数が上がるのでそうしたのかもしれませんが・・。

虎次郎の場合は右足の親指の両側なのですが
大きな血豆が常に出来ており、肉芽は4年も放置していたので片側で納豆3~4粒分くらい、感染症も起こしてました。

思春期の男の子ってこういうのを親に言えないのか、私も全く気づかなかったので
日本に行く前、10月の終わりに偶然見た時は凄く驚きました。

写真はグロテスクなので載せませんがネットで見るどんな陥入爪より酷く見えました。



(オペ室内にある更衣室。外来の患者でオペする人はここで着替えます)




そう言えば友達の友達のハイスクールの息子さんが化膿しているのに親に話さないで気づいた時は敗血症になって亡くなってしまった・・と話してくれたのを思い出します。
フィリピンは割礼の習慣があるのですが、いわゆる包茎の手術です。

医者で手術するのですが
多くの男の子は小学校高学年辺りでします。

これが痛くて凄く大変。虎次郎も5年生でやったんだったかしら。
外来での簡単な手術で歩いて帰されます。

運転手さんなんかに言わせると丸木の上におちんちんを乗せて皮を引っ張って包丁で切るのが普通で麻酔なんてしない・・
これが普通だって言うので怖い~。

その後の消毒なども虎次郎の手術した医者は一切関知しませんって言い
手術後に何度連絡しても診察してくれませんでした。
血でべったりのガーゼが患部とくっついて外れず
外そうとすると痛がって消毒するのさえ苦労。
何日か過ぎると患部の一部に緑の膿が出て来て
抗生物質の軟膏も処方されてなくて本当に困ったのを思い出します。







ここがオペ室の入り口。
ガラス戸の向こうが待合室で普通はここで皆さん待つようです。










私はさっきの更衣室にテレビがあるからここで待っててもいいわよ~と言ってもらい
本当は一般の待合室に戻りたかったのですが
(テレビなんて見ないし)
虎次郎の服やメガネが置いてあってこちらでは責任持てないので・・
なんて言われてここで待つことになりました。

ところがこの部屋、超寒かったのです!










一見暖かそうですがとんでもなく寒くエアコンは調節出来ません。
日本で買ったウールのセーターを着ていたんですがそんなものでは防寒出来ず
虎次郎がオペ室で寒いと困ると持って来たフリースジャケットに救われました。












ケソン市にあるキャピトル・メディカル・センターのオペ室、
困ったことにエレベーターでしか来れません。
3階にあるので階段で上がれる仕組みなら良いのですが
エレベーターは直ぐに重量オーバーになって3階を通過してしまいます。

オペが終わって帰る段階になって
エレベーターが地下1階から7階まで行ったり来たりするのを3回も眺めていました。

しかも支払いをしたら領収書と一緒に「退院許可書」をオペ室に提出して下さいと言うんです。
1階に支払いに行って5分で支払って3階のオペ室に戻るだけで何と40分もかかってしまいました。
(エレベーターの待ち時間が長い為)

オペが終わって待ってるだけの虎次郎、
待つしかないんですが
このエレベーター、なんとかならないんでしょうか。














病院の支払い明細書。約7000円です。

フィリピンの病院は医者は病院には雇われておらず
病院に間借りして診療します。(診療する部屋の家賃を病院に収め、秘書なども自腹)

その代わり手術した時などはプロフェッショナル費を病院の費用とは別に請求出来ます。
このプロフェッショナル費は普通、オペ代と一緒に払わないと警備員が病院の外に出してくれない仕組み。

今回は彼の診療室が11階だったので
さらにエレベーターを待って払いに行くのは可哀想だと医師が言ってくれて
プロフェッショナル費は支払わなくても帰って良い許可書にサインしてくれました。

オペ後2日目に包帯交換に行った時に支払いましたが5000ペソ(1万円)でした。

2日目の包帯交換で肉芽は既に消失してきていました。
あんなに酷かった感染も見られません。

爪を全部抜いたことが良かったかは分かりません。
でもこの医師はこのやり方を信じてると言ってました。

彼に言わせるとフィリピンの中には硝酸銀で焼く人もいれば、フェノール法で爪の端だけ切って処置して生えて来なくする人も居るそうですが
フェノール法で手術したのにまた生えて来たと彼の所に来る患者が何人かいて賛成出来ないとか。

もしまた食い込んで出血するなら端を切って根元から切除して生えて来なくするが
感染が酷かったので今回のオペと当時にはやりたくなかったと言われました。

その前にかかった医師は爪を全部抜いて、さらに爪の端も根元から切除出来ると言っていたので
人によってやり方は色々なんですね。

もっともこの医師はその前の診察時に
爪の端を切るのは最後の手段にしたい、って言ってたので
そのせいで今回切りたくなかったのもあるかもしれません。

アフターケアが大事だと言うことで
2週間に1度は診察に行って爪の生える様子を見て行くそうなので
色々相談しながら様子を見ていこうと思います。

日本に長く住んでいたら他にも色々な新しい治療法が試せたのかもしれませんが
知り合いの皮膚科医にワイヤー法やその他の巻き爪矯正など知ってるか聞いたら
聞いた事がないし自分は巻き爪の治療は他の医者に回してる・・と言われたので
やってる人が居たとしても一般的にはないのではないかと思います。

日本でも全ての人がやっているわけではないのでフィリピンならまして仕方ないですね。


It's cloudy again, but the wind is refreshingly cool as it is not that humid.
I love this season. Everything is so calm and quiet for people are relaxing.


