只の道…淡々と歩く

無いものを在るとする…ゆくゆくは苦悩となる
無いものは無いのです。

早朝、家の菜園とまでは言えませんが土作りです

2016-03-18 09:16:19 | 日記
前回に引き続き“世界一貧しい大統領”の記事を
観てみましょう。

2015年3月に、ウルグアイ国民から惜しまれつつ退任した
「ペペ(愛称)」こと、第40代ウルグアイ大統領・ムヒカ氏は、
世界一貧しい大統領として話題になった。

平均月収が約6万円の同国にあって、大統領の月給は約97万円と高額だが、
ムヒカ氏はその大半を寄付し、残りの約1000ドル(約10万円程度)を
生活費にあてていた。

大統領公邸ではなく郊外の民家に住み、妻と農業を営み、
飛行機のエコノミークラスか他国の大統領専用機に
同乗して国際会議に出席し、オンボロの愛車フォルクスワーゲン・ビートルを
自ら運転すればヒッチハイカーをも拾ってしまう。
 
大統領としては型破りなのかもしれない。
お金や生活水準だけ見れば「貧しい」とさえ言えるのかもしれない。
だが、ムヒカ氏の姿は、政治家として、一人の人間として、とても自然で、
お金やモノで満たされたロシアやアラブや中国の大富豪よりも、
幸せに見えるのはなぜだろう? 
答えはひとつ。ムヒカ氏は「本当の幸せ」とは何かを知っているからだ。・・・
今回はここまで……

「本当の幸せ」とは何でしょうか?
それは私(思考)が「無闇やたら」に出現しないことです。
浮かんだ念をそのままにしてまったく相手にしないことです。
それが自由自在で“大安楽”ということです。

ウルグアイ国民の平均月収が約6万円ということですが、
それが貧乏だということはありません。また裕福ということでもありません。

大統領の月給の、その大半を寄付し自らは慎ましく生活されているということで、
慈善者ということでもありません。
そうしたいからそうしているのです。

同じく、大統領公邸ではなく郊外の民家に住み、妻と農業を営み、
飛行機のエコノミークラスか他国の大統領専用機に同乗して国際会議に出席し、
オンボロの愛車フォルクスワーゲン・ビートルを自ら運転すれば
ヒッチハイカーをも拾ってしまう。・・・というふうに、
そうしたいからそうしているのです。

ムヒカ氏の姿は、政治家として、一人の人間として、とても自然で、
お金やモノで満たされたロシアやアラブや中国の大富豪よりも、幸せに見えるのです。

この姿は“真の自分”として生きていらっしゃるからです。

真の自分”がこの身に、すべて人が秘めているのですね。


只の道…淡々と歩く
心の研究もされている禅師、井上御老師のホームページから
一節ずつを、私(思考)が観てみましょう。
あくまで私(思考)から観たものです。
このことは信じないで、常に“実践”で明らかにしていってくださいね。

    ・・・この境地を得るには「隔たり」を取ればよい。…前回まで

     『自分を救うのは自分でしかなく、心を救うのは心でしかない。
         畢(ひつ)竟(きよう)努力するしか無いのである。
    感情満足の遊びは直ぐ引き込まれるが、この道の努力は簡単ではない。
            そこを努力することを修行と言う
。』

いかがでしょう。
おわかりになったでしょうか?
本能に目覚めるには、本能を呼び起こさなければなりません。
それは誰かにしてもらうということはできません。

常に“実践”するしかありません。
「感情満足の遊びは直ぐ引き込まれる」のは私(思考)ということです。
ですから極力、想念を無くしていくことです。

それには“実践”の継続しかありませんね。

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