漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

私の感性は異常ですか?

2018年09月29日 | せけんばなし
市の施設で開催されていた秋祭りで、
五才の女の子が、

輪投げ会場に置かれていた袋から、
勝手に駄菓子を取り出した。

それをボランティアとして見ていたお爺さんが注意した。

ここまでは良くありそうな話。

異常だったのはそのあと、

近くにいた女児の父親が駆け付け、
そのおじいさんに謝罪を求めて口論に、

さらに父親は警察に通報。

その後、女児はPTSDと診断された。

「PPTSD」とは、心的外傷後ストレス障害のこと。

辞書には、
「忍耐の限界を超えたストレス」で、

「たとえば、
 戦争・災害(地震など)・テロ・事故・犯罪事件などを体験した後に生じる心身の障害のこと」とある。

この事件、
女児の親が訴えて、裁判となり、

報道によれば、

一審東京地裁判決は、
「男性に大声で注意され、口論を見たためにPTSDを発症した」として男性の過失を認め、
使用者責任に基づいて市に約20万円の支払いを命じた、が、

先日の、二審では、
「景品の駄菓子を勝手に取ろうとした女児を注意したのは社会通念上、全く正当」と指摘。

「親として謝罪すべきなのに、
 道理に反して男性に謝罪を求め、警察に通報するなどした」とし、女児の請求を退けた。

この事件、

その場に居た分けでないから、
お爺さんの叱り方がどうだったか分からないが、

記事を読む限りでは、
二審の判決が妥当なように思える。

むしろ、
一審がこんな判決を出したことが不思議になる。

一審の判決がおかしく思える私は、
一審を担当した裁判官から見れば、異常なのでししょうか。






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