医者にかかる時は要注意

2012年11月21日 09時13分08秒 | フィリピン病院関係

(フィリピン大学内)

昨日、ママ友が貯蓄型生命保険を私に売りたいって
ガソリンスタンドで会ったら・・












彼女の息子さんがフィリピン大学内のこういう林の中を友達と歩いていて
結構深い穴に足が落ちて足首をねん挫した話しをしてくれた。













大学内の病院に息子さんを連れて行って
すごい失礼な医者に遭遇したって彼女はぷんぷん。












(トライノーマ・モールから見たケソンメモリアル公園方角)

患者さんが誰も居ないからと救急外来に待機してた女医さんの前に連れて行って座ったら

「勝手に座らないで。
他にも患者がいるんだからね。」

と怒鳴られたんですって。

その後「最初は冷やして、それから温めなさい。」って言われ、痛み止めの処方箋をくれたので

「あの・・レントゲンは撮らなくてもいいんでしょうか。」

って聞いたら、

「私が医者なのよ。決めるのは私だから口出さないで。
今レントゲンをするようにって言おうと思ってたところなんだから。」

とまた怒鳴られたって。
女医さんの後ろで看護師さんが両手を合わせて謝る格好してたそうだけど
あまり腹が立ったので10分ほど外で頭を冷やしたって・・。

何処の世界でもあるものですが
私も医者に関しては何度か同じ様な経験があるんですよね。

一番最初の経験は桜が赤ちゃんの時、まだ生後数ヶ月くらいで離乳食も始まってないのに
総合ビタミン剤を飲ませるように言われ、

「日本ではビタミン剤を赤ちゃんにあげないんですけど。」

と言ったら怒り出して「二度と来るな」って追い出された。

同じように質問しただけで怒り出したって経験は多い。

フィリピンで一番多様な人種がいるのがお医者さんかも。
何しろ雇われているお医者さんは殆どいないので管理されることに不慣れなのです。












彼女に御馳走になった「ハロハロ(混ぜ混ぜって意味)」は日本からの移民が伝授したと言われる小豆や煮豆入りかき氷。

彼女の息子さん、本当は松葉杖が必要だけど
フィリピン大学内病院の松葉杖は生徒が借りていったまま返さないのでないって言われたそう。














近所のガソリンスタンドだったので
歩いて行って歩いて帰って来たのだけど
この生え放題のつる草にちょっと感動(巨木に寄宿してる感じ)。



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<どうでもいい菜の花家の食卓>




ローストビーフはフィリピン産牛肉を使ったのでかなり硬く仕上がりました。










レシピ通りに作ったら全く甘くなかったので粉砂糖をかけてみました。











ビコール・エクスプレス(ビコール地方行き特急)って電車のような名前の料理。
これは失敗。

ココナツミルクを取るのにメイドさんにココナツを削って水に浸してもらったら水が多過ぎて・・。
これを蒸発させてたら野菜がクタクタに。

油が気になるけど先に野菜を油通しした方が上手くいったと思います。




It's a sunny day! I'll do laundry this morning.

いつも有り難うございます!


結核騒ぎのメイドさん

2012年11月09日 02時18分18秒 | フィリピン病院関係
こんにちは。過去記事で以下の2つのコメントのお返事を致しました。宜しくお願い致します!

「富士山で立ち往生した主人」

「日本滞在4日目は法事」


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新しいメイドさんには必ず胸部レントゲンを撮らせます。
なのに子豚ちゃんだけはどうしてなのか忘れてた・・・。




こちらが子豚ちゃん。
夜中に咳をしてるのを一度だけ聞いたのです。






(ランドマーク・デパートの入り口の警備員さんっていつも仮装していて今回はイギリス兵士)

子豚ちゃんは19才。

2人の医者に診せ、別の角度からレントゲン撮り直して
結局何もないと言われたけど
1人のお医者さんはそれでも10日間だけ4種類の抗結核剤を飲むようにと言う。

理由を聞いたらレントゲンには写ってないけど
もしかして初期って事があるから、って。

でも結核なら治癒するまでちゃんと薬を飲むべきでしょう?
結核じゃないなら薬を飲まなくて良いわけだし、
10日で止めて耐性菌になったりしないのかしら?

