お気に入り

先週から取り組んでる
押入れのリフォーム・・・。

築１００年の古民家のリフォームです。
もうかれこれ
４回目のリフォームです。
いつもＨ様　ご指名ありがとうございます。

築１００年ですので
そん雰囲気を壊すのが怖い・・。


硝子戸が危険な雰囲気・・・
小さなお孫さんが来た時に
ぶつかって割らないだろうか？？？心配

欄間が壊れてるのは
６０年前の原爆の爆風で吹き飛んだそうです
歴史を感じます

家が歪んで　開かなかった押入れの扉（ジャッキアップして撤去してますが）
内部はネズミが侵入して
入れてたものを
噛み放題だったそうです。

滑りが悪かった扉も
どうですか・・・この重厚感のある無垢の建具。

私のデザインで勝手に作ってしまいました。
ガラスの部分は
割れても安心な　ワーロンを利用してます。
万が一　子供が割っても飛散防止になってます

原爆で吹き飛んだ欄間の部分も
面影を残しながら
ちょっと　見栄えがいいようにしてみました。

押入れの部分は中身が見えないように
不透明のワーロンを採用・・・。
すべて板戸にすると
茶系のベースが多くなって重い感じがするので
白系を入れて　雰囲気を出しました～

３本レールを取り入れたので
開口すると　３分の２のスペースが開きますので
物の出し入れが便利ですよね

内部は　押入れ用のべニアを貼って
お布団の幅に合わせて
棚を造作・・・入れやすくなったとコメントいただきました～


反対側は　奥様の趣味の
洋服や　たくさんある小物のバックなどを
押しこむために
収納たっぷりのご提案・・・
こちらも大満足でした。

押入れ改造のプチリフォームでしたが
お客様の希望と
１００年の歴史あるお住まいの雰囲気を大事に
提案してみて

終わってみると

「思い切ってしてみて・・良かった！」
とＨ様。

ホッとしますね。この言葉。

いや～でも
たまに使う
無垢の建具…やっぱいい感じだな。

久々の
施工事例でした・・・。