BOYSCOUT TROOP74, NAGOYA, AICHI, JAPAN

ボーイスカウト名古屋第74団のブログです。
各隊のプログラム、活動報告、コラムなどを掲載しています。仲間になろうよ!

Do a Good Turn Daily vol.14

2005年10月07日 | コラム:日日の善行

 初心者トミーの物語 トミー、タバコを吸ってみる (B‐P著「スカウティング フォア ボーイズ」から)

トミーはたばこを吸うのはおもしろそうだと思ったが、すぐにこんなことをやってみるんではなかったと思った。

TOMMY THE TENDERFOOT TOMMY TRIES SMOKING

Tommy thought smoking would give him some fun.
But he quickly wished he had never begun.

         ←初心者


 『スカウトはだれでもスカウトのおきてを知っている。このおきてに書いてはないが、どのスカウトにもわかっていることがもうひとつある。それは「スカウトはばかではない」ということだ。だからスカウトは成長期の少年の間はたばこを吸わないのだ。
少年がたばこを吸い始めるのは好きだからではなく、たいていは他の少年にたばこを吸うのを怖がっていると、からかわれるのがいやだったり、たばこを吸っていると偉そうに見えるとか思うからだ――実際は小さなばか者としか見えないのに…』
(B-P著「スカウティング フォア ボーイズ」)

※ スカウトハンドブックならp344-347。
※ ターゲット・マスターバッチなら「B1 健康」


   <飲ま、飲ま、イェ~ <えーん。班長が壊れたぁ…


□ たばこ、アルコール、薬物からきみ自身を守ること…
未成年者の喫煙や飲酒と同様に成長期における身体に悪影響を与えます。
 未成年者の飲酒は、成長期における身体に悪影響を及ぼすだけでなく、短期間でアルコール依存症になったり、急性アルコール中毒から「死」に至ることもあります。
また、「かっこいいから」「仲間も吸っているから」といった安易な気持ちからタバコを吸っていると、非行グループに引き込まれたり、因縁をつけられたうえ恐喝や暴行などの被害を受けたりすることもあります。
スカウトは、たばこ、アルコール、薬物に手を出すばか者ではありません!!


    <ダメ!ゼッタイ! 


□ 保護者の方へ
「子どもでも少しの飲酒なら構わない」とか「タバコは外で吸わなければいい」といった 間違った風潮が見受けられますが、 子どもの身体に及ぼす悪影響や、飲酒・喫煙が非行の入り口となったり、 事件・事故の引き金となる場合があることを認識していただき、 子どもが納得するような教育・指導をお願いします。さらに、薬物乱用の低年齢化が危惧されています。未成年者を薬物乱用から守るためには、保護者が薬物乱用の恐ろしさを正しく理解し、子供に対して適切な指導を行うことが極めて有効です。

※ 保護者等は、子どもの飲酒・喫煙を知ったときは、これを制止しなければなりません。【罰則】千円以上1万円未満の科料


<参考となるHP>

 神奈川県警 児童生徒の規範意識醸成の学習補助教材
http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesd1032.htm

 JT 未成年者喫煙防止活動
www.jti.co.jp/JTI/tobacco/under_20

 キリンビール 未成年者飲酒防止用の教材を配布しています。
http://www.kirin.co.jp/about/knowledge/health/pamphlet.html#miseinen

※ 「STOP!未成年者飲酒」
未成年者の飲酒防止を目的とした「STOP!未成年者飲酒プロジェクト」が、キリンビール社、サッポロビール社、サントリー社、アサヒビール社、オリオンビール社の5社共同で10月1日から開始しています。
今回から、新たなスローガンやシンボルマークを定めるとともに規模を大幅に拡大し、全国で未成年者の飲酒防止活動を展開しています。


 薬物乱用防止「ダメ。ゼッタイ。」
http://www.dapc.or.jp/index.htm

※ 10月1日~11月30日の間で麻薬・覚せい剤乱用防止運動が厚生労働省、都道府県お主催により開催されています。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/09/h0926-3.html


未成年者喫煙禁止法
未成年者飲酒禁止法

法律について条文を知りたい方は政府の法令データ提供システムが便利です。
http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi 

※ 未成年者飲酒禁止法は、明治34年に帝国議会に提出されましたが、21年後の大正11年に通過するまで実に19回も提案が繰り返されました。
儀式などで未成年者も飲酒する習慣があったことや諸々の廃案理由で、なかなか理解が得られなかったようです。スタートが悪かったためでもないでしょうが、現在でも禁止法を無視する未成年者が多数おり危惧されるところです。
なお、「未成年者喫煙禁止法」は、前年の明治33年に提出され、これは1回で成立しています。
ちなみに、両法案とも提出者は茨城県の根本正衆議院議員でした。
 



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