日本死刑囚会議=『麦の会』の会報
1992年4月14日発行
ちなみに、この表紙は、永山則夫元支援者で元反省=共立運動メンバーの武田和夫氏が描いたものだそうです。
※反省=共立運動というのは、永山則夫支援団体の名称です。
以下、上の会報に載っていた、
藤波芳夫死刑囚の『生い立ちを振り返って』を載せます。
藤波氏は、2006年12月25日に死刑にされました。(75歳没。執行当時は立つことができず、車椅子による移動だったらしい)
【管理人より】
死刑存置派や、被害者や遺族のことをやたら盾にして、死刑にしろしろ騒ぐ人達は、
「獄中者は、すごく国から守られている!三食昼寝つきで!」と、テンプレで言いますが、
藤波死刑囚については、相当、獄中で、体調を崩して、さらに、相当酷い待遇を受けていたようです。
また、どのみち、拘置所では、労働したくてもできません。
拘置所の被収容者には制服は支給されませんので、獄中者は下着も私服も、ボロボロになるまで着ます。獄中者は金がないんだから、新しい服や下着を買えるわけがない。
刑期がついて、刑務所に入った場合は、制服を支給され労働ができますが、刑務所で三食昼寝つきはありえません。なんせ、毎日、労働させられますから。