-This nice day of everyday-

Works "another" Styles

苦尽甘来

2017-07-27 23:00:45 | レベル:AMG GT
完成まで一気に進めます。
AMG GT製作記の最終回です。



窓の黒縁塗装。
最近の国産キットのようにマスキングテープ付属で甘やかしてはくれないので
チマチマとマスキングして黒を吹き付け。



レベルキットのクリアパーツは薄くてイイんですが
チョット油断するとパキッと行っちゃいますので注意が必要。
918の時にクラック入れちゃってるしねぇ…。


そして取付け。



レベルのクリアパーツは合いが良いと何度も言ってきましたが
今回は塗膜の厚みのせいでで上手くハマらなくなってしまって摺合せが必要でした。


ボンネットの中身はこの状態だとエンジンブロックが見えるのですが



上部のパーツを付けると見事に全て隠れてしまいます。



実車もそうだからイイんだけどチョット寂しい。
はめ込みがキツめだったので接着剤は使わず何時でも取外し出来るようにしておきました。


他のパーツに置き換えないと言っていたボンネットのアウトレットですが



結局エッチングメッシュに置き換えてしました^^;
中の臓物がチラッと見えるのが良いでしょ?


光が反射して見えづらいですがドアノブのメッキ部分はメタルックを貼り込んでおきました。



ボディ一体のドアノブですがカラーリングのせいでそれほど気にならないですね。


最後の仕事はリア周りの小物パーツ取付け。



マフラーカッターはバリの上からメッキが掛かっていて見た目がよろしくなかったので
酸素系漂白剤でメッキを落としてしまい整形してからメッキ風塗装で仕上げてみました。

スリーポインテッドスターのエンブレムはフジミSLS GT3からの流用。
タミヤSLRのインレットマークを使おうと思ってたんだけど微妙にサイズが小さかったのよね。


ということで完成。





タイトルを「苦尽甘来」にしたけど本当のトコロそれほど苦労せずに完成できました。
これで4年連続ドイツレベルのキットを完成させたことになりますね。

最近のメルセデスの車は私の好み。特にコイツの後ろからの眺めは凄くセクシー。
新車価格は1600マンくらいなんですが新しいNSXと比べるとバーゲンプライスと思える程

ま、買えないけどネ^^;

HMEのクラブテーマが「メルセデス」ってことで手を付けましたが
そうじゃなくてもこのキットは作ってたと思います。

☆☆

目出度く完成ってことで次回作なんですが全くプランがありません。

しばらくはHMEの報告と忘れ去っていた完成品置場への画像アップに専念して
それが落ち着いた頃に製作を再開しようと思っております。

それではAMG GTの製作記はこれにて終了。
いままでお付き合いありがとうございました。


完成画像はこちら

恒例行事

2017-07-24 19:09:29 | レベル:AMG GT
例年通りHME直前の追い込み時期で時間がありません。

いきなりAMG GT製作記は第8回目に入ります。



ボディに取付けられるものをジャンジャン進めます。

まずはフロントグリル。



これも心地良いくらい一体パーツになっているので一心不乱にマスキング。
インストの塗り分け指示が当てにならないので資料と睨めっこしながら進めます。


塗装が終わったらさっさと取付け。



スリーポインテッドスター部分の黒デカールが付属しているのは◎。
いつものパターンでライトカバーの縁を黒塗装しておきました。
最近の独レベルクオリティなのでクリアパーツの合いは最高。

本当はマイナー後のハンニバルのレクターマスクみたいな縦格子のグリルのほうが好みなんですがコレはコレで悪くない。


リヤランプにも手を付けます。
インストではランプカバーを塗装せよとの指示ですが
メッキパーツ側を塗るのが正解でしょうってことで



こんな感じで塗り分け。

そして取付け。



軽くスモークを吹いておいたのですが軽過ぎてあまり目立ちませんね…。


同時に内装パーツも進めてました。



外装がスパルタンなイメージに振りすぎた感じがしたので
内装は少し豪華な方向にということでマルーン基調で収めてみました。
相変わらずのマスキング地獄。


組み立ては至ってスムーズ。





組んでみて気付きましたがシートの寸法がなんだか小さめサイズ。
ここだけ1/25くらいで作っちゃってる感じになってます。
雰囲気はイイだけに凄い惜しいなぁ。


ダッシュボードはボディ側に取り付けるのですが一工作入れときます。



右側矢印のツメ部分がボンネットヒンジの抑えになるのですが
これがあるとボンネットの可動がシブくなりますし脱着が不可能になっちゃいます。

完成後にボンネットを取外ししたいしこの後の工作もボンネットが無い方がやりやすいので
左側矢印のようにスッパリ切り取っておきました。


と言ったところで内装も付いたしシャーシとボディを合体。



最初の方で言いましたが合わせが非常にキツくて嵌め込むにはボディを開き込みながらになるので
ウインドウパーツを取り付ける前に合体を行いました。
ウインドウパーツは外ハメなので後からでも取付けられるしね。


