漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

女の子は走っちゃダメ

2021年12月28日 | せけんばなし

千葉にあると云う
日本語学校の先生のブログに先日、こんな一節が。

なおスーダンとはエジプトの南に隣接するアフリカの国。

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 スーダンでは女の人が走ったり、
 スポーツしていたりすると、

 悪い女の人というレッテルを貼られてしまうのだそうです。

 両親が許してくれても、
 一族の誰か彼かがすぐに電話してきて非難する。

 口数が少なくて、ずっとうちにいるのが、いい女の子。

 外へ出たりしない。

 (スーダンから来ているその留学生は)
 スーダンではだめだと言われたことをしてみたい。

 その一つが、ジョギングだったのでしょう。

 最初は3キロを1時間かけて走っていた、
 (半分以上は歩いていたのでしょう)
 
 それが今では4キロを30分で走れるようになった。

 スーダンではだめだったことが日本ではだめじゃない、普通のこと。

 でもスーダンの友達はこういう世界がある事を知らない。

 みんなスーダンで大学に行っているけれども、なにも知らない。
 また知る気もない。

 (その留学生は言う)
 自分もスーダンにいたらそうだったと思う。

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江戸時代、山村に生まれた女性の中には
村から一歩も出ずに生涯を終えた人も珍しくなかったと云う話もある。

となると、この留学生は、
江戸時代からタイムスリップしたようなモノなのでしょうか。

ただし、
江戸時代の人ならまず、テレビや電話に驚くんだろうけど、

スーダンにはテレビも電話もある・・・けれどね。

 


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