漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

『沖縄から貧困がなくならない本当の理由』

2020年07月23日 | 
『沖縄から貧困がなくならない本当の理由』と、

そう云う題の本が出てるんだそうで、
先日、その紹介みたいな記事を読みましてね。

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(沖縄は)2012年以降、
好景気が続いており、経済は絶好調。

数々の特別措置と
手厚い経済援助を受けているため、

社会インフラの整備は全国で最も進んでいる地域のひとつ。

一人当たりの県民所得は4年連続で上昇し、過去最高を更新。

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ところが、
県民所得では11年連続で全国最下位、

賃金は全国の最低水準で、
貧困率は全国平均の2倍、なのだそうで、

つまりは、沖縄は全国でも突出した貧困社会。

当然、「それは、なぜ???」と云う疑問が湧く分けです。


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優しい沖縄人(ウチナーンチュ)、癒しの島......

沖縄に魅せられた多くの人が、
その最大の魅力は島の人の穏やかさ、温かさ、だと口をそろえる。

またその一方で、沖縄社会における、
自殺率、重犯罪、DV、幼児虐待、いじめ、依存症、

飲酒、不登校、教員の鬱の問題は、全国でも他の地域を圧倒している。

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ここでも、「それはなぜ???」という疑問に行きつく。

この本ではその原因を、
沖縄人があまりに「横のつながり」を重視するため、

目立つことを嫌い、
頑張って、他の人より昇進することをも避けるようになり、

その結果、
向上心を持ち豊かになりたい人には、

実に「生きにくい社会」になっているのだそうで、

その辺りに「沖縄の貧しさ」の原因の一つがある・・・、らしい。

なお、この本を紹介した筆者は、

そう云う事は沖縄に限らず、
日本の社会全体にも言えることだと、書いてます。

私はまだ、
この本を読んでないので何とも言えないが、

なんだかオモシロそうな本ではありまするよな。



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