なんか急いでるせいでいつも以上に文章に纏まりがなくてゴメンネ。
いよいよ次回で完成させるとするよ。

烏兎匆匆

2017-07-17 18:33:25 | レベル:AMG GT
7月と言えば、北海道モデラーの祭典「北海道モデラーズエキシビジョン(HME)
が7月29日・30日に開催されます。

なんとか仕事の都合がつきまして「札幌モデルカーOFFミーティング」の一員として
今年も参加させて頂ける運びとなりました。

札幌近郊限定になるかと思いますがお時間に余裕のある方は
ご来場頂ければ何よりでございます。

AMG GT製作記の第7回目です。



ボディをクリア掛けしてる合間にシャーシにも手を付けていました。

で、いきなり完成してる裏面。



インスト一切無視で塗装してます。
相変わらず焼け塗装がわざとらしいですね。

駆動系・排気系が潔いくらい一体モールドになっているのでとにかくマスキング地獄。
テクニック…というよりも必要なのはとにかく根気です、根気。


表側もこんな感じね。



イイ感じのエンジンパーツなのですが正直なハナシ完成すると全く見えなくなります。
前に製作したレベルのR8や918もそうだったね。
とりあえずシルバーを吹いてみましたが無塗装でもいいくらいです。


ホイールはメッキが掛かっていたのですが落としてしまって塗装しました。



実車はリムがシルバーになっているのですがタイヤの扁平率の高さが強調されてしまうので
半ツヤ黒の一色塗装にしてみました。

918の時も同じ処理でしたがナントカの一つ覚えってヤツです…。


ここまで来たら上下合体したくなります。
このアングルがお気に入り。




ホイールを黒塗装にしたのでスパルタンなイメージになりましたね。
もう少し「お高い車感」が欲しいなぁ…。


残り工程は少ないハズなんですが無事に完成出来ますでしょうか。

無事息災

2017-07-14 14:59:53 | レベル:AMG GT
単身赴任生活を始めてから1年が経ちました。

最初のうちは色々と不安なことがありましたがなんとなく無事に過ごせてしまいました。
家事も完璧ではありませんがそこそこ熟せていますのでそれほど不自由な事は無いかなぁ。
忙しい時は外食が多くなりますがなるべく自分で炊事するようにしてますし
そもそも料理は嫌いじゃないしね。

比較的ウチの会社は帰省回数の制限がユルくて結構自宅に帰れているので寂しいとかも無いかな。
小憎らしい子供達もたまに合うと可愛く見えるし、嫁さんも心なしか優しくしてくれるし(笑)。

仕事の方は札幌にいた時より若干忙しくなってますが基本は変わらず。
東京のほうが専門部署が多いので少し楽になってる部分もあるしね。

やっぱり一番変わったのは模型に費やせる時間が増えたことですね。
自宅にいる時は「子供が寝るまで模型部屋に篭もることを禁ず」だったのですが
こっちではそんな制限ないし。

静岡HSにも参加出来たし新しいお仲間にも出会えたり模型に関してはプラスの1年でしたね。


いつまで続くか分かりませんが思ってたより悪くないよ単身赴任。


AMG GT製作記の第6回目です。



クリアコート前にデカール貼りを終わらせときます。



いつも思いますがレベルのデカールは貼りやすい。
柔らかいのにコシがあってソフターに対してもいきなりクシャクシャっとなる特性ではありません。
もう少し薄いとベストなんですが安心して作業が進めることが出来ます。


