来る11日は、衆議院選挙の投票日…ん…それでいいんです。
□ 選挙はなぜ大切なの?
私たちは、豊かな暮らし、理想的な社会を実現していくために、税金を納め、その使いみちを国会議員や自分の住んでいる地方の長や議員を通じて決定しています。
国会議員や地方の長や議員は、私たちの代表として、国や地方の政治を行うのですから、私たちの意思を反映させるために、彼らに私たちの意思を敏感に感じとらせることが重要になります。選挙はその手段としてとても効果的なものなのです。
民主主義やそれを支える選挙制度については、中学の公民の授業でも習うと思います。公民は決して暗記科目ではありません。公民は、時事的なもの、私たちの生活に関連するものが多く、日頃から新聞を読み、ニュースをチェックし、家族の人と話し合いの機会をもつことが最良の学習方法です。
<お父さん公民の話をしましょう。
こ、公民!?>
□ 成人したら…公民としての私たちの義務
『成人したら、君たちも投票によって、国の統治を分担するようになる。
そして多くの人は、父親か友達の属する政党に入る気になるだろう。だが私が君だったらそうはしないだろう。私なら各政党の政権を聞く。ひとつの政党の意見を聞くと、その政党だけが正しくてそのほかの政党はみんな間違っていると思うに違いない。しかし。別の政党の政見を聞きに行くと、結局そのほうが正しくて、最初のが間違っていたと思うこともあるだろう。
大事なのは特定の政見にとらわれないで、全ての政党の政見をよく聞くことだ。そのうえで、どの政党が国全体のために――小さな地方問題のためにでなく――一番良いかを男らしく自分で決断して、その政党が正しく、つまり国のために活動しているかぎりは、それに投票したまえ。
新しい極端な思想を持った新しい政治家にひきつけられる人がたくさんある。あらゆる観点から検討したうえでなければ、一人の人間の思想を信じてはいけない。極端な思想には、めったにいいものはない。歴史に照らしてみれば、そのような思想は、ほとんどみんなどこかで試して失敗したものだということがわかる。
君たちの祖先は君たちのために懸命に働き、激しい戦いをして、死ぬまでがんばって国造りをしたのだ。天国にいるこの人たちに、君たちが国を維持するために何もせず、ポケットに手を突っ込んで、ぶらぶらしている姿をみせてはいけない。
しっかりやりたまえ。それぞれの立場で立派に役目を果たしたまえ。』(ベーデン-パウエル著「スカウティング フォア ボーイズ」から)
※ スカウトハンドブックならp366-371
※ ターゲット・マスターバッチならA4 公民
1 家庭・学校・地域社会において守らなければならないことについて、隊長または保護者と話し合う。
2 国歌を正しく歌う。
3 さまざまな場面での国旗の取扱いを説明する。
4 新聞等の報道の中から「平和」、「人権」に関する記事を一つ選び概略をまとめる。
5 青少年に関する条例、法律等にどのようなものがあるかを調べる。
6 日本国憲法の基本的な考え方と、そこに定める国民としての権利と義務について説明する。
<< 参考HP >>
愛知県選挙管理委員会
http://www.pref.aichi.jp/senkyo/
名古屋市選挙管理委員会
http://www.senkyo.city.nagoya.jp/
教育出版 中学社会・公民(関連リンク集)
http://www.kyoiku-shuppan.co.jp/chuusha/koumin-link.htm#10
目指せ学習王クイズ・中学公民の味方
http://www.j-towa.com/quiz/politics/tqindex.cgi
中学社会復習サイト
http://www.fukkie.com/jhs-shakai/fukushu.htm
政治・経済なるほどネット
http://www5.ocn.ne.jp/~syakai/
※ 当HPは、ここで紹介するHPに掲載されている内容まで保証するものではありません。