BOYSCOUT TROOP74, NAGOYA, AICHI, JAPAN

ボーイスカウト名古屋第74団のブログです。
各隊のプログラム、活動報告、コラムなどを掲載しています。仲間になろうよ!

Do a Good Turn Daily vol.7

2005年07月25日 | コラム:日日の善行
昨日は、ボーイ隊が水泳訓練を行いました。


   突然!! ひよこ隊員の気持ちぃ…

 ひよこ隊員!今日は水泳訓練だ!スカウトとして用意万端怠りないな!
 ハイ!班長!この日のために水着も最新流行のものを買いましたぁ!!
 ………

     


 初心者トミーの物語・湖水でのトミー
『ほかの皆は楽しんでいる、だけどトミーは見るばかり。
飛び込んだり、もぐったり……だけどトミーは泳げない。』(B‐P著「スカウティング フォア ボーイズ」から)

TOMMY THE TENDERFOOT No. 1 TOMMY AT THE LAKE
Tommy sees all of them happy but him.
They are plunging and diving-but Tommy can't swim.


        


 夏は水遊びのシーズン。楽しく安全な活動のためには…

『少年はみんな泳ぎを習うべきだ。最初からすぐ泳げるようになる者も大ぜいいるが、時間のかかる者もある。私もその一人で、最初は泳ぎのコツがつかめなかった。ほんとうは心の奥底で水が少しこわかったのだと思うが……。
ある日その気持ちから抜け出すことができて、突然楽に泳げるようになった。それまでは力を入れすぎ、無理なあがきをしていたようで――そのうちにゆっくり落ち着いて泳げばよいということがわかった。私は、水が好きになり、楽に泳げるようになった。』B‐P著「スカウティング フォア ボーイズ」から)

B-Pは、泳げない人は、最初は、まず水の中をはい回るようにする犬かきから始めなさいと薦めています。それも、はじめは友達の腹の下に手を入れて支えてもらいなさいと言っています。
泳げない人は参考にしてみてください。

※ 日本は溺死者数が,他の国に比べて異常に多いそうです。なんとイギリスと比べて5倍以上だとか。
この原因の一つとして、水泳指導の違いにあると考えられている。イギリスでは、まず犬かき、そして平泳ぎを教えるそうだ。

 http://homepage2.nifty.com/kenkayo/chakui.html


さらにB-Pは、泳ぎを習う大切さを説きます。
何だと思いますか??

『泳げないのにボートやヨットで出かけることは同行する仲間に悪い。全員が泳げれば、ボートがひっくり返ってもそれもまたおもしろい。だが、泳げない者が一人でもいたら、ほかの者は命がけでその男を助けなければならない』
『だれかがおぼれかかってるという、大変なところに出くわすかもしれない。そのとき君が泳げればすんでのところで正しいやり方で、その人を支えて岸に運んでくることができる。だがもし泳げなかったら、ひどくつらい思いをしなければならないだろう。…(略)…君がほんとうのスカウトなら、泳ぎを習っていて、その人を助けることができたはずだからだ。』(B‐P著「スカウティング フォア ボーイズ」から)


 水難事故の救助法について
http://bayside.gtr.to/sp/suinan-index.htm


 日本赤十字社では高校生以上を対象に水難事故防止のため、水上安全法の講習会を定期的開催しています。泳ぎの基本と自己保全、事故防止、溺れた人の救助、応急手当の方法などの知識と技術を習得できます。
http://www.jrc.or.jp/sanka/study/syurui/water.html

 スカウトハンドブックは182ページから183ページ

泳がない救助することができれば、それがいちばん良い方法です!!

※ 万一、君が水中に落ちてしまった場合
→自分自身の力で助かろうともがくのではなく、助けが来るまで浮いた状態で待つ。
1 まず心を落ち着ける。あばれない。
2 体温を守るため服はぬがない。
3 バタ足、クロールといった水の上に手足を出し入れする動作はしない。空中に身体を出さない動作を心がける
4 あおむけで浮く。鼻と口を水面にだすようにする(呼吸の確保)
5 ビニール袋、ペットボトルなど近くにあれば、浮くもの(救命用具)として利用する。


<<重 要>>
正しい救助法を知っていたとしても、救助作業は、決して簡単なことではありません
なによりも大切なことは、「水難事故を未然に防ぐこと」です。

 水難事故を未然に防ぐために必要なことは…
1 水辺は危険であると認識し、自分の能力・体調等を超えて無理・無茶はしない。
2 水辺の子どもから目を離さない。
3 救命胴衣の着用等万一の場合を想定し、あらかじめ備えをしておく。そなえよつねに
4 天候の変化に注意する(特に川遊びの際は、上流部の天候の急変等に注意すること)。



スカウトなら事故が起こらないよう「そなえよつねに」
友達や家族と水遊びに行くときは、君が率先して水難事故防止のための「備え」をしてください。



 マスターバッチ・ターゲットバッチはB3「水泳」


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