「ハロウィンの恋人」発売

昨日、コミックス「ハロウィンの恋人」が発売された。

同じマンションの住人様より電話が入る。
「売ってたわねー。一冊買ってきたわよ。おめでとう！」
・・・・・・母が、宣伝していたらしい。

今の３倍量の初版が発行されていた時ですら、
近所の書店で自分のマンガが売られているのを見るのは
稀 だった。
今やネットでもコミックスは売っている。
郊外の書店にまわってくる冊数は、きっといくらもないだろう。
ご近所様が買ってくださったその一冊で、
この界隈に届く「ハロウィン」は終わりだったのかもしれない・・・
などと考えた。

・・・・・考えたくせに、
３時頃その書店に のぞき に行った。

あった。一冊。
堂々たる平積みのわきに、
「ちよっとこちら宜しいですか」とひっそり立っている。
うわーっ、すごく万里村っぽい。
集合写真ではいつも後ろの隅にいたあの感じだ。
　　
手にとって良し良しと確認して、
そっと置いて帰ってきた。
「しっかりアピールするのよ」
「手にとってもらって、お家につれて帰ってもらいなさい」
心の中でコミックスを励ましつつ。



万里村はマイナス思考人間。
ほっておくと、考えは最悪のパターンに向かってとめどがない。
売れ残ったら・・・・、店員さんに奥に下げられちゃったら・・・

そこで、「王様！！」

「ん？　呼んだ？」
そういう時は、王様をハグして肩に入っていた力を抜く。


・・・・・落ち着け落ち着け。
一週間様子を見て、売れてなかったら自分で買ってしまえばよいことだ。
「どーせ、自宅保存用に何冊か買う予定だったのよ。おーほほほ」
とか言って。


でも、なくなってくれるといいな。
どなたかのお宅に嫁いで行ってくれると・・・


初めてコミックスが出た２７年前も確かこんな気分だった。

洗濯ばかり

このブログは洗濯ネタが多い。
話題が乏しいせいもあるけど、魔女が洗濯好きなせいもある。
で、明日は天気が悪くなりそうだから、やっぱり今日も洗濯。

洗濯物の隙間から差し込む逆光の中でまどろむ王様。

ぐっすり進行中。

魔女はこたつの片隅で仕事にとりかかる。

　　　　ところが、ノートを手に取った瞬間
　　　　待ってましたとばかりに顔をのせてしまう王様。
　　　　
　　　　寝てたんじゃなかったのかー

　　　　　　　　　　「ふぅーやれやれ、ひとくぎりだよねー」　
　　　　　　　　　　

あのですね、ひとくぎりついたのは魔女ですから。
王様は、ずーっとオヤスミ状態でしたから。

「ふっふっふ」


ヒトの邪魔をしてるときのネコって、どうして満足げなんだろう。

次の日

　　　雪の次の日は、晴れても“リーの出窓”を洗濯物が占領する。
　　　

「それにしても・・・・・」


「あのときめきは何だったんだろう」


「空から落ちてきたふわふわは、何だったんだろう」


　　　　　　　　思案中。
　　　　　　　　


王様、あれは虫でも蝶ちょでもないんですけどね

そういう想像力はイケてます。

次は来年かもしれないけれど、そのときにまた考えましょう。

　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　・

　　　言ってるそばから、睡魔に襲われてますね。
　　　

大興奮

昼間、パラパラと降っていた雪が夕方から大粒のぼたん雪になった。

雪降るたびに付き合ってらんないと思ったけれど、
ダイナミックな雪なので王様にチラ見させたら・・・・・

エンジンかかってしまった。

　　　「どわーーーっ、落ちてくる！落ちてくる♪」
　　　

　　　　　　　　「これ何！？　雪って虫！？」　
　　　　　　　　
　　　　　　　　王様の例の疑問がまた始まってしまった。


「うひょぉーーーーーーっっ！」

風の向きで自分に向かってくる雪には、大興奮！

「そこ来たっ！　そこっ！！」

興奮してる証拠に襟毛がぱんぱんに膨らんでいる。

今年最後の雪かな？　みぞれ混じりになって明日には消えてしまうだろう。
たっぷり楽しんでください王様。

なんどめかの雪

「僕は雪を見ている」


「窓を開けてと頼んだのに、
ここからなら窓なんか閉めたままでも外は見られるって、
僕をコピー機の上に乗せた」


「ちょっと寒いくらいで・・・・・・
いつまでも新鮮な気持ちでいられないなんて・・・・だからモテないんだよ」

「僕じゃなかったら、とっくにふられてる」

王様、いっつも同じアングルなんで、少し変化を・・・・ね。