例え初期だとして桃ちゃんや他の人には移らないとは言われても
薬を飲まないで進行してきたら・・

メイドさんが結核騒ぎになる度に思うけど
ここの医者はツ反はしないし、喀痰検査も普通しない。

結核は政府が無料診療、無料治療しているけど
例え政府系の病院の医師でも有料診療してる医師が処方したら結核でも届けなくていいし
薬も無料にならない。

なので処方箋無しで結核の薬は薬局で買える。

この話しは前に書いたかもしれないけど
前に国立肺センターの医師に結核の疑いのメイドさんを見せた時なんか
結核かどうか確定する為に肺組織のバイオプシーをして
排気のドレーンチューブを1週間入れるので入院が必要って言った。

結核の無料治療してる場所が同じ病院内にあるのでその事を聞いたら
絶対に承認されない、無料薬は期待出来ないとか言ってて
結局、自分の患者が他に取られると収入減になるからだとは思うけど
そのメイドは結局即、解雇し、その医師には戻らなかった。

そうだ、そのメイドさん、政府の保健センターの無料診療に行かせたら
(バランガイという町役場の中に普通ある)
再度レントゲン、そして喀痰検査もしてくれたんだった。
(全部無料)

解雇した後に薬が用意してあるから取りに来るように電話もくれた。
明日、子豚ちゃんに行って来るように言おう。

あ、でもレントゲンに何も出てないと結核じゃないって言われるだけなのかな。

そうなると子豚ちゃんを雇っておくのはちょっと不安かな。
彼女が咳する度にドキッとするかも。

フィリピンって狂犬病より結核の方がずっと多いけど
何故か結核はあまり恐れられてない。

子豚ちゃんが結核だとしても初期だから「絶対にうつらない」って言われたけど・・
フィリピン人なら「良かった!」って医者を信じてお終いなのだけどね、
私はちょっと「はい、わかりました。」って言えない。


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<どうでもいい菜の花家の食卓>



日本ではキャベツの千切りのサラダが美味しかったのでやってみたら
なんとキャベツがゴワゴワ。









キャベツがあまりにもゴワゴワなのでサラダの残りはかき揚げに・・










片栗粉で揚げた鶏唐揚げと日本で買って来た玄米黒酢、
ブリーチーズを合わせてマリネ風。










日本の叔母に頂いたタラコはフライパンで炙って火を通しました。
(残った生のタラコは冷凍室へ)











全粉を使って野菜のフリッター作ってみました。
天ぷらにするには色が濃過ぎ。でも揚げるのは問題なかったです。









主人のお弁当、以前はタンパク質多めでしたが
今は野菜多め。








実はフリッターにしたカボチャ、私が日本に行く数日前に買ったもの。
カビが生えるまで放置してたメイドさん。



It was sunny when we attended the wedding today, but going home, it started to rain.
In the Philippines, a lot of people say "rain" in celebration means luck,
because may be rain is a gift as it is water we need for life.

Have a nice Friday!


いつも有り難うございます!


3年ぶりの歯医者

2012年10月11日 02時38分08秒 | フィリピン病院関係
先日、桜が歯医者に行った時にブログで紹介した徳島大学で歯科大学院に行っていたアイリーン先生(文部省奨学生)。
ケソン市のクリニックはトマス・ムラト通りに移転してました。




クリニックはスカウト・デルガド通りとトマス・ムラト通りの角のビル3階。
この辺は通りの名前が殆どスカウトってついてます。
前にも書いたかもしれませんがボーイスカウトが飛行機事故で全員亡くなった時のメンバーの名前。






(ビルの入り口)

ずっと左の奥歯が痛かったけど放置してて・・
(歯医者嫌いだし)







でもさすがに日本でトラブルになったら困るので重い腰をあげて行きました。
(「BPI」って銀行の隣なので直ぐにわかりました。)







ビルの一階には「Red Crab」ってレストランでこれも目印。

結局虫歯だと思ってた左の奥歯はただの知覚過敏でした。
で、歯のクリーニングをしてくれてる時に別の虫歯を発見!ラッキーでした。
横から食っていて、まだ神経には届いてなかったんですが結構深かったそう。

アイリーン先生の凄いところは歯のクリーニングでも助手にやらせないし
もの凄くて丁寧。クリーニングだけでも30分以上。

私は歯のクリーニングと虫歯治療で1時間半でした。
一度に全部やってくれるので何度も行かなくて済みます。
(もちろん一度に出来ない場合は除きますが)






トマス・ムラト通りって繁華街なんですがお昼の12時半はこんな感じ。

今回、歯のクリーニング、虫歯治療、歯の一部でお茶(多分中国茶)の色が付いてしまったのを白くする3点でお支払いは2800ペソ(5180円)でした。

他のフィリピンの歯医者より高めだと思いますがインプラントもやっていて説明も丁寧で信頼出来るので安心。
フィリピンの歯医者の中には虫歯を削らないで消毒もせず上から被せる人が居るので要注意なんです(特に乳歯だとそれをやるみたい)。


<興味がある方の為にアイリーン先生のクリニック情報>
歯科医師:アイリーン・パガン(Irene Tiu-Pagan)

中国人なんですがアメリカ人のご主人と結婚されたので苗字がパガンなんです。

ケソン市のクリニック 
場所:ケソン市 トマス・ムラト通り JSBビル 3階
電話:586-1811
携帯(クリニック専用なので時間外だと返信無し):0917-322-9454

パシッグ市のクリニック(シャングリラホテルから車で5~10分くらいの距離)
場所:Pasig 市 オルティガスセンター Blessed Jose Maria Escriba 通り(以前はAmber Avenueと呼ばれていた)
Cedar Mansion という住宅用マンションの1階(地下に駐車場あり)

