先日、映画【マネー・ショート 華麗なる大逆転】を観に行きました。
ここでは、「おまけ」で書いたポスターの名前間違いと途中シーンでのトピックスの追加詳細です。
映画と金融の説明ついて、詳しくは別のサイト記事にわかりやくす書きましたので、
まずは下のリンク記事を参考にしてくださいね。
当然、映画の内容にも触れていますよ。 ちょっとネタバレ注意ですが...。
⇒ 「映画マネー・ショート 今の世界経済とダブって見える!」
(出典 : nowgetahint.com 今を切り取る 明日へのヒント )
【マネー・ショート 華麗なる逆転】
個人的には勉強になったし、よくできた映画だとおもたのですが、巷では賛否両論。
けっこう、金融用語も飛び交い、難しいし、よくわからないという声もちらほら聞こえてきました。
しかし、映画の中で、パロディ的に言葉を説明するカットを入れたりして工夫してるんです。
確かに信用保証などもデリバティブの金融用語が出て来るんですね。
それに株式や為替などを昔からやってる人は、けっこう頷けるんです。
ITバブルが崩壊して、景気対策の金余りから、
劣化不動産への貸し付けからサブプライムローン問題が発生して、
ひいては、リーマンショックが引き金となって世界経済の破綻まで導かれていくことを。
☑ ポスターの大間違い
リンク記事の中で指摘したのですが、
興業ポスターの中に間違いを発見したのです。
それがこちら、 ↓
名前が入れ替わってるんですよ。 主人公二人の。
一番左は、スティーブ・カレル
左から二番目が、クリスチャン・ベール、この人です。
ほら、名前が入れ替わってます。
観に行った後、これで盛り上がりましたよ。
さっそくその中の一人はFacebookの映画サイトへ投稿してました。
配給会社は、知ってて知らん顔なんでしょう。
映画始まってますし、大量に刷ってたんでしょうから。
こんなことってあるんですね。 ポスターですよ、ポスター。
☑ 映画の中に日本食レストランのシーン
そういえば、映画の中で主人公のカレルと日本人らしきビジネスマンが、
ニューヨークの日本食レストランで話すシーンがあったんですが、。
これはまぎれもなく有名店「NOBU」です。
「NOBU」は、ノブ・マツヒサ(松久信幸)がニューヨークで開店し成功したお店。
彼は母国日本で寿司づくりを学び、若き職人時代をペルーとアルゼンチンで過ごし腕を磨きました。
店を数度開業し不運な結果に終わりますが、
マツヒサの常連客だった俳優のロバート・デ・ニーロが寿司店の共同経営を熱心に誘ったことで、
1994年のノブ開店に至ったといいます。
いまでは17カ国で30数店舗を擁するホスピタリティ・グループへと躍進しています。
口コミもいいです。
メニューにどんぶりもありますが、見た目は和とイタリアンモダンてな感じです。
それがこちら...。⇒ NY旅行⑯ニューヨークで有名な日本食レストラン、ノブ・ネクストドアに行ってみた!
☑ レストランのシーンで流れた曲は、徳永英明!
そう「最後の言い訳」でした。
この歌を使ったというのは、けっこう仕込まれているな、と思いました。
そもそも、歌詞のサビの部分、
「いちばん大事なものが いちばん遠くへ行くよ~
いちばん近くにいても いちばん判り合えない」
が流れます。
まるで魔法のように金融マネーがショートして、
大金が消えて無くなってしまったよ~!
と、ウォール街への皮肉と哀悼そのものを歌ったようです。
気が付いたときは、あれ~と意識がそっちへ行ってしまい、
しばらく映画に集中できませんでしたから。
☑ 村上春樹さん名言もでてきた!
途中、教訓として村上春樹の「IQ84」の中の名言がでてきます。
それがこちら...、
「誰もが心のなかで、世界の崩壊を待ち望んでいるんだ。」
Everyone, deep in their hearts, is waiting for the end of the world to come.
ということで、このあたりをこのブログで少し詳しく書いてみました。
対して画像や映像では知名度の高い役者が中央寄りに配される。
そこで起こった逆位置現象であって、制作ミスではないのでは?