なみへい☆ブログ

青春時代アタマが固すぎてはじけられなかった後悔から、今頃はじけようとあがくちょっと見苦しい日々の記録

チョコレート、もらっただけ

2009-02-15 00:29:55 | 日記・雑感
 14日の朝は、前の晩お持ち帰り仕事をしようとしたけどはかどらず、眠くて不機嫌ななみへい。
 古紙回収の日だったが、夫とそれぞれ新聞取っているし、先月出し損ねたからものすごい量で、ふたりで往復するも予定の電車に乗り遅れ、休みの夫にちょっと八つ当たり。

 反省して、チョコレート買って帰ろうかと思ったけど、夕方帰る頃にはくたびれてしまって、選ぶ気力なし。

「コレ男くん、チョコレート買ってないで」
「?」
「コレステロール男やがな」
「わし?」
「そうそう。あんたのためやで」

・・「あなたのためだから」ってコマーシャルみたいやん。

 まあ、いいか。

 夫よ、許してな。
 作ってくれたカレー、おいしかったで。昨日もカレーやったけどな。

道路は続くよどこまでも・・ではあかんやろ

2009-02-15 00:05:22 | 日記・雑感
14日は、昨日から開かれている、自治体問題研究所主催の「自治体政策セミナーin姫路」に参加した。参加した分科会は「公共事業改革と地域経済」。
 
 2人の講師のお話、また、尼崎市での公契約条例制定をめざすとりくみをはじめ、各地のレポートで、戦後の公共投資と建設産業の動向がよく整理でき、公共事業改革と地域経済活性化の方向性についてたくさんのヒントをいただいた。
 
 いま、公共事業は、異様に高い予定価格での発注と、大企業による価格吊り上げや談合がなくなっていない一方で、自治体財政がきびしいことを理由に、最賃制度もなにもあったもんじゃないような、受注業者の労働者をモノ扱いする異常な公契約が横行している。
 それに、重層下請け構造、建設業界が戦前から引きずる古い体質、暴力団の介在などがからみ、公共事業改革はひとすじなわではいかない。
 
 「入札制度改革」が進んでいるけれども、総合評価制度が運動により劣悪な条件での公契約の歯止めになっているケースもある一方、かえって大手の独占をまねくこともある。談合防止もまるでザルという状況もある。入札制度改革だけでは、問題はなくならない。
 
 世界の常識とはかけはなれた巨大な公共投資が国と地方自治体の財政をこれだけゆがめてきたのに、限られた予算を大型プロジェクトにつぎこもうとする動きはやんでいない。特に道路。
 
 講師がお話しされたように、100億円の事業を、1箇所で100億円使うのと、1億円の事業に分けて100箇所でおこなうのと、どちらが経済効果が高いかは明白。雇用にとっても、1箇所で5000人を雇うことはないが、100箇所で50人ずつならじゅうぶんありうる。
 
 今日おもしろかったのが、韓国の建設産業基本法改正の話。
 韓国は、日本が侵略し植民地化したために、建設業界では、日本と同じ下請け重層構造が続いていたのだが、最近これを改善したのだそうだ。不況下で3次、4次、5次・・と下に行くほど下請け業者と労働者が泣かされている状況が野放しの日本が、学ぶことがたくさんありそう。

 公共事業改革の、変化の波は起こっている。
 大戸川ダムみたいに、大型開発ストップのながれが大きくなっているし、公契約運動は、単に「しごとくれ!」というだけでなく、税金の使い道をただし、働くルールを守る共同の運動として発展しつつあるようだ。

 何千億円もの高速道路を変わらず推進しようとしているどこかの知事さん、早く気がつかないと、流れに取り残されてしまいますよ。