先日行われた義父の誕生会、今年は90才になったので盛大に行われました。
先ず、朝5時半に兄弟全員集合しろ、とお達し。
9人兄弟の内、アメリカに住んでいる看護師姉さんを除き全員集合。
家から義両親宅まで渋滞がなければ車で10分。
主人は5時20分に家を出たけど私は5時40分に出ました。
たまたま桃ちゃんの学校がお休みだったから良かったけど
週日の月曜日、普段ならお弁当や朝食作りで大慌てな時間。
(朝の準備は午前6時までが勝負)
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<朝食パーティー> 午前5時半~10時
いつもは自宅に近所のお年寄りの友達を呼ぶのですが
今年は90才という事もあり、教会の前の広場に席を設けました。
午前6時半から誕生日を祝うミサが行われました。
フィリピン人は誕生日にミサに行く習慣の方がおられますね。
近所の人の他に教会関係の知り合い、
義父が援助しているストリート・チルドレンの教育に携わるフランス人修道士達も8人ほど来られていました。
ケータリングでフィリピン風朝食が出されました。
ガーリックご飯、スクランブルエッグ、ミルクフィッシュ揚げ、フィリピン風ビーフステーキ、春雨炒め、パン、ビビンカ(米粉の蒸しパン)などなど。
立ち話しをしているのは義父と4番目の義兄、左側におられるのがフランス人の修道士達。
他の方はまだまだ残っておられましたが
私は午前9時頃においとましました。
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<昼食パーティー> 午前11時~午後3時
昼食パーティーは主人の会社ビルの最上階にある会議室で行われました。
(風船で「90」ってデザインしてある)
お料理は社長兄さんがケータリングを頼んでくれ、フィリピン風料理。
コンデンスミルク入り甘いフィリピン・プリンの上にフルーツのかけらがのせてあるもの。
と言っても私が食べたのはこれだけ。
右向こうの小皿にはターキー。長男兄さんが私に取って来てくれたもの。
オレンジのさつま芋が美味しかった。
社長兄さんの孫の部屋が設置されてました。
子守りと孫を一緒に連れて会社に来るみたいです。
長女には2人子どもがいて上のお嬢さんは来年小学校くらい、下の息子さんは暮れに生まれたばかり。
次女は1才のお嬢さんがいて現在妊娠中。
長女さんも次女さんも年に何度も子連れで国内旅行、海外旅行を楽しんだりして絵に描いたような幸せ家族。
義父は弁護士になって直ぐはアメリカ大使館で働いていましたが
愛国心がとても強かったのでその後独立して友人3人と弁護士事務所をやっていたよう。
その後地方裁判所の裁判官を退職するまで続けていたのですが
後にラモス大統領の推薦で最高裁の裁判官選出委員を4年勤めました。
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<夕食パーティー> 午後7時~10時半
エドサ・シャングリラホテルの中華料理店「サマー・パラス」で親しい親戚を集まって行われました。
個室を予約、借りきり。
この日、3度目の誕生ケーキ。

(子ども達は下座に)
今日3度目のパーティーで皆さんお疲れなのか招待客の到着がちょっと遅かった・・のに
レストランが食事を出すのはもっと遅くて驚きでした。
なんと一番先に北京ダックが到着したのですが、
北京ダックって解体しないと食べれないわけです。
お兄さんが何人かでせっせと解体作業、包む作業をしているんですが
30分じゃあ終わりません。
午後7時の予約で本当に食べられる最初の食事が出て来たのが午後8時半。
「ホット・シュリンプ・サラダ」は天ぷらのように揚げた海老とマヨネーズ、コンデンスミルク、フルーツカクテルを混ぜた料理。
皆お腹空いていたので欲しい人がさっさといくつも取ってあっという間になくなりました。
(私は味見しませんでした。元々好きじゃないし。)
やっとここまで巻けてきました。
(料理が来ないので私がどんだけ暇だったか分かりますね)
そしてここの中国茶に私はご不満。
中華料理屋って中国茶は無料で出すべきじゃないんでしょうか?
