漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

二刀流か二兎か

2014年02月03日 | スポーツ

とても出来の良い小学生が居て、
体も大きく、スポーツ万能、勉強も良くできる。

親は思いますよね、
「末はメジャーリーグか、それともノーベル賞か」。

その子が高校に入った時、
まだ野球も勉強も一番だったら悩みますよね。

野球か、それとも東大目指すか。

まぁ、嬉しい悲鳴。

でも、そんなことはせいぜい高校生までですよね。

いくら野球がうまくて頭が良くたって、
東大で野球をやってメジャーとノーベル賞の二つを目指すのはムリ。

野球選手を選らんだって同じ、
エースと四番で通じるのは素人の世界、

玄人になるのならどちらか一つに絞って、精進する必要があります。

一日中練習をするとしても、
両方の練習をしていたのでは半日づつ、つまりは普通の選手の半分の練習量。

日本ハムファイターズの大谷選手は、今年も投手と打者の二刀流で行くらしい。

でもね、大谷クンがピッチャーとして投げる時、
彼は自分の二倍練習している打者と対戦しなければならない分けですね。

打者として打席に立つ時も同じ。

一日中、
ピッチャーだけをを専門に練習しているライバルと差が開いて行って、不思議ではない。

私のようなシロートはそう思うんですが、
玄人であるはずの栗山監督は走思わないらしい。

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 日本ハム・栗山監督、大谷に「大バカヤロー」
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キャンプ初日に栗山監督から「バカヤロー」と怒られた大谷は、この日も、
フリー打撃など二刀流メニューをこなし、
練習後にはロッカールームでシャドーピッチング。

3日はブルペン入りの予定、
「なるようにしかならない」と平常心で臨む。

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半分しか練習させない選手に、結果が出ないとイライラして、
「大バカヤロー」と怒鳴ったからとて、それで野球がうまくなるとは思えない。

彼はサボっているわけではないのですからね。

球団の商売上の都合か、監督の思い込みかは知らないけれど、
今年も大谷選手は、投打の二刀流で望むのだそうですが、

この選手の、たぐい稀なる素質は、
シロートが見ても感じますが、だからと云って二刀流と云うのはどうなんでしょうね。

確かに過去に両方と云う選手が居なかったわけではないが、
それで一流になった選手は居ないはずです。

川上哲治や関根潤三と云った打者のように、
投手から打者に転向して成功した人は居ますがね。

あれだけの素質を持つ大谷選手を、
“中途半端な出来損ない”にしないようにお願いしますよ。

クリヤマさん。

 



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