ショーブリバードの「Red Ribbon」というケーキ屋さん(エドサから来たら左側)の角を入った通り。
 
電話:633-2166
携帯:(クリニック専用)0915-927-4254

予約のみの治療です。
曜日によって2つのクリニックのスケジュールがあるので電話で確認が必要です。



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<どうでもいい菜の花家の食卓>





フレンチオニオンスープ。
実は前回の残りを冷凍してあったのを使用。
個別のスープボウルに分けて上からグリュエールチーズをのせてオーブンで焼き色がつくまで焼きました。
(量が少ないのは私の)






ちょっと目を離した隙に焦げた~。
手前はveal で、向こうはチョリッソ風ソーセージ。









素揚げしたカボチャとアスパラガスに杏ソース、ニンニクチリソース、スイートチリソースと合えた簡単サラダ。
上にバジルとコリアンダー(シラントロ)の葉を散らしました。(冷蔵庫に余ってたので)










今日の餃子は白菜と葱+豚挽きのみ。
あとはお決まりの生姜、ニンニク、塩こしょう、ごま油、醤油、黒糖。

私が餃子を包んでたら桃ちゃんが「やる~」と初挑戦。
奥の2つが桃ちゃんの作品。初めてにしては上出来かな。
(桜なんてやる気なしなので「やりたい」って気持ちがあるって大事ですよね)


いつも有り難うございます!!


フィリピンで整形外科医にかかる(長文)

2012年09月26日 03時27分17秒 | フィリピン病院関係
フィリピン医療事情記事なので興味のない方はごめんなさい。

長女の桜(今21才)はバレエをやってるんですがまた背中を傷めました。
もう何回か傷めてるんですが練習中になることが多いみたいです。
特にリフトや誰かの足(膝)に乗ってバランス取ってポーズ決めなきゃいけない時とか。

たまたま金曜日の夜に傷めたので土曜日に医者に行って来なさいって言ったのだけど
いつも行ってる整形外科医(フィリピン大学病院の医師で新潟医大で整形外科の研修を1年半した経験のある方)が不在。

前にも書いたのでダブりますが、
フィリピンでは病院にかかるシステムではないので特定の医師を探さなくてはなりません。

医師は病院内に診察室を月極で借り、使用器具や机、椅子、消毒、秘書も全部自費(自腹)。
医師が検査やレントゲンを患者にするとその医師のポイントに加算されるシステムを取り入れている病院も多いんです。
ポイントが多いからって家賃が安くなるわけじゃないと思いますが、多分優先権とか更新とかに関係してくるのかも。

またスポーツジムやゴルフのように株主にならないと診療室(クリニック)を借りれないって病院もあります。
そうなると金持ちの子息で腕が良くなくてもその病院で診療室が借りれるので要注意。
(確かマカティメディカルはその仕組み)


で、不在の先生の秘書の方がリハビリ室に直接行って下さいって言うので桜はリハビリ室に電話したのです。
そしたら何と、この病院(キャピトルメディカル病院)のリハビリ室、土曜日はお昼で終了ですって~。

これもまた日本とは違うかもしれないのですが、
フィリピンにはリハビリ専門医と言うのが居て、この医師は整形外科医ではありません。

病院にもよるんですが、普通はリハビリを受けたかったらこのリハビリ専門医の処方が必要になります。
理学療法士はこのリハビリ専門医の処方通りのリハビリをするのです。
つまりリハビリ専門医はリハビリの計画を立てるだけが仕事。
理学療法士はリハビリ医の処方通りのリハビリをしますので理学療法士の意見は全く聞き入れられないシステムです。

とは言ってもリハビリ専門医はリハビリを見に来ないので
患者の様子は理学療法士がリハビリ専門医に報告を受けて決めて行くみたいです。

アテネオ大学の体育館にあるリハビリ室は整形外科医がリハビリ処方も出していますが、ここは土日はお休み。
リハビリは月曜~金曜日の午後6時まで毎日やってますが、処方が貰えるのは月曜日の午後か木曜日の午前中の診察日のみで桜はそれまで待てません。

じゃあ次に近い病院、オルティガス通りにあるメディカルシティ病院は・・と電話すると夕方7時までリハビリ医も理学療法士も居ると言うので
桜は運転はちょっと辛いので運転手さんの運転で出かけて行きました。

ところがこれが大失敗。
このリハビリ専門医、桜の背中をちゃんと診たのかどうか分かりませんが
背中の癌かも、もしくは椎間板ヘルニア・・
MRIが必要、他にも何とかと何とかの検査しろって言って、
リハビリはしても良いけど今言った検査をするまでは次のリハビリはして欲しくないから今日1回のみリハビリの処方を書きますって。
(普通はリハビリの処方は10回とか20回とか長期で出す)

桜はレントゲンも持って行ったのにね。
バレエは関係ないと言ったとか。
(それを聞くだけで診察料800ペソ=1500円)

本当に必要なら別にMRI撮っても良いんですが・・なんかうさんくさい。
だって椎間板ヘルニアで踊れるかしら。

医者が痛みを1~10で表したらいくつかって聞いたから桜は1か2って答えたんですって。

「じゃあ痛くないの?」って医師。桜が「そんなには痛くないです。でも毎日バレエを踊るのでちゃんとリハビリしたいんです。」って答えたけど、その医師は「そんな痛くない筈ないでしょ。嘘言ってるんじゃないの。」って頭から癌とか椎間板ヘルニアの疑いが消せなかったみたい。

