BOYSCOUT TROOP74, NAGOYA, AICHI, JAPAN

ボーイスカウト名古屋第74団のブログです。
各隊のプログラム、活動報告、コラムなどを掲載しています。仲間になろうよ!

6/15 隊会議の報告(VS)

2005年06月15日 | ベンチャー隊
本日の隊会議報告します。

1 日 時 6月15日(水) 19:00-21:00
2 場 所 谷口デニーズ
3 出 席 スカウト2名 指導者 VS隊長
4 内 容 議題 プロジェクトの進捗状況について
      その他報告・事務連絡
5 議 事 プロジェクト(熊野古道トレイル)の次回実施日は、今月25日、26日をよていしていたが準備不足のため延期。再度各スカウトと日程調整し、計画を作成(日程、宿泊地、収支予算)することとした。

           


ベンチャー隊の活動について

ボーイ隊に比べてベンチャー隊のあり方・活動が分かりづらい、見えにくいという印象をもたれている保護者(中にはスカウトも?)おられるとおもいますので、簡単にご説明したいと思います。

ベンチャー隊は3名以上、最大20名程度で組織します。ベンチャー隊は、いわば小さな社会です。スカウトで構成される隊会議で、「議長」を選出し、議長を中心に隊の「運営スタッフ」を編成します。
また、「班」は、編成せず、スカウトが課題に挑戦するときには、「活動チーム」を編成します。この「活動チーム」は、プロジェクトなどを終えたら解散します。隊の運営には、スカウト自らが積極的に参加・協力します。「活動チーム」には、チームの中心となる「チーフ」と、庶務を担当する「マネージャー」が置かれます。自治を大切にしながら、ベンチャーリーダーや経験者、外部の指導者の助言を取り入れ、さまざまなプロジェクトに挑戦します。のびのびとした活動ができることが、ベンチャー隊の魅力のひとつです。

ベンチャースカウトとして、期待される活動とは以下のようなものです。
・ちかいとおきての実践にはげみ、信仰を大切にしていることを示す。
・さまざまな文化的、社会的活動に参加し、自ら計画したプロジェクトを達成する。
・野外活動を通して、自らの健康増進と価値観を築き、自己の確立をめざす。
・指導者の援助を得て、挑戦のしがいのあるさまざまな活動に参加する。
・グループ活動を通して、協調性とリーダーシップを養うとともに、社会の一員としての自覚と国際理解を深める。
・他の人々への理解を深めるとともに、奉仕の精神を身につけ、団や隊への協力と地域社会に対する奉仕につとめる。

具体的には、次のようなことが考えられます。
・社会問題(自然環境の保全・保護問題、人権問題、エネルギー問題、ゴミ問題、飲酒・喫煙問題、薬物乱用問題、エイズ問題、社会福祉問題)などに積極的に取り組むもの。
・国際交流、国際理解および開発教育に取り組むもの。(海外派遣、独自の計画による海外旅行、救援活動、提携プロジェクトなど)
・野外活動の分野において、自ら課題を設定し、課題を達成するもの。(移動キャンプ、登山、カヌー、釣り、ケービング、ウッドクラフト、野外料理、長期固定キャンプ、半島一周ハイク、いかだ下り、キャビン作り、リバーベンチャー、スキューバーダイビング、新しい冒険・探検への取り組みなど)
・スカウト以外の公式大会や競技会に参加して、一定の評価を得るもの。
・伝統文化、伝統芸能の継承に取り組むもの。
・学校の文化系のクラブ活動(部活動)において活躍し、一定の評価を得るもの。
・公的な資格に合格し、取得するもの。
・社会福祉施設への奉仕作業に取り組むもの。

(以上、愛知連盟HPからの引用・再構成)



 学校行事や勉強等が忙しくて普段の集会に参加できなくて、やがてスカウト活動から遠ざかってしまうスカウトも少なくありません。
 けれども、ここまでで説明したとおり、学校の部活動であったり、他のサークル活動、受験や資格の取得といったことに挑戦すること自体が、ベンチャーの活動ともいえるのです。

 今皆さんは、部活動や勉強などでなんらかの目標や課題をもって取り組んでいますよね。
 それをぜひ、ベンチャー・プロジェクトといった形でまとめてもらえたらなぁと、いつも待っています。
 計画書・報告書という形にする事によって、問題点や課題が明確になり、部活動や勉強もさらに充実したものになると思うのです。

 74団ベンチャー隊4人のメンバーの活躍を期待しています。


昨年スカウトの最高位、「富士章」を取得したスカウトは、こんな活動をしています。
http://www.scout-aichi.or.jp/archives/download/fuji_h16.pdf