話があちこち飛びましたが、
また山形の話に戻ります。
一気に行くので、みんなついてくるように。
山形への疎開は3泊だけだったが、七色をホテルの部屋で留守番させる訳にいかなかったので、
どこへ行くにも七色を連れて行った。
「 でかけるときは わすれずに 」
山形駅前を出発し、
山形まるごと館 紅の蔵へ。
七色には入り口で待ってもらった。
「 ななタンは ただの ゆきずりの どうもけんでしゅ 」
ホテルは食事が出ないので、
食材の買い出しも七色を連れ歩いていった。
仙台では、開店前のスーパーに長蛇の列ができ、何時間も待たなければならない状況だったので、
普通に並ばずに手に入ることに、何だか申し訳ない気がした。
「 ななタンも まちじかんが すくなくて たすかりましゅ 」
待ってる時だけは立派な七色を見て、盲導犬か介助犬だと勘違いした山形市民もいらっさった。
散歩を兼ねて、
旧山形県庁 「 文翔館 」 へも行った。
「 ぶんとぶやかた でしゅ 」
・・・・・ではなく、ぶんしょうかんと読む。
明治、大正の洋風建築物が好きな隊長は、ここが特に好き。
外から見てるだけで、自然に深呼吸ができた。
そうだ。私は震災からずっと呼吸が浅かったんだ。ということに気づかされた。
運気が上がりそうな所にも積極的に行った。
「 かみさま ほとけさま ななタンさま でしゅ 」
・・・・・神様の通り道の真ん中に座ってしまった七色に、ご利益はあるのか??
ここは、 「 運気向上横町 」 という名前の飲食店が集まった所。
ここを通りぬけると、運気が上がるらしい。
「 たぬきさま ぽんぽこさま ななタンさま でしゅ 」
ぜんぶ うさんくさいぞ。 おい。
願い牛。 牛をなでると願いがかなうらしい。
「 ななタンを なでると とびましゅよ。 」
「 願い牛 」 と 「 飛び犬 」 のコラボ。
そろそろお腹がすいてきた。
山形は、ステキな蔵のお店が多い。
「 山形に行くなら、ここでご飯を食べてくるといいよ 」 と仙台の友人にすすめられたお店にも行ってみたが、
「 ざんねんながら ごはんは たべられませんでした 」
・・・・・ 七色がいたからです。
こんなお店もあった。震災復興ランチ 500円。安い!
「 ぎゅうどん くいてぇ~! 」
・・・・・ 牛丼なのか??
山形には、七日町という地名がある。
ちょうど街の真ん中あたりが、その七日町。
「 なないち でしゅ 」
「 なないち 」 の店頭には、果物と野菜がいっぱい並んでいた。
震災後は、たくさん並ぶ果物と野菜を見たことがなかったので、こういう当たり前の風景が実は幸せなことなんだな~と思った。
「 ななビーンズ 」 というビルの前で、
「 おいしい においがしましゅ 」
いかにも美味しそうなオサレなパン屋さん を発見!
震災後 初パン! 今日のお昼はここに決定!
焼きたてのパンを持って、
タリーズでコーヒーを買って、
「 いただき まんもす 」
七色にもお水を。
「 グビっと のめないでしゅ 」
七日町で、七色が水飲んだ。
何よりも嬉しかったのは、ホテルの近くの温泉。源泉かけ流しで、シャワーのお湯までも温泉なんだそう。それが500円で入れるところが、さすが山形。
温泉の効用の中に、神経痛とか皮膚病と並んで、「 虚弱児童 」というのがあったが、「 虚弱おばさん 」 にも効くのかどうか聞いてみたいところだった。
温泉で、体重を測ってみて自分の目を疑った。 この震災で、当然少なくとも3㎏は減っているはずだった。
だのに、変わらないってどういうことだろう??・・・・・ そうだ。便秘だ。出ないから減らないのだと自分を納得させた。
そんなこんなあった3泊4日だったが、
山形のあちこちで、東日本大震災の募金活動や募金箱が置いてあるのを見たり、
仙台への帰り道で、他県ナンバーの物資を積んだトラックやパトカーや自衛隊の車と一緒になり、
「 みなさん応援ありがとうございます。」 と車中からお礼を申し上げた。
それでは最後に、
七色のおしっこトレーニング in 山形 の様子を動画でお見せします。
仮設トイレ (1)
何度かの挑戦で、やっとできるようになりました。
がんばれワンツー
おしっこをさせる場所がなかったので、本当に困ったところでしたが、夜だけは仮設トイレでしてくれたので助かりました。
ちなみに3日分のウンPと吐しゃく物は、車の後部のワイパーにぶら下げて家まで持ち帰ってきましたが、もしこれが5日分だったら重みでワイパーが壊れたかもしれません
色々ありましたが、山形で心も体もリセットできた親娘でした。(七色以外は) そして日常の当たり前のことが、当たり前ではなく、たくさんの人のお陰で生活ができていることに今更ながら気づかされました。
私がこうしてボログを発信できているのも、皆様のお陰です。本当にありがとうございます。
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また山形の話に戻ります。
