漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

ひとりぼっちを笑うな

2017年09月17日 | 
最近、
「ひとりぼっちを笑うな」と云う本を読みましてね。

蛭子能収さんの人気が、
テレビ番組「ローカル路線バスの旅」で盛り上がっていたころの著書で、

発売当初は話題にもなり、かなり売れた本です。

読後感をひと言で言えば、

おもしろいですね、
・・・本がじゃなくて、蛭子さんが。(笑)

価値観が独特で、かなり個性的、 

でもご本人は本の中で、

にんげん、「個性的である必要は無く、普通でいい」、
「目立ちたくない」とも書いていらっしゃる。(笑)

その“独特の価値観”をあらわす内容の一端を紹介すれば、
例えば、「友だちはいらない」と云う項目。

  ~~~~~~~~~~~~~~

今の時代「友だち」や「仲間」、
あるいは「つながり」や「絆」を必要以上に重く考える傾向があると思います。

でも、そうまでして「友だち」って必要なのかなぁ。

例えば「友だちから言われたら断れない」ーーーーーこれは違う。

  ~~~~~~~~~~~~~~~

よく女性から聞く愚痴に、
「厄介な友だちからの誘いをことわれない」と云うのがあります。

だいたい、そういう友だちは自己中心的で、相手の都合を忖度しない。

私などは、
そんな友だち別れたらいいのに、と思うのですが、

それを言うと、

「でもね嫌われたくはないから」とか、
「波風は立てたくない」とか言い出しますね。

この本の中で蛭子さんはこう断言してます。

“誘いを断れないような存在を「友だち」と呼ぶのなら、
 僕は「友だち」なんていらないという考えです”。

そう言えば、
「君が必要さ、友だちと呼べるしあわせ」と歌っていたSMAPも解散しましたね。

今ごろは、スマップの諸兄、

いろいろ揉めた
「友だち分かれたしあわせ」を噛み締めている、かもしれない。 (笑)




コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。