2019・GW その7
駐車場に車を止め、道路向こう側のバス停には、「貞祥寺入り口」とあったので、迷わず参道と思って杉並木の坂を上ったのだが。(湖は「道源湖」、一帯は郷土環境保全地区とあった)
お参りを済ませて山門を出て参道を下りたのだが、入り口から入って上ってきた方が判りやすいので、実際に歩いた反対に順序を入れ替えた。先ずはアプローチ、駐車場に立っていた数倍の石柱があった。道の広さは変わらない。
一段上がって振り返ると、湖の畔は公園や運動広場になっているようで、多くの車が止まっていた。5月に入っても、山国には桜が咲いていた。
参道の途中の木立の中に、古びた由緒ありげな建物があった。掲示には「島崎藤村旧宅」とあった。「小諸なる古城のほとり・・・」なる作品もありこの辺り藤村ゆかりの地であることを再認識・・・。
室内、かくのごとし。
藤村旧宅前から上、下と参道を見る。木立の中、苔に覆われ、京都の寺院の喧噪と異なり落ち着いた雰囲気を味わう!
手水があり、先に見えたのはおそらく通用門、並んで惣門があった。
惣門を入り振り返る。
いよいよ山門、仁王門だった。
とここまで書いてみたが、、実際歩いた順路通りに書けば真逆、山門を出て振り返り、仁王さんを眺め惣門に向かう・・・となるが・・・。
境内にあったこの胸像、由来も名前もわからなかった。
貞祥寺を出て中込駅近くの宿に向かう。地方都市の小ビジネスホテルだが、この旅の一つの目的“佐久の鯉”を味わう駅前の食堂の予約を取ってから近所のホテルを探し、徒歩圏の宿を見つけた。GW中観光地の宿は確保が難しいが、取り立てての呼び物がない土地(実は、隠れた見るべき名所は何処にでもあるのだが)では必ず空きが見つけられる・・・名旅館、豪華ホテルとはいかないが・・・。途中駅前の商店街を通ったが、空き店舗が多く、郊外によくある全国資本の大型ショッピングセンターが、此所では新幹線開業で開発された佐久平駅周辺に展開し、地元の商店街の凋落は見るに忍びない。
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