漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

梅雨とスーツ

2019年07月02日 | せけんばなし
梅雨ですねぇ、
ムシムシしますねぇ。

今年は、
気象庁の、梅雨入り発表が遅れたので、

ひょっとしたら、
梅雨は来ないのかもしれないと油断してたから、

今ごろ来た梅雨は、

忘れてた一年前の、
飲み屋のツケをを請求されてる気分。 (笑)

ネットのニュースに、

紳士服チェーン大手四社が、
 “スーツ離れ”で軒並み苦戦」
と云う記事。

なんでも、
ビジネス戦士たちの戦闘服が、

クールビズの普及などで、
スーツからカジュアル衣料へと流れているのだとか。

まぁ、スーツと云うのは、
本来ヨーロッパで普及したモノで、

元々は、正装のロングコートだったものが、
馬に乗るため、背後を割り「燕尾服」と呼ばれるモノに、

さらに、その、
ツバメの尻尾をちょん切ったのが、今のスーツ。

つまり、
活動的に動けるよう工夫した洋服です。

すなわち、もともとは、
寒い国のコートから始まった衣料ですからネ、

蒸し暑い日本の夏に適さないのは当たり前のハナシ。

日本でも、ひと昔前までは、
ダークスーツは、社会的ステータスの象徴で、

エリートは皆スーツにネクタイ

スーツ姿でないと入れないと云う、
一流ホテルや高級バーも たくさんありましたが、

今や、
そんなこと言ってたら客が来ない時代となり、

そう云う所でも、
開襟シャツでOKとなれば、

なにも梅雨のさ中に、
スーツでもあるまい、となるのは自然な流れ。

もはや、
「梅雨のスーツ姿」は絶滅危惧種!! かな。 (笑)




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