タイル張りのどっしりした建物、脇には盛りの桜が映え、背後にはコンクリートの高い建物が見えている。東京大学医科学研究所付属病院前に入ってきた。
日曜日、明治通りの桜を愛でながら天現寺橋交差点から交差する外苑西通りを右折した。首都高2号線が迫ってきて頭上を越える所で左Y字路に入ると目黒通りまでが「プラチナストリート」と呼ばれるている緩い上り坂になる。以前はお屋敷が多かったが、いつの間にかマンション街となっている。
目黒通り近くまで来ると左手小高い丘の上に宿舎風の建物があり、その先道路から一段上がって大きくはないが守衛室の付いた門がある。かなり以前になるが「yukimiさんのblog」で紹介されていて、一度通った時は閉ざされていたので正門までは行かなかった「東大医科研」とあった。その日はその西門が開き、犬を連れた婦人や夫婦連れなど出入りしていたので入ってみた。
アプローチには案内図があり、通路には椿桜など花が一杯だった。
先に進むとタイル張りの建物、付属病院があった。
横の通路奥には建物が建ち並んでいる。研究棟群であろう。ちなみに西口手前の建物群は「インターナショナルロッジ」とあったのでやはり宿舎とみて良い??
病院正面のロータリーから見た。入り口はこちらではなく、右手の少し低い建物のようだった。
遠目で判断出来ないがシュロ?ソテツ?昔田舎の小学校、中学校の玄関前には必ずあった風景、傍らには花桃?らしい姿があった。
正門方向に向かうと、門内に広場があり桜が満開状態、家族連れやグループが花見を楽しんでいた。東大施設の中で、解放されてこれほど寛大な処置がされているとは想像が出来ない。
正門はやはり西門より大きくがっしりしている・・・当然だが。
目黒通りに面して、モダン(古!)な看板が目立っていた。
webサイトによれば「東京大学医科学研究所の大きな特徴は、附属病院を持つわが国最大規模の生命科学の研究所であることである。100余年前に北里柴三郎が創立した私立衛生会附属伝染病研究所を前身とし、当初から病院を有し、ベンチからベッドへの精神のもと、伝染病に苦しむ人々の治療に向けた研究と医療が進められた。東京大学の附置研究所(共同利用・共同研究拠点)であり、医科学の研究を行っている。」とあった。
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