只の道…淡々と歩く

無いものを在るとする…ゆくゆくは苦悩となる
無いものは無いのです。

人生は只、淡々とやっていくだけです。

2017-09-09 08:31:03 | 日記

「昨日は失敗だった…」と、思い出すのは「思考自我」で
幻想ですね。

「私はどうもうまくいかない…」と、認識するのも
「思考自我」で幻想です。

「明日はどうしようか…」と、考えるのも「思考自我」で
幻想です。

ですから「思考自我」は“今、ここ”に居ないのです。

いつも、ちょろちょろしていて、いつも何かを探している
のです。

そして“何も無い”ということがわからないから、
苦悩になっていくのですね。

「何かが在る」と信じて疑わなくなっているのが、
頭の中で勝手に妄想する「思考癖」です。

これが、人生を支配しているから「苦の世界」と
言われる所以です。

本当は、目の前の穏やかで安らぎの境地がたったひとつの
“真実世界”です。

それを探さなくても、すぐそこにある“真実世界”に
還るため、“只なる実践”の持続です。