そう言えば昔だけど友達がテニス肘だった(パソコンのやり過ぎでなったらしい)のだけど何人もの整形外科医に診てもらい、レントゲン撮ったりしても全く診断がつかず、最後にさっき話した日本で研修して来た医師を紹介したら診断がついてリハビリも自分で出来るのを教えてもらって治ったって事がありましたっけ。整形外科医だから皆が皆、ちゃんと診断出来るわけじゃないのがフィリピンの怖いところ。


桜は月、火と高校で教えていて昨日は運悪く朝からずっと国連祭とかで仕事だったので今日(火曜日)になってまた整形外科医探し。
もうメディカルシティ病院には戻りたくないしね。検査しろって言われるだけだから。

そう言えばマカティに国立フィリピン整形外科病院の分院があって踊りやスポーツ専門医が居たのを思い出しました。
前に桜がかかったことがあって
きちんとした診断をしてくれたんです。

それで桜がアポを取ろうと電話したら何と、そこの分院が家の目の前にあると判明。
カティプナン通りのペトロンガソリンスタンドの通りを渡った反対側のビルの3階にありました。

今日診察に行ったら筋を傷めたんだろうと言われ自宅でするリハビリを教えてもらったそうです。
それと最近ベッド(マットレス)を新しくしたかって聞かれたので
そう言えばその頃から首や背中が痛くなったと思い出し、そのせいかもしれない、腰から足の方に枕を入れて寝なさいって教えてもらったようでした。

治るのに1週間かかるけどバレエは踊っても良いと言われたとかで
昨日もレッスン行って来たけど普通に踊れたそうで、大丈夫そうでまあ一見落着。

それにしてもフィリピンで医者探しは本当に大変です。

さっきも書きましたがポイントになるのでポイント稼ぎに検査する医師って居るんです。
(以前ブログに書きましたが)桃ちゃんも前にこのメディカルシティ病院で初めてかかった小児科医に検便、尿、血液検査(血算のみ)、胸部レントゲンされて翌日小児科医(女医)が直接私の携帯に電話してきてシビアな(重度の)結核です、膀胱炎も併発してますって甲高い声で大騒ぎしながら言われたこともありますし(しかも彼女の処方の抗生物質で治らなかった)、フィリピンは自費診療だから間違った検査でも治療でも誰も二重チェックしてない(保険に入ってると保険会社からチェックが入って不必要な検査してると医師も注意を受けるかもしれませんが)。

なので患者は医者の言いなりよりはちょっと疑問を持ちながら話しを聞いた方がいい感じ。
(あくまでフィリピンでの話しです)

私の生徒(当時小4くらい)で虫垂炎で直ぐに手術しないと大変なことになるって言われたけどお父さんが自宅に連れて帰って次の日には治ってたってこともあったし(それはサンホワンにあるカーディナルサントスって病院)。

もっともER(救急外来)は普通レジデント(研修医)しか居ないので経験不足で無理ない場合もあるんですけど。

私のかかった内科医でERの診断は全く信用出来ないって腹立たしそうに言った人も居ました。

ER(救急外来)でちゃんとした医師が研修医の指導、管理してる病院は私が知ってる限りでは国立小児病院のみでした。
政府の病院の救急外来は日本人とかフィリピン人とか関係なく無料で診てくれます。
(使用する物品などは支払いしますが値段は私立の病院で買うより安い)

無料だから行くわけじゃないんですが私も主人も子ども達も政府系の病院の救急外来にはお世話になった経験があります。
貧しい人と一緒だから嫌だって人も居るかもしれませんが研修医の人達はちゃんとした人が多いですよ。

私立の病院の研修医だと専門に関わらずロテーションに組まされてるのに対して
政府系の病院だと各分野の研修生が当直してるんです。

桜が幼稚園の頃だか誤って焼き鳥の串を目に刺した時も目の検査設備がある救急外来は国立小児病院だったし、
虎次郎が癇癪でガラスを蹴って足の裏をざっくり切った時も国立小児病院で4針縫ってもらいました。
私は薬のアレルギーで目がお岩さんになり呼吸困難になった時にイーストアヴェニュー病院という政府系の病院で注射してもらいましたよ。
薬を処方したのがそこの先生だったから行ったんですが。

政府系の病院は血だらけの人や心臓発作の患者が次々と運ばれてくるのでそういうのが苦手な人はちょっと辛いかもしれませんけどね。
私はそういうのは全然大丈夫な方です。



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<どうでもいい菜の花家の食卓>



野菜たっぷりのピザ。ピザ生地は市販のものを使用しました。










これはあさイチの夢の3シェフ共演で「里芋」特集だった時にイタリアンのシェフが考案した料理ですが、
本当~~に美味しかったです。ニンニクと玉ねぎ(大きめに切った)をローズマリーと炒め、そこに里芋のスライスを入れて炒め(私は早く火が通るようにワイン蒸しにしました)、生クリームを入れたらグラタン皿に移してパルメザンチーズとモッツァレラチーズをのせてオーブンで焼くだけ。あ、途中で塩こしょうもしました。バジルの葉はオーブンで焼けちゃって失敗。終わってから入れたら良かったんですよね。











