BOYSCOUT TROOP74, NAGOYA, AICHI, JAPAN

ボーイスカウト名古屋第74団のブログです。
各隊のプログラム、活動報告、コラムなどを掲載しています。仲間になろうよ!

ベンチャー隊長の気持ち…vol2(VS)

2005年06月08日 | ベンチャー隊
サッカーワールドカップは、日本対北朝鮮戦が、今日タイ国で行われています。
…たった今、日本が勝ちました。これでドイツ本選出場が決定です。

やったぁ


さて、タイ国といえば、2002年12月28日(土)から2003年1月7日(火)までの11日間、第20回世界ジャンボリーが開催が思い出されます。

世界ジャンボリーとは、4年に一度開かれる、世界のスカウトたちのための最大の国際大会のことで、キャンプを行いながら、各種のプログラムを通して、相互理解や国際交流を深め合います。
この時も154の国と地域から約30,000人が集まりました。

日本からは、スカウト・指導者合わせて約1,200人で参加しました。
私、ベンチャー隊長もこの1名として参加することができました。(えっへん!)
年々スカウト数も減っていき寂しい思いをしていた中で、
数万人が一度に集う大会の迫力に圧倒されるとともに、プログラムの内容の充実に感心しました。


ボーイスカウト運動の創始者であるベーデン-パウエル卿はジャンボリーの意義について、次のように語っています。

『…スカウトたちが少なくとも1回は大きなラリーに参加することはよいことである。なぜなら、そうすることによって、少年は自分が本当に偉大な友愛団体の1員だということを理解するようになるし、同時に他の地区や国のスカウト仲間と個人的に知り合いになれるからである。少年は新しいスカウティングの知識やキャンプの用具について学び、その経験によってもっと立派なスカウトに成長する。…略…
何よりも、こうしたキャンプで生み出された国際的な仲間意識と善意の精神はすでに世界の中で一つの力になりつつある。…略…
世界ジャンボリーが古き時代の心狭い偏見と警戒心に代わって、新しくておおいに求められている寛大な善意を促進する上で、さらに大きな前進の一歩を記するものになることに大きな自信と期待を胸に楽しみにしているのである』(日本連盟発行「B-Pの展望」p100-101)


                  


今年夏には新城市で愛知県大会が、来年には石川県で日本ジャンボリーが、再来年にはイギリスで世界ジャンボリーが…と大きな大会が毎年計画されています。
特に2007年の世界ジャンボリーは、スカウト運動100周年と重なっているため、相当な大きな規模と意義深い内容になると思います。


…私は、スカウト時代は、県大会以外大きな大会に参加したことありません。
決してチャンスがなかったわけではありませんが、当時は、めんどうな気がして、それほど行きたいと思いませんでした。
(もしかしたら、今のスカウトの皆さんも同じような気持ちの人もいるのかな…)

しかし、今考えれば本当に残念なことをしたと思います。
先回の世界ジャンボリーも指導者としてではなく、スカウトとして参加していたらどれほど楽しかったかとも思います。
指導者としてはこれからも何回も行く機会はあるでしょうが、スカウトとしては本当に限られたチャンスしかありません。

ぜひ、これを読んだスカウトの皆さんは、この機会を生かして、素晴らしい大会に参加し、有意義な経験をしてくださいね。


                   
 

第16回愛知連盟野営大会のサイト
http://www.scout-aichi.or.jp/camp16/index.html

第14回日本ジャンボリー(略称;14NJ)概要
会 期: 平成18年 8月 3日(木) ~ 7日(月)
テーマ: 「風の不思議を突っ走れ!」~ Scouts Wave 100 ~
会 場: 石川県珠洲市蛸島町「りふれっしゅ村鉢ヶ崎」

石川県連のサイト
http://www.scout-ishikawa.jp/index.html
珠洲市のサイト
http://www.city.suzu.ishikawa.jp/

第21回世界ジャンボリーサイト
http://www.wsj.scouting2007.org/english/index.php

第22回世界ジャンボリー日本誘致サイト
http://www.22wsj.scout.or.jp/
※ 間もなく開催地決定だそうです。はたして、日本開催となるか?








かってに連載 【ひよこ隊員の気持ちぃ…その3】

「ジャンボリーって、もともと『底抜けの騒ぎ』という意味のアメリカ語なんだよ。世界中の仲間がたくさん集まって賑やかな雰囲気が伝わってくるだろぉ」
「ん~。  ジャンボリーってのはずいぶんノドがかれそうですね…」


               キャー!!!