漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

しろつめ艸

2020年04月14日 | せけんばなし
中学生のころ、
自分のことを「理科好きだ」なんぞと云う、

ちょっと変わった奴と歩いてたら、

とつぜん道端を指さし、
「まめか、しゃじくそうぞく しろつめぐさ」と言ったので、

「なんや、それ?」と笑ったら、

真面目な顔で、
「クローバーのことや」と教えてくれた。

漢字で書けば、
「豆科 車軸草属 白詰草」。

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【白詰草】しろつめくさ

マメ科の多年草。
茎は地をはい、3枚の小葉からなる複葉。

夏、葉の付け根から花柄を伸ばし、白い小花を密集してつける。

ヨーロッパの原産で、
牧草などとして栽培もされるが、野生化している。

名は、江戸時代に渡来したギヤマンを入れた箱の詰め物に使われたことによる。

クローバー。オランダげんげ。つめくさ。《季 春》

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どこの公園にでも生えてる草ですが、
花は「5月~9月にかけて」ぐらい、

なら季語は夏かと思えば春なんですね。


「 石畳 裂け目継ぎ目の 草青む 」  中山泰山




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