笑う 七色 福来たる

盲導犬の訓練を終え、どうも犬となって帰ってきた七色。そんな七色と隊長のぐ~たらで楽しい訓練生活。 

七色救急隊

2011-03-02 | 七色の日常
それは昨日のことでした。


七色にお留守番をお願いして隊長は出かけました。


久しぶりに会う友人と、



初めて行ったお店で、





美味しいランチを食べ、

お互いに近況を話し、

そろそろ、話題が今後の展望に、うつりそうだったので、

じゃあ、デザートでも食べに行こうかね。

という時に、

これからって時に、

1本の電話が・・・・・

それは娘からのSOSでした。


今にも死にそうな声でこう言いました。




 「 具合が悪くて、立てないの・・・・・今すぐに迎えにきて。」


今朝、元気に出かけて行ったのに、急に何事!? と思って、今の状態を聞いてみると、


① 急に具合が悪くなって倒れて立てなくなった  ② 何も悪いものを食べたわけではないのにお腹も痛いし吐き気がする。

③ 友達が救急車を呼ぼうとしたが意識はあるので様子をみた。  ④ 暑くもないのに冷や汗が止まらない。
  ⑤ タクシーで家に帰ろうと思ったけどタクシー代がない  ⑥ 少し落ち着いたので、友達がお水を買ってきてくれて今飲んだ。 


① ~ ⑥ の状況から、 「 グァムに行けなくなったらどうしよう・・・・ 」 娘の心配は、そこだった。

グァムは2日後に迫っていた。



とにかくまずは、一旦、家に戻って、

留守番させていた七色を乗せ、





 「 おねえたん。まってってくだしゃい。ななタン きゅうきゅうたい ただちに しゅつどうしましゅ! 」


救急隊は、娘の元に急行した。 


死にそうで立てないと言っていた娘は、

友達と一緒に、駅前で立って待っていた。 





 「 ・・・・・ねえタンが たった  」 ← 「 クララが立った! 」 のリズムで


いったい何があったというのか、

病院に行く道すがら、話を聞いてみて、

隊長はそこから病名を導き出した。 



 「 ・・・・・それって、脳貧血じゃNE? 」 



でも、本人としては、死ぬかと思ったらしいので、

とりあえず病院に行った。 

検査をしてもらっている間、七色救急隊員は車の中でずっと待たされていた。

家に帰り着いた時には、七色の夕飯の時間は過ぎていた。


ここで、七色の1日を追ってみよう。


留守番 ( その間、サンルームでは工事 )  →  救急隊  →  車で待機 → 散歩なし → 夕ご飯遅滞 → 私達の夕食時は、足元で待機  → なのにおやつなし → 遊びもなし → 何もなし 


というストレスに満ちた1日を送った為、 こうなったのである。





 「 ななタンを あまく みたらダメでしゅ! 」






七色の大暴れの原因は、上記の通りでございましたことを、ここに謹んでご報告いたします。
ちなみに娘は、隊長の予想通り、脳貧血。ということで、「 心配しないでグァムでもどこでも行っていいよ 」 と主治医に何よりのお言葉をいただき、急に元気復活いたしましたので併せてここにご報告申し上げます。 
救急隊員七色に、ワンパンチ  

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