オリーブ油で素揚げした茄子を牛挽とトマトソース(+ワイン)で炒めて塩こしょうした中に入れて軽く混ぜるだけの即席茄子炒め。
余ってたヒヨコ豆もここに入れちゃいました。












桃ちゃんはピザに野菜は嫌だって、自分でハワイアン(パイナップルとハム)を作ったんですが、食べきれないのでメイドさんにあげるって。
それで小さい4切になってるんです。桃ちゃんはメイドさんの食事の事とか気にする子です。自分が食べてても分けてあげに行くし。

なのにメイドさんは私が居ない時、桃ちゃんにご飯を食べさせるのを忘れたりするんですよね。
自分たちは食べたい時に食べたいものを食べてるのに。
余り物があっても私が居ないと主人に冷蔵庫から出して温めてお膳に出すこともしない。

頭を全然使ってないです。全て命令されないと動けない・・。
「料理が終わったからお皿持って来て」と言うとお皿は持ってくるけどお料理は入れない。「お料理を入れて」と言うとお料理を入れてそのまま立ってるので「お膳に運んで」って言わないと運びません。一体彼らの頭ってどうなってるんでしょうね。他にする事がなかったら自分でやる方が早いです。でも私、夕飯作るのって30分くらいでやるので同時進行で他の料理作ってる事が多くてメイドさんに運ぶのとか手伝ってもらいたいんですよね。



いつも応援有り難う御座います。


日本で学んだフィリピン人歯科医+フィリピン語のアルファベット歌

2012年07月10日 05時14分50秒 | フィリピン病院関係
桜が親知らずを抜くので歯科に一緒に行ったのですが、
その歯科医はその昔、文部省奨学金を貰って日本で2年間勉強したことがあります。

フィリピンの他の歯科医と比べるとちょっと高めかもしれませんが
私は満足した治療をしてもらっています。




(クリニックの壁にあった彼女のフィリピン大学歯科学科卒業証書)


歯痛で3年ほど前に困っていた私。その当時かかっていた歯科医に何度も行くのに虫歯はない、と言われ、知覚過敏だろう、シュミテクトのような知覚過敏専用の歯磨きを塗っておけばいいと言われて2年過ぎてしまって、でもある日、甘いものを食べた時に本当に痛くて、それで息子の高校の保護者で歯科医だけど主婦になって今は仕事してない方に紹介してもらったのがこの方。








(歯科医師免許証)


レントゲンでも何も出なくて一見虫歯は見えないと言われたけど痛いならきっと虫歯だろう、麻酔をして奥まで調べるとおっしゃってくれ、歯茎の中の方に横から食ってる虫歯発見してくれたのです。









(徳島大学で2年間フェローをしたという証書)


息子虎次郎も親知らずが横向きに生えてきて上から出て来ない可能性もあり、まだ根も張ってないから抜きやすいのと、夏休みでその時を逃すと時期が悪くて4本抜いてもらった事があるのですが、全く痛みなくて、潜った歯なので縫合もしてるけど痛み止めの薬も要らないくらいで毎週末に1本ずつ抜いてもらいました。

その時はさすがに親知らず1本15000ペソ(27,750円)ってちょっと驚きましたが、痛くなく、トラブル無く治療して貰うのは何よりですよね。だからプロフェッショナルなわけだし。










(カリフォルニア大学で参加した短期研修の証書)

桜の親知らずは2年前から虫歯と言われていたのですが、桜が時間が取れず、やっと抜きに行きました。
虫歯は大きくなってたけど隣の歯にうつってなくてホッとしました。

「7分で抜けたよ。私時計見てたもん。」

と桜。全く痛くなくて、終わった後、麻酔が効いてるうちに痛み止めも受け付けで飲ませてくれ、氷もくれて頬に当てて~と。
夜、麻酔が切れても痛くないって桜は言ってました。
今回は普通の抜歯だったので4500ペソ(8300円位)。前回より安めでちょっと良かったです。









彼女の歯科医院のドアって自分の名前も書いてないんですよ。
口コミだけで患者さんが沢山来るみたいで、今、インプラントも始めたとかで大忙しみたいです。

純粋な中国人(国籍はフィリピン)ですがご主人はアメリカ人。

桜と私が日本語で話していたら日本語で会話に参加してきたのですが、ちゃんとした日本語で桜は結構感動してました。今、アニメのせいで乱れた日本語を使うフィリピン人学生が増えていて桜は困惑していたので。私と桜は丁寧語は使いませんが。



試してご覧になりたい方、連絡先はこちらです。
ただし私が試して良かったからと言っても別の方が満足するとは限りませんので責任は負いかねますのでご理解下さい。
桃ちゃんなんかは歯を抜いてもらった時、痛いって言ってたし、なので良いと言われている医師でも完璧はないって事ですよね。

名前:Dr. Irene T. TIU-PAGAN D.M.D

2つクリニックがあるのですが、こちらはケソン市の聖ルカ(セントルークス)病院の近くのクリニック。

Rm. 204 2nd Floor ELCO Bldg.
202 E. Rodorigues Sr. Blvd
Quezon City
Tel: 724-4588 / 722-9454 / 723-0071 to 78 loc 111


