イタグレ (イタリアングレイハウンド,IG)アルテミスの成長日記

The story of the Italian greyhound which is called Artemis.

絶対、という言葉は簡単に使ってはいけないと思うけれど

2005-12-30 | アルテミスに出会うまで
子供の頃から犬を飼っていました。
犬の寿命は人間よりも短いとわかってはいます。
いつかアルテミスも虹の橋を渡るのだ、と思うと絶対に幸せだったんだと私が思えるよう、大事に育てています。
時々、アルテミスのリーダーに甘い、と言われてしまいます。
どうしてもアルテミスの1日は4日分はある、と思うと余計に「一日でも元気で長生きしてほしい。」と思います。
避妊手術もそういう意味で悩んだりします。

まだ会ったことのない、でも写真で見て憧れていたあるコが虹の橋へ行ってしまいました。
状態が芳しくないとのことで気にしていたのですが、電話で27日に亡くなったことを知って今まで大事になさっていらして悲しい気持ち、つらい気持ちもあったはずなのに電話では気丈になさっていらしゃっていてかえって心配してしまいました。
気持ちが張りつめている間はなんとか持ち続けても、その後の反動が大きいと思うので大丈夫かなぁ、と気にしています。
颯爽として格好よくて聡明なRさん、慈しんで育てていらして尊敬していました。

Rさん、どうか追悼記に熱い思いをぶつけてください。

ご冥福をお祈りいたします。


アルテミスと初めて会った日

2004-05-22 | アルテミスに出会うまで

2004年5月22日
生後4日目のアルテミスに初めて会った日です。
たくさん書くことがあるのに、まだ、ここには書けていません。

そもそも、目も耳も開いていない時に子犬に会っても、ちゃんとした判断はできないとか、そんな話は理屈では知っているつもりです。「待っていらっしゃる方もいて、どんどん決まってしまいます。」そんなブリーダーさんの言葉に「乗って」るかな?と思いつつも、やはり会いたい気持ちが大きく、会ってしまえばきっと決めてしまう可能性が99.99999%あることもわかった上で、それでも後悔しないだろうという自信というか予感もありました。
そういうのってタイミングも含めて「縁」なのだと思います。


お父さん【チノ】


お母さん【アニー】



最初に「赤ちゃん部屋」に入ったときに、アニーは一声吠えました。ちゃんと赤ちゃんを守るために他人を警戒しています。ブリーダーさんが「これでは子供を見れないから」としばらくアニーを外へ出してくださいました。
アニーが戻ってきてからは、吠えはしませんが、ずっと赤ちゃんを見る私たちから目を離しません。時間とともに落ちついてきて、警戒するような表情は消えていっても、やはり悲しげなあきらめたような顔でこちらを見つめます。
まず思ったのは、アニーのような母性をもったIGの女の子ならほしいな、ということです。


お母さんのおっぱいを飲むアルテミスたち



アルテミスは自力でおっぱいを捜してたどり着いていました。(臭覚だけでよくまぁ上手にたどり着くなと思います。)
でも、新聞紙に邪魔されて、いくらもがいてもたどり着けない子がいて、鳴き出します。すると、アニーが(誰がないているかは、正確にはわからないようでしたが)遠くの子を咥えて、自分のほうに引き寄せたりしていました。当たり前のことかも知れませんが、見ていると一々感動します。
なによりも、こんな細い小さな体で、7つ子を産んで(さすがに帝王切開だったらしいですが)こうやっておっぱいをあげる姿には参ってしまいました。


七つ子



ボディにホワイトが入っていないブルーっぽい子や、もっと濃色の子も居ましたが、いずれも先約があるということで、女の子は限られていて、最後は随分悩んだ末に「ちょっとパンダチックな模様かも」という理由?も手伝い、アルテミスを選びました。ほんとにどの子もかわいく見えるのは予想通りの展開なのですが。

出発直前に写真が来た

2004-05-21 | アルテミスに出会うまで

ブリーダーさんから「お譲りできるこの写真です」というメールが来た・・・が、あれ? ブルー単色じゃない!
2月25日にも、4月15日にも「ブルー単色の女の子を希望します。待っています。」とメールしたのに・・・
なんか全然話が伝わってない。
だけど、ともかくもう行く準備はしているし、どんなブリーダーさんなのか、そもそもイタグレをほとんど見たことがないのであるから、ともかく行くことにした。
一応、「希望とは違います」というメールに、「毛色よりも健康で遺伝的に問題が無く、性格がよい子」を優先したいことを添えて。

「18日出産しました、いい子がいます。見学に来られますか?」

2004-05-19 | アルテミスに出会うまで
とメールが来て、色めきたつ。
ともかく飛行機の便を調べたり、あちらの交通機関を調べたり・・・

いろいろ調整の結果、5月22日に日帰りで見学に行くことにする。
空港までブリーダーさんが迎えにきてくださるそうで、助かる。
目印にイタグレを連れて来るそうです。

ブリーダーさんから

2004-02-25 | アルテミスに出会うまで
オクサンが問い合わせていたブリーダーさんから返事が来る
近々生まれる子は予約済みなので4月まで待ってほしいとのこと。

「ブルー単色の女の子が生まれるまで、待たせていただきたいと思います。」と、一応希望を伝えて待つことにする。
急いでいるわけではないし。
ブルーの単色 という希望は、なんとなくイタグレといえばそういう色というイメージが頭に定着しているからなのかな。

そうしたら、「3月にはアメリカチャンピオンのブルー単色のメスが、米国より来る予定です。待って頂けるのでしたらきっといい子を、お譲りできると思います。」と返事が来た。
まぁべつにチャンピオンの子が欲しいわけではないのであるが、お勧めならそうしようと思う。