万里村奈加の部屋

ネコとつまみ食いと、時々マンガの日々

「ハロウィンの恋人」発売

2008年02月14日 | マンガ
昨日、コミックス「ハロウィンの恋人」が発売された。

同じマンションの住人様より電話が入る。
「売ってたわねー。一冊買ってきたわよ。おめでとう!」
・・・・・・母が、宣伝していたらしい。

今の3倍量の初版が発行されていた時ですら、
近所の書店で自分のマンガが売られているのを見るのは
だった。
今やネットでもコミックスは売っている。
郊外の書店にまわってくる冊数は、きっといくらもないだろう。
ご近所様が買ってくださったその一冊で、
この界隈に届く「ハロウィン」は終わりだったのかもしれない・・・
などと考えた。

・・・・・考えたくせに、
3時頃その書店に のぞき に行った。

あった。一冊。
堂々たる平積みのわきに、
「ちよっとこちら宜しいですか」とひっそり立っている。
うわーっ、すごく万里村っぽい。
集合写真ではいつも後ろの隅にいたあの感じだ。
  
手にとって良し良しと確認して、
そっと置いて帰ってきた。
「しっかりアピールするのよ」
「手にとってもらって、お家につれて帰ってもらいなさい」
心の中でコミックスを励ましつつ。



万里村はマイナス思考人間。
ほっておくと、考えは最悪のパターンに向かってとめどがない。
売れ残ったら・・・・、店員さんに奥に下げられちゃったら・・・

そこで、「王様!!」

「ん? 呼んだ?」
そういう時は、王様をハグして肩に入っていた力を抜く。


・・・・・落ち着け落ち着け。
一週間様子を見て、売れてなかったら自分で買ってしまえばよいことだ。
「どーせ、自宅保存用に何冊か買う予定だったのよ。おーほほほ」
とか言って。


でも、なくなってくれるといいな。
どなたかのお宅に嫁いで行ってくれると・・・


初めてコミックスが出た27年前も確かこんな気分だった。


コメント (8)
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