今回行ったのはオルティガスセンターにあるクリニックで、エドサシャングリラホテルの近くです。

Phase II, Bldg.II Room 105
Ground Floor, Cedar Mansion
Blessed Jose Maria Escriba Street (formerly Amber Avenue)
Ortigas Center, Pasig City
Tel: 633-2166



桃ちゃん、まだ咳が残ってるのにバレエに行きたいって言って、
それで桜の抜歯に付き合うことになって、ちゃんと食べてないまま家を出たせいか
(途中でファーストフードでも買おうと思ったけど店がなくて)
夜また鼻水で具合悪くなって泣いてました。

桜も抜歯後に桃ちゃんのバレエに付き合う羽目になったんですけどね。
4時半~9時まで外出で食事抜いてしまったから・・。マニラは本当に外食が難しいです。

これは出がけに桃ちゃんが歌ってくれました。



フィリピン語のアルファベットの歌。桜が教えてくれました。
全く英語しか話せなかった桃ちゃんですが、歌が大好きなので歌で教えるといいみたい。


いつも応援有り難うございます!






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<どうでもいい菜の花家の食卓>



急いで出がけに作ったパエリア風味のチャーハン。(でも何故かバジルの葉入り)
今日はこれとハンバーグでしたが、ハンバーグは材料を全部投入して、混ぜるのと焼くのはメイドさんにお願いしました。



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<韓国人の多い場所?>

今日行った歯医者さん、待ってる間、桃ちゃんがお腹空いたので何か買えるものがないかと通りを歩いてみたのですが、
前来た時はこんな風じゃなかったのに、突然韓国語の看板だらけ~。



黄色い看板も韓国レストランでした。








レストランが多いのですが語学学校などもありました。








レストランで食事をお持ち帰りしてもらう時間はなかったのですが、








大衆食堂のようなものから、








ちょっと高給そうなレストランまで色々ありました。








美容室も結構立派なのが繁盛してる感じ。








最近、韓国人が多くなったんですが、








こんな通りがあるんですね。








マンションが多いのと、シャングリラモールやホテル、電車の駅に近いからかもしれませんね。









スーパーを見つけて私は銀杏(450ペソ:830円位)と大好きな麺を購入。
この麺は何かの澱粉で作ってるのか腰があって冷やし中華に最適。

銀杏は茶碗蒸ししようかな~、と思ってつい買っちゃいました。
もう少し小分けで売ってると助かるんですが、銀杏料理検索しなくては。



いつも応援に励まされています!



糖尿病だから歯が抜けると言ってる義兄

2012年02月18日 06時38分40秒 | フィリピン病院関係
うちの主人の4番目の兄、オーストラリア兄さん、糖尿病なんです。

オーストラリア兄さんには子どもが4人居ます。一番上の子が一番お父さんに顔がそっくりだけど、その子は若い時の過ち、メイドさんとの間の子で、自分では育てませんでした。
主人の両親が仕送りはしてたようなんですが、母親とその子は海を渡った田舎でずっと暮らしてました。

結婚する時、オーストラリア兄さんはその事実を奥さんになる人に言わなかったので、後々ばれてしまって大騒ぎだったとか。私が結婚する前の話しなんですけどね。

私が結婚した時は彼には今の奥さんとの子が3人居て、最初の子は階段の下のハリーポッターみたいな物置部屋に住まわせてあげて彼の奥さんはその子に家の掃除、洗濯、アイロン、料理などこき使ってましたっけ。
正妻との子ども3人は二階の子ども部屋で家事などすることなく暮らしてたんですよ~。

メイドさんとの間に出来た息子さんはオーストラリア兄さんの家でこき使われながらも高校、大学と卒業しました。いつも会うとニコニコして感じの良い青年って感じでしたね。

そして彼の奥さんは結婚してからずっと専業主婦だったのだけど、良い人なんだけどあまり勉強見るタイプじゃなくて、途中から少しランクが上のアテネオ小学校などに転校させようとしたのだけど、ことごとく落ちてしまいました。

それで子どもの教育の為にとオーストラリアに移住してオーストラリア国籍を取ったんです。
末っ子(次男)が9才、長女が14才、次の長男が12才くらいだったと思います。

そしてこの時にオーストラリアはメイドさんも居ないし異母兄弟の息子を連れて行くことに奥さんも合意したので(彼はもう大学も卒業してた)、正式にお父さんの子として養子縁組したんです。

ただね、結局は正妻の子は3人とも高卒でおしまい。仕事探してもアルバイトみたいなのしかなかったらしくて、それで引き上げて来たんですが、最初はオーストラリア兄さん夫婦だけ、それから結婚した長女とそのご主人が孫連れて帰って来て、次に長男が帰って来ました。

今オーストラリアに残ってるのは異母兄弟の息子さんと9才で移住した次男。上の息子さんは日本レストランでお寿司や鉄板焼き担当みたいで前にパーティーした時に沢山の握り寿司を作ってくれましたっけ。今は結婚して子どももいます。9才でオーストラリアに渡った子は今何してるか分からないんですがアルバイトしながら生活してるのかな。この子は9才で移住したのでタガログ語が全く話せなくてフィリピンに帰って来てもカルチャーショックみたいです。


ま、前置きはここまで。

そのオーストラリア兄さんなのだけど、去年だったかな、突然病に倒れ、調べると糖尿病のせいで腸が炎症だか機能してないんだかで腸の一部を切除する手術をしたんです。
そして今度は歯が全部抜けて来てしまっているんですって!