そしてクリアコート。



いつも通りのロックペイントのマルチトップクリアーSHを吹き付け。
なかなか上手く行ったと思ったのですが…



こんなところにクラックが入ってしまいました。

湿度の高い日のクリア吹きだったので水分が入り込んじゃったかな。
硬化不良を起こしてますね。

一瞬シンナー風呂が頭をよぎりましたがそれほど目立たないのでこのままで行きます。


テンションが下がってしまいましたが研ぎ出し完了の図。



工程はいつも通りなので割愛。可もなく不可もなくな感じです。
最近はそれほど攻め込む気がありませんのでコレで良しとします。


続いてはボンネット内の塗装。

まずはシルバー塗装になる部分を先に塗装します。




そしてマスキングして黒塗装




先端部分を塗装し忘れたのでもう一回マスキングして黒塗装。




コーションデカールを貼り付けて終了。



地味な感じのボンネット内ですがコーションデカールが充実しているので雰囲気は○です。
ホースジョイントのモールドには細切りのメタルックを貼り込んでみました。


リヤスカート部分もマスキングして黒塗装。



マスキングの境目の近くにデカールが貼られているので
マスキングテープの粘着力を落として使用しています。
918の二の舞いはイヤなのだ。

これにてボディ本体の塗装作業は終了したかな?

牽衣頓足

2017-06-30 12:58:22 | レベル:AMG GT

私の会社は7月が異動の時期なわけでありまして
今年は親しい同僚が数多く転勤になりましてここ最近は送別会の日々。

そう言えば去年は送られる方だったなと思いながら
製作の進んで無い言い訳に返させて頂きます…。


AMG GT製作記の第5回目になります。



当初の懸念材料であった車高調整をしていきます。

キットの足回りは至ってシンプルで車高調整もし易いものでした。
ナックルパーツを受けるストラット部を下げたい寸法だけカットします。



スアテアリングアームの通る箇所も干渉するので同時にカットしておきます。


ロアアーム側はナックルのダボ部分にプラ板を貼り付けます。



画像はフロントですが基本的に前後とも共通の工作でオッケーです。


簡単すぎて他に書くことがないのでビフォー・アフターの画像を。





フロント1.5mm、リア0.5mm程下げてみました。
もう一つ気になってた車軸のズレもサスアームの取り付け穴を調整することで解決してくれました。

見る限りリアをもう少し下げてみたい気分になりますが
このくらいのケツ上がりスタイルに収めるのが一番カッコイイみたい。

七転八起

2017-06-22 14:39:06 | レベル:AMG GT
で、ルマン24時間レースの話。

結果は御存知の通りポルシェが優勝。
応援していたトヨタは今年もトラブルが重なって悲願が達成出来ず。

去年もそうですがポルシェに負けたというよりもルマンに負けたという感じでしょうか。
トヨタにもポルシェにも平等にトラブルが襲ったのですが
速さは劣っていたけれど上手く掻い潜ったポルシェのほうが1枚も2枚も上手でした。

これだから耐久レースは怖いし面白い。


もうそろそろね、少し風向きを変える必要があるような気がするんですよ。
例えば優勝経験のあるドライバーを加入させるとか。

去年アウディが撤退した時にトヨタと縁のあるロッテラーやデュバル辺りを
引き抜かなかったのは不思議に思ったし
日本人とのコミュニケーションを考えればトレルイエって線もアリだったはず。

一度クビにしたドライバーを再び起用してまた裏切られてる場合じゃ無いぞと…。


それとマツダが優勝した時のイクスの立場のようなアドバイザーを入れるとか。
これまたトヨタとコネクションのあるトム・クリステンセンというレジェンドがいるわけですが
トヨタはあまりそういう策を使ってこないよね。

ここまで来たら使えそうな手は闇雲に使って欲しいなと切に願ったりします。


と言ったところでAMG GT製作記の第4回目と参ります。



前回黒サフを吹いたボディは当然ながらツヤ消しでありまして
メタリックを吹くのであればツヤがあったほうが良いのでクリアーを軽く吹いておきました。



本当は研ぎ出しまでしておけば良いのでしょうが今回はそこまで追い求めません。


で、本塗装へ。



フィニッシャーズのライトガンメタルにクレオスのメタルブラックを少量。
隠し味的にディープクリアブルーを少々追加したものを吹いてみました。
光の当たり具合で青みが浮き出てくれるのを望んでいたのですが
隠し味が完全に隠れきってしまった気がしないでもありません。