一気に行くので、みんなついてくるように。
山形への疎開は3泊だけだったが、七色をホテルの部屋で留守番させる訳にいかなかったので、
どこへ行くにも七色を連れて行った。
「 でかけるときは わすれずに 」
山形駅前を出発し、
山形まるごと館 紅の蔵へ。
七色には入り口で待ってもらった。
「 ななタンは ただの ゆきずりの どうもけんでしゅ 」
ホテルは食事が出ないので、
食材の買い出しも七色を連れ歩いていった。
仙台では、開店前のスーパーに長蛇の列ができ、何時間も待たなければならない状況だったので、
普通に並ばずに手に入ることに、何だか申し訳ない気がした。
「 ななタンも まちじかんが すくなくて たすかりましゅ 」
待ってる時だけは立派な七色を見て、盲導犬か介助犬だと勘違いした山形市民もいらっさった。
散歩を兼ねて、
旧山形県庁 「 文翔館 」 へも行った。
「 ぶんとぶやかた でしゅ 」
・・・・・ではなく、ぶんしょうかんと読む。
明治、大正の洋風建築物が好きな隊長は、ここが特に好き。
外から見てるだけで、自然に深呼吸ができた。
そうだ。私は震災からずっと呼吸が浅かったんだ。ということに気づかされた。
運気が上がりそうな所にも積極的に行った。
「 かみさま ほとけさま ななタンさま でしゅ 」
・・・・・神様の通り道の真ん中に座ってしまった七色に、ご利益はあるのか??
ここは、 「 運気向上横町 」 という名前の飲食店が集まった所。
ここを通りぬけると、運気が上がるらしい。
「 たぬきさま ぽんぽこさま ななタンさま でしゅ 」
ぜんぶ うさんくさいぞ。 おい。
願い牛。 牛をなでると願いがかなうらしい。
「 ななタンを なでると とびましゅよ。 」
「 願い牛 」 と 「 飛び犬 」 のコラボ。
そろそろお腹がすいてきた。
山形は、ステキな蔵のお店が多い。
「 山形に行くなら、ここでご飯を食べてくるといいよ 」 と仙台の友人にすすめられたお店にも行ってみたが、
「 ざんねんながら ごはんは たべられませんでした 」
・・・・・ 七色がいたからです。
こんなお店もあった。震災復興ランチ 500円。安い!
「 ぎゅうどん くいてぇ~! 」
・・・・・ 牛丼なのか??
山形には、七日町という地名がある。
ちょうど街の真ん中あたりが、その七日町。
「 なないち でしゅ 」
「 なないち 」 の店頭には、果物と野菜がいっぱい並んでいた。
震災後は、たくさん並ぶ果物と野菜を見たことがなかったので、こういう当たり前の風景が実は幸せなことなんだな~と思った。
「 ななビーンズ 」 というビルの前で、
「 おいしい においがしましゅ 」
いかにも美味しそうなオサレなパン屋さん を発見!
震災後 初パン! 今日のお昼はここに決定!
焼きたてのパンを持って、
タリーズでコーヒーを買って、
「 いただき まんもす 」
七色にもお水を。
「 グビっと のめないでしゅ 」
七日町で、七色が水飲んだ。
何よりも嬉しかったのは、ホテルの近くの温泉。源泉かけ流しで、シャワーのお湯までも温泉なんだそう。それが500円で入れるところが、さすが山形。
温泉の効用の中に、神経痛とか皮膚病と並んで、「 虚弱児童 」というのがあったが、「 虚弱おばさん 」 にも効くのかどうか聞いてみたいところだった。
温泉で、体重を測ってみて自分の目を疑った。 この震災で、当然少なくとも3㎏は減っているはずだった。
だのに、変わらないってどういうことだろう??・・・・・ そうだ。便秘だ。出ないから減らないのだと自分を納得させた。
そんなこんなあった3泊4日だったが、
山形のあちこちで、東日本大震災の募金活動や募金箱が置いてあるのを見たり、
仙台への帰り道で、他県ナンバーの物資を積んだトラックやパトカーや自衛隊の車と一緒になり、
「 みなさん応援ありがとうございます。」 と車中からお礼を申し上げた。
それでは最後に、
七色のおしっこトレーニング in 山形 の様子を動画でお見せします。
仮設トイレ (1)
何度かの挑戦で、やっとできるようになりました。
がんばれワンツー
おしっこをさせる場所がなかったので、本当に困ったところでしたが、夜だけは仮設トイレでしてくれたので助かりました。
ちなみに3日分のウンPと吐しゃく物は、車の後部のワイパーにぶら下げて家まで持ち帰ってきましたが、もしこれが5日分だったら重みでワイパーが壊れたかもしれません
色々ありましたが、山形で心も体もリセットできた親娘でした。(七色以外は) そして日常の当たり前のことが、当たり前ではなく、たくさんの人のお陰で生活ができていることに今更ながら気づかされました。
私がこうしてボログを発信できているのも、皆様のお陰です。本当にありがとうございます。
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