-This nice day of everyday-

Works "another" Styles

歓喜の歌

2007-10-23 11:34:35 | ざつだん
 いやぁ~、こんな事もあるんですね・・・・・

 って、ナンの話しだよってF1のハナシですよ。

 4週間前の日本GPが終わったとき、ライコネンがチャンピオンになるなんて誰も思って無かったんじゃないかな?。
 


 1点差でチャンプが決まったわけですが、ライコネンの優勝回数が1番だっただけにコレは当然の結果。昔のポイント計算方法(1位10P、2位6P・・・)だとこの点差はもっと広がっていたはず。

 優等生ドライバーが増えてしまった最近のF1。まだ彼の様な不良タイプのドライバーがチャンピオンになれるのが嬉しいのですよ。



 McLarenのスパイ問題やらチームメイト同士の確執やらで嫌気がさしていたここ数ヶ月。アロンソかハミルトンのどちらかがチャンピオンになった場合多大な遺恨を残す結果も考えられただけに、そういう観点からもこの結果は嬉しい。結局メディアの力も政治力も使わなかったドライバーに勝利の女神は微笑んだんだから。

 まだまだこのスポーツ、捨てたもんじゃない。



 将来、今年のF1は同じ三つ巴戦で、同じ最終戦前にランキング3位だったプロストがチャンピオンになった'86年と同列で語られるんだろうな。



 残念ながらルーキーイヤーチャンプを逃したハミルトン、最後は青さが出ちゃったな。

 '86年のオーストラリア最終戦、運に見放されたのは奇しくも同郷のナイジェル・マンセル。マンセルに勝利の女神が微笑んでくれたのはそれから6年経ってから。頂点に立つということは容易いことではないのですな。

 類い希なる才能を持っているんだから、苦労してこそ味わえる喜びの瞬間を待ってますよ。



 今回デビューを果たした中嶋さん家の一貴クン。

 予選で失敗しちゃったりピットストップでクルーを轢いちゃったりしたけど、チームメイトのニコやアロンソを押さえてベストラップ5番手というのは上出来。

 琢磨選手をオーバーテイクした時の思い切りの良さは素晴らしかった。

 来年も乗れるとイイね。



 これにて今年のF1も終了。来年も熱戦を期待しております。


A LONG GOODBYE

2007-10-12 19:10:11 | ざつだん
 先週の中国GPは久々に興奮した1戦でありました。

 数多くのオーバーテイク、そしてまさかのリタイヤetc。俄然最終戦は何が起こるか予言不可能な状態に興奮していたら・・・・・。



 そんなとこに阿部“ノリック”典史選手の事故の報。
 つい先日マクレーが天に召したばかりだというのに。

 公道上での事故ということで「悲しい」というよりも「なんだかなぁ」という空虚な気持ちのほうが強く(決してレース中の事故なら良いというワケでは無く)、この1週間を過ごしてきました。



 今はただただ冥福を祈るばかり。合掌。


富士山

2007-10-01 20:35:19 | ざつだん
 ♪ふ・じ・さ~ん、ふ・じ・さ~ん 高いぞ高いぞ ふ・じ・さ~ん♪ (by電気グルーヴ)

 と、歌ってみたものの肝心の富士山はほとんど見えませんでしたよF1日本GP。



 この時期の冨士でのレース、感覚的に言うと雨の確率はスパよりも高いなと思っていたら案の定雨。しかも豪雨。おまけに名物の霧までしっかり出てきて。

 レースの方はSCランでスタート。19周もSC先導で走るなんて初めて見たかもしんない。

 正式スタートが切られるとMcLarenの2台は別世界の速さ。Ferrariはエクストリームウェザータイヤの装着義務が上手く伝わっていなかったようでSCラン中にピットインで下位に沈む。

 日本勢はと言うと、予選で「雨男」ぶりを見せたバトンは接触で後退・・・と思った直後に琢磨もお付き合いでノーズ損傷。ピットインではガソリンに引火してプチ・かちかち山状態。燃える場所が違います

 バリチェロは終始パッとせず、「冨士スペシャル」を用意してきたハズのToyotaの2台はHondaよりもgdgd状態。気付けば日本勢のトップは左近じゃないの(最終的にはHondaの2台に抜かれたけど)。

 レースはMcLarenの1-2のまま終盤戦に向かうと思いきや、アロンソがヘアピン手前でクラッシュ。アロンソが単独スピンしたのって過去にあっただろうか。

 これで楽になったハミルトン。ひとり別次元の速さで今季4勝目。ここ2・3戦はシーズン序盤戦のキレが失われていたようだけど、冨士に入って復活しましたね。これでアロンソとのポイント差を12に広げて次の中国GPで史上初の「新人チャンピオン」が誕生する可能性が高くなってまいりました。

 後方ではコバライネンVSライコネン、クビサVSマッサのバトルは見応えたっぷりでありました。特にラストラップのクビサVSマッサは「オマエら、マリオカートかよ!」と突っ込みを入れたくなるほどのサイド・バイ・サイド。コースなんてほとんど無視してるし(笑)。



 と言うわけで冨士に移転した日本GPも終了。テレビで見る限りでは楽しいものでありましたが、現地はこんな事あんな事で混乱した模様。

 来年はそんな混乱が起きないようにお願いしますね、トヨタさん!。