「 こんなところから こんぬつわ 」
サンルームの外側ができたのは、
いつのことだっただろう。
あれから、かなりの時が流れ、
遅々として進まなかったサンルームの中のタイル張りが、ようやく完了した。
「 やっと ななあしを ふみいれ まちた。 」
足洗い場も使用可能となった。
どこでおしっこをしてもいいように、排水溝周辺になだらかに傾斜をつけてもらった。
「 ななタンと もうしましゅ。おせわに なりましゅ 」
この水栓は、ペット専用というので期待してたけど、
やっぱ、どう見ても小型犬用にできていて残念なカンジだった。
タイルは、表面に凹凸がある。ザラザラしている。すぐ乾く。が絶対条件で、滑らないように小さいサイズのタイルを敷き詰めてもらった。
何せ、七色が神経質なので、テラコッタタイルみたいなのは嫌がるで、七色に優しい物を選んであげた。
七色にとっては、サンルームが家の中とみなすのか、外になるなのか、その位置づけがよくわからないらしく、( 私にもよくわからない )
サンルームに出ると、足を拭いてもらうまで、ここでずっと待つ。
「 あしを ふいてからでないと はいれないでしゅ 」
けなげなやつ。 きっとお母様のしつけが良かったのね。・・・・・・あ 私だ。
ペットの足洗い場というと、普通は洗濯機の下に敷いてあるパンのようなプラスチックの流しにしたり、
タイルで囲いをつけたりするのだけれど、
狭く区切って場所を限定するよりも、アバウトにしておいた方がストレスにならないと思ったので、あえてこんなカンジにした。
「 ななタン ここなら ひとりで おしっこも できそうなきがしましゅ 」
・・・・・・ と言ったくせに、なかなかできなかった。
こうして、ようやくサンルームの工事は終わったが、
1歩外に出ると、テラスは未だにコンクリートのまま。( ここにも同じタイルを貼ることになっている )
そして、7歩外に出ると、
「 ざっそう じゃんぐる でしゅ 」
・・・・・ で いつ終わんだろ?? まったく先が読めない1歩先。
夕方、サンルームで初のおしっこに成功した七色。褒めて褒めて褒めちぎり、おやつをあげてこれで一安心と思ったが、やっぱり外でしたいと玄関に行く七色。( 7日もしたら慣れるとは思うけど )
これで朝の散歩の後、巨体を抱っこしてお風呂場に運んだり、夜の11時に寒い外まで行かなくて済むかと思うと嬉しい!・・・・・ それ娘の仕事だけど
今日、七色地方で地震があった。始めは、めまいがしてるのかと思っていたら、横に大きく揺れた。その間、七色はあっちこっち走り回り、自分だけ逃げようとしていた。隊長を全く頼りにしてないことは明らかだった。 「 大丈夫だよ七色。落ち着いて! 」と言いながら、自分にも落ち着くように言い聞かせ、食器棚を押さえようか、それとも七色を抑えようか迷ったが、七色を抑えた。そんな隊長にワンパンチ
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