北へ南へ、東へ西へ

旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

清流と緑 好きです!  郡上八幡:岐阜県郡上市

2009-05-12 13:57:10 | 水のある風景

 今年のG.Wの旅、“九谷茶碗まつり”“道の駅巡り”そして“郡上八幡水のある風景”と“美濃焼”が目的でした。一昨年4月、“うだつ”見物に少し手前の美濃市迄は来たのですが、時間切れで足を伸ばせませんでしたので、改めてコースに入れました。「トモさんの写真誌」始め多くのブログでも紹介されているのですが、実際に見てみたくなりました。代表的な風景を切り取ってみました。吉田川の流れを新橋辺りから見ています。



 観光ガイドなどに掲載される代表的な絵柄ですが、絵はがきの風景を並べても“らしくない”ので、時間をかけて纏めてみることにしました。

 正午過ぎに到着したのですが、観光の中心「城下町プラザ」の駐車場はすでに満車、すぐ坂上の神社境内の駐車場に車を預けました。「城下町プラザ」の周りを囲む塀はそれらしく?装飾されており、広場では餅つきのイベントが行われておりました。

 

 駐車場の係員はご親切に、散策の巡回コースを記入した地図を呉れました。事前に調べていたのとほぼ一致していたので、案内に沿って行動することにしました。しかし、歩き出してすぐ気づいたのですが、“ポイント”迄行かなくても、足下がすでに望んでいた風景なのでした。

 

 道の端の水路を音を立てて流れる水、これが望みだったのです。しかも、何気なく玄関前に飾られた草花が、日常生活に融け込んでいるのでしょうか!少し広くなった道路の端には、憩いのスペースもありました。



 しかし、やはり此処でも戸惑いがありました。清流と緑に囲まれたきれいな街ですが、そのままの風景ではガイド誌の“絵”とはかけ離れてしまいます。「余分なもの」が邪魔をしてしまいます。切り取ることで目的を鮮明に浮きだたせることが出来ました。そんな視点で見れば、どんな街でも“絵”になる風景はあるのですが、切り取るべきものが多すぎると、その場へ行っても直接魅力を感じることは出来ないでしょう。観光地としての魅力は、やはり関係者のある種の努力が必要なのでしょう。



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