漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

WBC

2009年03月23日 | Weblog
強い勝ち方でしたねぇ、WBC。

9点取った打線もよくつないだが、
4点取られたとは云え、投手陣が、力強かった。

先発の松坂が責任を果たしたあと、
杉内が、持ち前のコントロールと、変化球の切れでピシャリ。

そのあとを、
二十歳の田中、馬原、ダルビッシュと、
若手が
各々、150km越えの速球を連発し、力感あふれる投球で押さえ込んだ。

相手に「強いじゃないか」と思わせるに充分な勝ち方だった。

試合後の原監督の談話がよかったですね。

あちらの記者から、
「これでアメリカを追い越したと思うか」と聞かれ、

「追い越したとは全く思わない。
 ただ、どこかで認めてくれる存在になったかなとは思う」。


アメリカの大リーグ機構が、どこまで本気でいたか、

USA代表を真剣に支援する気で、
メジャーの各チームが、選手選びに協力したかどうかはともかく、

メンバー構成を見る限り、
前回より充実していたのは確かだったし、出た選手たちも、真剣だった。

少なくとも、
シーズン後に日本へ来て、
親善試合をして帰る時のような、観光気分ではなかった。

そのアメリカに勝ったんですからね。

つい十数年前は、あちらの投手に対し
フライさえ、
中々、外野まで飛ばなかったことを知る野球ファンの一人としては、

感慨深いものがあります。




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