北へ南へ、東へ西へ

旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

広々&荘厳 建長寺:神奈川県鎌倉市

2016-03-29 17:43:43 | ご近所の旅

 堂々とした顔つきで建っているのは「建長寺」総門である。

 3月20日・日曜日、雨模様であったが晴れることを期待して鎌倉までやって来た。雨は止んで雲も薄くはなったが日は射してこない。“天下の鎌倉”さすがに人は多い。鶴岡八幡宮を後に建長寺に向かうが、車の行き交う県道を歩く以外に道は見つからない。両サイドに歩道らしきものはあるが人一人がやっと、行き交うのも難しい程!北鎌倉から鎌倉に向かうのが王道、反対方向に向かう我が夫婦対抗者がひっきりなし、すでに渋滞が始まり長い列の車の排気ガスも直撃している。比較的流れている対向車線側に移ったら、対抗者も少なくなった???建長寺を出てそのまま鎌倉へ向かうと車と同じ方向に動くことになる・・・むべなるかな!

 総門を入ると次は三門(山門)になる。柱のみで仁王さんもいない。

 脇に国宝の梵鐘の鐘楼がある。

 寺名も詳しくは「巨福山建長興国禅寺」、鎌倉五山の第一、梵鐘をはじめ国宝は3点、重要文化財は数多くある。詳しくは述べないのが当blogの基本・・・述べる知識がないのが本音・・・いつもの台詞。

 三門から仏殿を見る。本尊を祀る本堂となる。伽藍配置は一直線であるから、並ぶお堂は屋根くらいしか見えない。

 仏殿手前に「ビャクシンの古木」がある。なにやら表示されていた。近すぎて全体像が見えないので、帰りに違う角度で撮っておいた。

 仏殿前まで行った。

 正面には柏槇の木の枝が張り出し邪魔をするので角度を変えて色々試してみた。

 仏殿に続いては法堂。修行僧が講話を聞く場所とあったが、仏殿より立派であった。

 

 そしてその後ろは大庫裏となる。

 庫裏の前には唐門があった。なにやら由来が書かれていたが内容は・・・?

 庫裏と唐門の間を入ると方丈の玄関に行き着く。靴を脱ぎ上がり縁側に出て内側から唐門を見た。先に法堂の屋根が見えていた。

 先に白連の咲く水面の綺麗な庭の画像があった。法堂の裏と記憶していたが法堂と庫裏の間には空間がない。方丈裏手にあるとサイトにあったので、納得???

 門前の「鉢の木」にて早い昼食、かっての本店だが北鎌倉に新館が出来てそちらが中心になり、本店は「鉢の木カフェ」となって軽食のみとなった。ランチに精進料理の松花堂風膳があったのでそれを。記憶では有名店で行列が・・・とあった?次は明月院までの街並み散策となるが、駐車場の先に「外門」があり立派な石柱が立っていた。

 この日、JRで行動した。山手線内や沿線は鉄道を使うが、遠距離はもちろん近郊も殆ど車で移動する。休日の鎌倉は行くまではまずまずだが域内は渋滞!!大渋滞となり身動き出来なくなるのが常!と聞いている。現に、10時前に鎌倉駅を降りたが、すでに八幡宮周辺では一寸刻みの車の列となっていた。北鎌倉から鎌倉へ向かう道は正午前には同様だった。

 湘南新宿ラインが運行開始して、恵比寿からは横須賀線へ直行していて乗り換えなしで鎌倉へ行ける。但し、休日の列車は満員状態であるのを見ている。そこで「グリーン車の休日割引」を利用することにした。といっても、グリーン券の買い方は?新幹線はたまに駅ネットで予約するが在来線のJRの切符など数年買ったことがない。おまけに乗車前でないとグリーン券は休日割引にならない。50km未満と以上では料金も違う。

 試しに券売機まで行ってみた。片隅に“グリーン”の文字が見えた。タップすると路線選択そして駅選択の画面が出て鎌倉を選択した。「磁気券・スイカ利用」を選択画面、スイカカードを入れて決済も終わりスイカに乗車券情報が取り込まれたようだった。

 やって来た逗子行きの列車はすでに立ち乗りも多くかなり混んでいた。グリーン車も8割近い乗車、1時間近くは立っているのはつらいから,正解!ちなみにグリー車の座席上にランプあり、脇のセンサーに情報入力済みのスイカをタッチすると赤色が緑色に変わり、検札いらずとなると座席前に記されていた。“IT田舎者”をつくづく思い知らされた!!!



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