のしいか太陽くん ５０日目

食事の後、保護ネコさん達はひとときの満腹感に酔う。


朝は忙しくてつきあっていられないが、昼は食事風景をゆっくり見ている。



まず、早めに食べ終えた小夜ちゃんが魔女の膝に上がって来てそこで顔を洗う。
その後カリカリを食べるのに時間がかかる太陽くんが食事を終え、そばに寝そべる。



いつもならこのまま時間が過ぎて、ふたりとも爆睡の旅に出るのだが、
今日の太陽は、じりじりっじりじりっと近づいて魔女の足にぴったりと張り付いた。

そのときの姿は、耳の形といい太陽の背中が茶色いこともあって、
まるで　のしいか　のようだ。


その長ーく伸びた背中を撫でていたら、太陽、ずるずると膝に上がって来た。

ぅわーっ！　太陽くん?！

昨日、遊びに来た魔女母にふん捕まってだっこされてもおとなしく抱かれていたし、
むふふ、太陽くん大進歩！



やがて、ゴロゴロ・ゴロゴロ・・・ふたりの大合唱が続いた♪
のぞいてはシャー！ご飯をあげてはシャー！の日々が懐かしいぜぇ、わっはっは！



大きくなったように見えても、まだあどけない中ネコさん。