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GGウォッチ2/2:①甘利疑惑 口利きは常態化 検察が動かぬ不思議②国代理人の元検事が裁判官の癒着

2016-02-02 18:20:19 | 日記

●核心部分が黒塗りでは疑問は解消せず、むしろ深まった
【 資料は“黒塗り”だらけ 甘利事務所かばうURの苦しい弁明 日刊ゲンダイ2016年2月2日 
 
     甘利前大臣の金銭授受問題で、都市再生機構(UR)が1日、職員と甘利事務所秘書の計12回にわたるやりとりの一部を公表した。
  国交省で「記者レク」を行ったURの中瀬弘実総務部長は、「甘利事務所の秘書から、補償金の上乗せを示すような発言はなかった」と調査結果を報告。ところが、やりとりを示したメモの多くは黒塗りされ、集まった記者からは「これじゃ分からない」「説明不足だ」と怒りの声が上がった。
  総勢50人ほどの記者の怒りを買った中瀬部長は「口利きがあったのではないか」と問われても、「ない」の一点張りだった。しかし、その根拠が分からない。しかも、怪しいにおいがプンプンだ。
  例えば、2015年10月9日のメモには、県道工事に絡む建設会社への移転補償について、UR職員3人と甘利事務所の秘書の会話が記されている。秘書は「少しイロを付けてでも地区外に出ていってもらう方がいいのではないか」と発言。その後にワザとらしく、「圧力をかけて金が上がったなどあってはならない」と取り繕っていたが、こういうのを“圧力”というのである。いくら甘利氏の秘書でも記録が残る場面であからさまなことを言うわけがない。しかし、中瀬部長は「『口利き』が何を指すのかよく分からない」と苦しい言い訳に終始した。どうしても甘利事務所をかばいたいのがミエミエだった。
  記者レクの後に、国会内で開かれた「甘利大臣追及チーム」に出席した民主党の山井和則議員はこう言う。
 「UR側の話は週刊誌報道とも少しずつ食い違いが出てきており、不可解です。そもそも、甘利事務所の秘書と12回も会っておきながら、『口利きがない』は通りません。黒塗りされているとはいえ、メモを見ると、UR職員が建設会社との補償金額を具体的に挙げ、第三者であるはずの甘利事務所と交渉していることがうかがえます。これで『あっせん利得処罰法』に抵触する可能性も出てきました」
  逃げ切れると思ったら大間違いだ。そもそも甘利事務所とURは共犯者。“口利きはない”なんてアホらしいったらありゃしない。】

●真実を糊塗するにも程がある取材記者をバカにした強弁
(GG:重要なところが黒塗りになっていることも大きな問題だが、掲載された資料の文面を読んでみても慣れた会話であることが分かる。これが初回なのか。一度ではない可能性がますます強まった。URの「『口利き』がなにをさすのか良くわかりません」などとアカラサマな居直りともとれる苦しい弁明と強弁でURが深く介在していることが濃厚になった。
●初回と思えぬ慣れた会話のやり取りは常態化を窺わせる。検察が動かないのは何故??
この手相に強権的に調べる以外の手は通じないだろう。URのこれまでの補償金を第三者機関で精査する必要がある・黒塗りが総てを物語っている。今になっても検察が動かないのは、検察に手を回したから?手を回せるのは安倍晋三以外に居ない!ますます重大疑獄だ。)

●デタラメ極まりない裁判官指揮だ。岡っ引きが奉行を務めている。これでは近代以前だ
【生活保護引き下げ違憲訴訟/国代理人の元検事が裁判官/金沢地裁に忌避申し立て
2016年2月2日 10時37分 しんぶん赤旗
  生活保護基準引き下げ違憲訴訟が全国でたたかわれるなか、さいたま地裁で国側の筆頭代理人を務めていた元検事が、金沢地裁で同訴訟の裁判官を務めているのは「裁判の公正を損なう」として、生活保護問題対策全国会議などの弁護士が1日、同裁判官を職務からはずすよう「除斥・忌避(きひ)」を金沢地裁へ申し立てました。
 都内で会見を行った同会議代表幹事の尾藤廣喜弁護士は、同裁判官は「国による生活保護基準の切り下げは『違憲ではない』と論理整理し主張してきた人物」だと指摘。吉田雄大弁護士は「人権保障の最後のとりでとしての裁判所が、国と慣れ合っていると批判されて当然だ」とのべました。
 裁判官と検察官との人事交流である「判検交流」は批判をうけ、刑事裁判では2012年に廃止されましたが、民事裁判では継続しています。
 尾藤氏は「判検交流を30年以上問題にしてきたが、こんなにひどい事例は初めて」として、国に理解を示す判決につながっていると指摘。「判検交流をなくさない限り、国民の立場に立った公正な裁判はできない」と批判しました。
 同違憲訴訟は現在26都道府県の地裁でたたかわれ、原告は850人を超えています。】
●検察と司法が膠のようにベッタリ癒着。常軌を逸する厚かましさ
   (GG:この杜撰さと言うより厚かましさは権力が胡坐をかいている表れ。言い逃れると踏んでいる。あまりに常軌を逸している。検察と裁判所の癒着が露骨だ)


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