ほぼ狙ったとおりの色調になってくれているのですが調色ってムズカシイね。

人事天命

2017-06-14 17:33:38 | レベル:AMG GT
さて、今週はルマンウィークでございます。

果たしてトヨタは去年の残り3分を取り戻せるのでしょうか…。



AMG GT製作記の第3回目になります。



捨てサフを吹いたボディですが、やはり一発OKってことは無く。


ノーズ先端のパーティングラインの処理を忘れてたり。




スジ彫りを深くした時に支線を作っちゃってたり。




リヤパンパーの分割ラインがガタガタになってたりしてました。




地道に処理→サフ吹きを繰り返します。


程々良さげな感じになったところで全体をペーパーで面出し。



ドア下のエッジやフェンダーのフレア部分を強調するように調整しときました。

この後に塗膜が何層も重なってエッジがどんどんダルくなっていくので
やり過ぎくらいが丁度イイかなと思ってます。


で、最後に黒サフを吹きます。



ここまでは全て缶スプレーで塗装してます。

下地の仕上げに使うには#1500の黒サフスプレーってありがたいよね。


今回は濃色のメタリックカラーで行く予定なのでこれで下地完了。

次回は本塗装へと進みます。

梅雨前線

2017-06-08 00:34:18 | レベル:AMG GT
梅雨入りしちゃいましたなぁ。

湿度が高くてもカブりなど気にせずにガンガン塗装しちゃうタイプなんですが
それでもイイ気分はしないですわな。

AMG GT製作記は第2回目になります。



特にあちこちイジるつもりは無いのですが
気になる所が数点あるのでチョコチョコと手を付けます。


まずはボンネット。

放熱口のメッシュモールドがあるのですが結構浅いモールドなんですよ。
塗装を進めていくうちに塗膜で埋めてしまうのは必死でありまして。



切り取ってしまって別パーツ化。
エッチングメッシュに置き換えるという手法は取らずこのまま別個に塗装して取り付ける予定。


黒マジックで印を付けた箇所が若干反り気味だったので削り込んで修正。
ここも個体差かもしれないですね。



ボンネットとボディの合いはパチピタ過ぎるので塗膜の厚さを考えて
ボンネットの周囲を軽く削り込んでおきました。


実車の画像を見ているとフロントのナンバープレートが無い方が断然カッコイイってことで



取り付け穴を伸ばしランナーで埋めておきました。


リヤのスリーポインテッドスターエンブレムがプラパーツで再現されており
モールドに埋め込む指示になっていますが自然に仕上げる自信がありません。



エッチングかメタルインレットに置き換えることにしてモールドはパテで埋めておきました。

ここはデカールでも良かったのになぁ。
気合の入り方が斜めの方向な気がしないでもありません。
そう言えばR8スパイダーもこんな感じの構成だったのを思い出しました。


スジ彫りを増し彫りしたところで捨てサフを吹いてみました。



レベルのキット全体に言えますがスジ彫りを深くしただけで化けますね。
急激にビシっとした雰囲気になってくれました。

サフを吹いて気になる箇所が顔を出してきたのでもう少し下処理を進めます。

AMG GTはじめました

2017-06-05 21:05:52 | レベル:AMG GT

今回手を付けていきますのはコチラ。



レベルのAMG GT。

7月のHME(北海道モデラーズエキシビション)のクラブお題が「メルセデス」でありまして
それに向けての製作となります。

若干製作期間が短いのが気がかりなのですが
レベルのキットは作り慣れてきたので大丈夫でしょう。


で、早速いつも通り足回りを仮組して様子を見たいところなんですが
そこまで行くまでの下準備を。


まず最初にボディと別体になっている前後バンパーを取付けます。



合いは悪くないのですが接着シロが少ないのでプラ板で補強しておきました。


フロントも同様に。



製作を進めている途中に外れてしまうとガッカリするのでガッチリと接着しておきます。


軽くボディとシャーシを合わせてみたのですが
なんとなくフロントの収まりがシックリ来ません。

よく見るとストラット上部の出っ張りがボディと干渉しているのを発見(赤矢印部分)。



1mm程度の出っ張りなんですがボディを押し上げていたので削り込みます。
ひょっとしたら個体差かもしれないんですけどね。


ボディとシャーシを感動すら覚えるほどのパチピタぶり。



隙間がどこにも無くて良いのですが内装や外装パーツを取付けた後に
上手くハメ込ませる自信が全くありません。

で、ホイールハウスの外側を2mm程切り取りました。



この作業をしても楽々にハメ込める状態にはならないのですが苦労は半分くらいに減るかと。
リヤのホイールハウスも同様に処理しておきました。


そして足回りを組んで様子見。



足回りのダボ穴が大きい箇所があったり、と思ったら逆側は小さかったりと
結構なルーズさなので注意が必要です。
レベルらしいと言えばそれまでなんだけどね(^_^;)

チョット腰高感が強いかな~。
フロントの車軸が少し前寄りなのも気になります。

ボディ自体の形状は物凄く良いのでこの辺を改修してあげればかなりカッコイイ出来になりそうです。