晴れた土曜日の早朝。阪急定期の活用のため、土曜の朝、花手水の柳谷観音( https://yanagidani.jp/event/hanacyouzu/ )へ行くことにする。本日は芍薬で珍しい。また、ハート形の恋手水もある。(この数年前に住職が代わり、新しい試みとしてお花をSNSに出したそうだ)人気が出ている、歩くのにモンベルの登山靴を選ぶ。
荊妻は遠足で良く行ったとのこと。調べると長岡天神から7:25のバスがある。これに乗って奥海印寺まで10分ほど190円。ここから歩いて2.6km、8時半前に柳谷観音楊谷寺( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%8A%E8%B0%B7%E5%AF%BA )に着くが開門は9時。途中、山裾は竹林で腐ったような臭いがする。道端には案内地蔵が要所にあり、かわいい。途中、弥勒谷十三仏( http://www.nagaokakyo-kankou.jp/html/sightseeng/s_index05.html )は水垢離の滝もあり霊気を感じた。ローディが多い、傾斜がきついためか、シルバーの買いたてBianchiは34-28位で登っていたが、歩く我々と速度が変わらなかった。若いのはさすがに速い。下りもフリーの高い音が心地よさそうだった。(レジナが懐かしい)
道の向いにあるNPOが作った見晴台を歩いた、枯山水の前庭は面白い。何故か、講の寄進が多く、しかも兵庫や大阪が目立つ。観音講だろうか、または独鈷水の関係か。寄進の灯篭も見事なものが多く、月と太陽のくり抜きがある日月文だ。なお、お茶屋の前の変形雪見灯籠は三角二つで桂離宮の水蛍灯篭( http://www.nagominoniwa.net/katsura/katsura20.html )を思い出した。なお、山門の左右に水垢離の滝のようなのがあった。堂内の扁額も多いのに驚いた。専門には方位磁石まで奉納されていた。
閑話休題、9時になり開門。花手水は見事。コロナの関係で今回は無料だった。本堂は立派だが近世の建物のようだ。裏に回り、奥の院へ、ここで靴を脱いであじさい廊下に回る。立派な廊下で扁額が頭の上、両側は紫陽花、降りると心琴窟(水琴窟 竹の筒を使うとよく聴こえる)や恋手水もあり飽きない。浄土苑は山の斜面を利用した庭園で、亀島らしきものがあり、鶴島は奥の斜面のようだ。石塔や石組があり、曼荼羅を表しているのかもしれない。お約束で松がある。
弘法大師の独鈷水はひっそり。ペット・ボトルに頂いた。荊妻は近くの、「四国八十八か所御砂」に裸足で乗ってお参り。弘法大師に南無大師遍照金剛を唱える。
ここから柳谷道を下る。1時間ほどで花咲く蓮池を楽しみ、ずらっと並んだ甲羅干しの亀と花菖蒲を愛でながら長岡天満宮を抜け、長岡天神に着くと11時。
買出しに高槻のアーケード街に行く。楽しいが疲れている。どっさり買って、長岡天神で鰻を楽しむ。ビールがたまらん、鰻とご飯、うまいどぼ漬と肝吸いで元気になるかと思いきや、眠い。
2万1千5百歩で120m登ったようだ。シャワーが心地よいが日焼けをした。6月17日の御縁日に紫陽花を愛でに行きたいものだ