ホテルだから高い金額を取っているのにお茶が1ポット200ペソで
お茶っ葉は一回分入れたらそれっきり。
だからお湯をどんどん足していくだけでお茶はどんどん薄くなり
最後にはお湯を飲んでるみたいになるわけです。
それはないでしょう~と思うのです。
守銭奴みたい。強気ですよね、フィリピンのレストラン。
もっともお茶を無料で出す美味しい中華料理屋は他に沢山あるし
中国人はそういうお店で食べてるんじゃないかしら。
中華街にあるレストランなどは私はお勧めなお店が多いです。
こういう中華料理屋で食べるのはお金が沢山あるフィリピン人が多いから
お茶が有料でも良いんですよね、きっと。
いや、でもお茶が200ペソだとテーブル毎にお茶だけでも高額・・。
私はお茶に凝ってるのでかなり消火不良な感じでした。
次に来たのがこれ。干し椎茸+ブロッコリーに茹でた海老。
干し椎茸は食べる人があまりいなかったので私が沢山頂きましたが
海老は美味しそうじゃなかったので取らなかったら海老好きな方があっという間に完食してくれました。
北京ダックの身を炒めてレタスで包んで食べるのですが
実はこの後、何故かウェイターさんがレタスの上にどんどん山盛りに中身を乗せてからテーブルに出したので
私は1つ食べただけ。
いつも別々に出て来るので中身を少しにしてレタスを大量に食べる楽しみな料理なんですよね。
フィリピンの人はレタスよりも中身が好きなのでレタスが沢山余る筈なのに。
もっともウェイターさんに別々にって言えば良かったんだと思いますが。
フィリピンではバースディー・ヌードルと呼ばれてる焼そば。
私はこれに黒酢を沢山かけて食べるのが大好き。
蟹・・は油っこくて美味しくなかった・・。
お客さんの為にわざわざ骨を取って出してくれたラプラプ(ハタ科の魚)のオイスターソース蒸し。
味が濃過ぎて私には駄目でした。
薄味で素材の味が好きなので。
義父の若い頃・・ハンサムですね。
中国人の義母とは当時流行していた大学の社交ダンス会で会ったそう。
結婚した時、義父はまだ弁護士学校に通っていて
義母は医学部にいたけど結婚して退学。
まだまだお元気な義父。
末っ子で兄弟でただ一人弁護士になった主人の事務所に毎日押し掛けてあれこれ指図して主人を困らせてるようですが
まだまだ長生きして欲しいです。

(桃ちゃんの食べれるものは殆どなくて下座で小さい子達と風船遊び)
お料理はこの他にチャーハンが出て来ましたが
こちらも小さいお茶碗に1人分ずつ盛って出て来たので
多く取りたい人、少なめが良い人の加減が出来ず
残した人が多かったのが勿体なかった。
椅子に座ってるのはカナダ姉さんのお気に入りの次男。
カナダ姉さんの長男と三男は旦那さんと一緒にバンクーバー在住のカナダ国籍。
この次男は医学部に入りたくて高校最終学年の夏休みにカナダの高校に2ヶ月だか行ったのだけど
医学部予科に入るのに必要な化学、物理、数学など
フィリピンよりずっとレベルが高くてちょっと・・・だと判明し
(「・・・」に何が入るかはご想像にお任せします)
フィリピンの高校に戻って来ました。
今はアテネオ大学1年生で公衆衛生学で医学部予科に通ってます。
(前にもブログで書いたけど)本当はフィリピン大学に入りたかったのが桜散って・・義父のコネでって話しも流れたので、
アテネオ高校から受験して合格したアテネオ大学に入学。
勉強は簡単で成績も素晴らしく良いって義姉が言ってました。
桜と桃ちゃんの間にいるのはカナダ姉さんの末っ子の娘さん。
中国の旧正月後だったからかホテルのあちこちに金柑のような小さい柑橘系の実がなった木が置いてあるのだけど、
何故か全部の木にこうやってネットがかけてあるのです。
お客さんが勝手に取るのを防ぐ為かもしれないですが
よく見ないとみかんの木には見えないし
見た目が悪い。
警備員や受付嬢の横に置いてお客さんに注意出来る場所に置いてネットを外すか
「実を取らないで」と小さい札を付けるなど工夫したらいいのに・・と思いますけど。
ホテル内にはこういう風水のお店が。
フィリピンではモールでもしょっちゅう風水のお店がありますが
大流行りですね。
もう直ぐバレンタインってことでバレンタインのお菓子も。
バレンタインはお花が一般的ですが
花より団子でハート型のお菓子もちらほら売られます。
ホテルの出口に居る犬は銃などを嗅ぎ分けるってこのお兄さんが言ってましたが
本当でしょうか。
このお兄さん、凄く愛想が悪くて犬の訓練について聞いても殆ど答えてくれず。
かと言って客の荷物に犬を近づける風でもなくて
何もしてないみたい。
と言う事で平日の月曜日、長~い1日がやっと終わりました。
主人など仕事がある人は仕事が翌日にずれこんで数日間大変だったよう。
もうリタイアして暇にしている義両親はこの日は自分たちにずっと関心が向けられていて大満足だったみたいです。
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<バレンタインのお菓子>
テレビでやってた簡単なお菓子の作り方で今年初めてバレンタインのお菓子を作って主人の両親や兄弟達に配りました。
テレビではラム酒ですがなかったのでブランディーを使用。
見た目はチョコ・トリュフですが
実際は低カロリーなお菓子。
ノンシュガーのチョコレートを使用しました。
カナダ姉さん用にはお酒なしも作って
桃ちゃんもお手伝いしてくれたけど
桃ちゃんって手伝いは好きだけど自分では絶対に食べない・・。
お菓子好きじゃないのかしら。
(あ、でも桃ちゃんは羊羹とお饅頭は好き)