糖尿病で目が見えなくなるとか、急激に痩せるとか、足を切断とかそういう怖い話は聞いた事があるのですが、歯が抜けて来るってあるんですね?
もっとも血糖値が高いと全身に問題が起こりそうではありますけど。

そしてフィリピンの病院って栄養指導ないんですよね。

なのでもしかしたら薬さえ飲んでれば何でも食べ放題と思ってるのかも。血糖値を自分で調べることはしてるらしいんですが、食事などを計ったりして調整はしてないそうです。日本だと普通の書店でも80カロリーを1点と数えて換算しやすいように食べ物の写真などついた本が多く売られてますよね。


病気の説明はフィリピンの場合はそういう栄養指導がないので、自分の選んだ医者次第。
病院として面倒見てくれるってことは全くないです。

そして医者も信用出来ない人が多いんですが、医者が信用出来ないと言うか、病院の仕組みが結構大きな問題なんです。

例えば父がこちらに居たとき、前立腺でおしっこが出にくい状態だったことがあるんですが、相談に行った内科医が直ぐに入院させなさい、これと、これと、あれと、と検査の項目を書いて私にくれたんです。
フィリピンの病院は医者が患者を入院させると言うより、患者が自分で入院科に行って部屋を決めて入院します。その時に医者が書いた処方箋の紙を渡すとナースや研修医がその指示通りの検査や薬を用意するって感じです。

その時の指示がカテーテルでとりあえず排尿させてみて、もしそれでも出にくかったらバルーンカテーテルを入れっぱなしにしましょうって感じだったのですが、ちなみにその医師は内科医。
知り合いの泌尿器科の医者に相談したらそれだったら救急外来でも出来るから入院する必要はないのでは、と。

そしてその内科医を紹介してくれた整形外科医、父はその直前に大腿骨頸部骨折で手術してたので、その先生にも電話で聞くと、

「俺が紹介したのに勝手に泌尿器科の分野に入り込んで入院させるなんてとんでもない」

とお怒り。

実はフィリピンの病院では紹介医がいる場合、その患者が入院すると例え泌尿器科で入院しても、その整形外科医も1日いくら(当時1000ペソ=2千円位)と貰える仕組みらしいんですよね。なので黙って入院させるとその報酬が入らないので気を悪くするわけなんです。

そして検査も医師の名前を書いておくと病院がこの医師はどれだけ検査して、病院にいくらの儲けを出したって統計を出すらしいです。それがポイント式になってるみたいで、病院で患者を診るのには部屋を借りなくてはならないのだけど、その賃貸契約にもポイントが大きく影響するらしいです。

マカティメディカルなどの駐在員さんや外国人も多く行く大手の病院はゴルフの会員権みたいに最初に株主にならないと賃貸契約も出来ないそうです。
なので良い医者がそこで働いてるのか、もしかしたらお金のある医者のみがそこで働けるって可能性がなきにしもあらずかも。


うちの主人、トライアスロンを始める前は脂肪肝だったんです。それで医者に行って肝臓のエコーを取ってもらったことがあったんですが、その時もその医師は栄養指導などは一切せず、治療薬も必要ない、今のところは放っておくしかないですね、と言っただけでした。

実はフィリピンには日本のような政府の医療保険がないので、皆、本当に医者にかかりません。それで医者は患者が来るとこの時に儲けないと次は当分ないかも、って感じで患者が良くなるように指導せず、いや、別に悪くなるようには指導しませんが、黙っていて酷くなれば自分の所に定期的に通って来ると計算してるような人がいるような気がします。

私もメイドさんがレントゲンで肺結核の疑いだった時、国立の肺専門病院のある医師は今直ぐに治療しないと命が危ないとか言ったんです。そして2週間に一度通って来なさいとか、肺のバイオプシーをした方が良いかもとか何とか。私は子どものうつるのが怖かったので直ぐに薬を自費で買ってあげて医者にも自分の時間とお金を惜しまず連れて行ってあげたのだけど、そのメイドさんは自分は咳も出ないのに肺結核とは思えない、と私に迷惑になるなら辞めますと辞めていきました。今でも連絡くれるし、咳もないし、元気で女性の警備員としてモールで働いてるようです。もう彼女が辞めてから3年以上経つんですよね。もし肺結核だったら(しかも両肺とも結核で真っ白だって言われた)、今頃生きてないと思うので誤診だったと思います。

その医師も私が質問すると怒鳴りつけて怒る方でした。そして本来なら結核はフィリピンでは政府が無償の投薬をしてるし、その肺専門病院にもその窓口があるのに、その医師はそこに行くと自分の患者じゃなくなるからとわざとそこを紹介せず、手続きが面倒だ、全員が受け入れて貰えるとは限らないと色々言って私たちを行かせないようにしてました。

死活問題ですから、人の命より自分の収入って分からなくもないですが。