只の道…淡々と歩く

無いものを在るとする…ゆくゆくは苦悩となる
無いものは無いのです。

世の中には頭の良い人、悪い人などいないのです。

2018-05-29 09:02:53 | 日記
繰り返し述べていますが心配、迷い、不安、苦悩、
恐れは“無い”のです。

“無い”のに起こるのはなででしょうか?

それは頭の中に浮かんだ思いを掴むから、心が躍らされるのですね。

そして心配、迷い、不安、苦悩、恐れになり「苦の世界」と化するのです。

頭の中に浮かんだ思いを、一時的に掴まなければそれは起きませんが、
残念ながらそれが抜け切れない「思考癖」として固まっていますから、
一時的が終ったらぶり返して来てどうすることもできません。

しかし“実践”という思いを繋がない手法を使えば、
そこで思いは切れて行くのです。

例えば、重い錘が10mのひ弱なロープで吊り下げて
あったとします。

それでは切れるとして、「思考自我」が現れて鉄線を補充
したりすればいいとするのです。

しかしそれでも心配するので、あれやこれやと何かないかと
探し回るのです。

これが「思考癖」で、一時的な安心と取り止めのない不安
が原因で創られていますね。

これは幻想ですので、重い錘も10mのひ弱なロープも
“何も無い“のです

真実世界は、“今この瞬間・無思考”があるだけで他は
“何も無い“のです。

“今この瞬間・無思考”の状態は、繰り返し述べている通り、
何があっても穏やかな安らぎのある“絶対安心”の境地です。


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