今日も20度ありました! マジ春ですね!
という事で・・いつもは暖かくなってから始まる屋根リフォームですが
今年は2月からどんどん屋根リフォーム取り掛かって李います。
という事で 施工事例です。
泥葺き屋根の瓦を防災瓦へ葺き替えのリフォームです。
築40年の木造です
粘土瓦がぼろぼろです。
瓦を剥ぐと屋根下地の泥が現れました。
以前はこんな感じで 瓦の下地は 給水余力を持たせる為に
大量の泥を乗せていました。
もちろん屋根裏の断熱性にはなかなかの効力があったかもしれませんが
何せ重量があります。
家にとっては 頭でっかち状態ですよね。
地震のことなどを考えると 建物にとってはイマイチですね。
泥を撤去すると現れるのが
杉皮です。 泥を敷く受け皿的要素をしているのですが
超~自然素材ですが 最近の防水紙に比べると
いかがなものでしょうか・
杉皮を取ると最後に屋根の構造が見えてきます。
ここの物件は結構しっかりしていましたが
シロアリに食べられている現場や
水腐れしている現場など いろいろあります
そんなときは 交換したり手当てが必要です。
古い部分が撤去できたら
野地板から張り直しです
写真はこの現場のものがなかったから代用品です。
12ミリの杉板を 50ミリの釘で固定していきます。
野地板を貼ったら防水紙を貼ります。
防水紙は もし瓦から水が浸入した時に2次的に防水の役割をします。
瓦が1次防水 防水紙が2時防水です。
結構この防水紙が大事で 雨漏りがするかしないか・・ここがポイントです。
5年10年はいいのですが 20年くらいたったとき差が現れます。
弊社では ゴム系の防水紙を使用します。
なぜ? 最近は防災仕様になってまして 瓦を全面釘打ちします。
釘を打つと 防水紙には沢山の穴が開くわけです。
安い防水紙は 釘穴の周りから劣化が始まり 10年くらいで
穴からなんかの拍子でで雨漏りが発生します。
しかしゴム系の防水紙は 釘の周りに ゴムですから隙間なく
クリップみたいに吸着するわけで 雨漏りがしません・・・
ここが大事ですよ!!!
あとは全面釘打ちして ちゃんちゃんっと終わりです。
見える部分の仕上げは後からでも見えますが
内部の訳のわからない部分をしっかりしてあげなくてはいけませんよね。
専門家でしかわからない部分 ちゃんと教えてますよ・・!
屋根や外壁の塗料の事など
綺麗になれば 何でも同じとか考えてはお金の無駄です。
高いお金を頂くわけですので
しっかり何パターンもの仕様材料 工法を聞いて
しっかり説明してお客様に選んでもらいたいと思います。