かつて広尾の「アロマフレスカ」に最初に行ったとき、「こんなお店は初めて！」と感動し、その感動は今でも鮮明に覚えています。そのアロマフレスカが閉店し、品川にアロマクラシコとして再オープンしたことはよく知られています。しかし、アロマフレスカのワインショップが恵比寿にあっとたことは意外と知られていなかったのではないでしょうか。「カーザ・ヴィニタリア」は、そのワインショップが移転し、２階をアロマフレスカのカジュアルレストランのような形でオープンしたお店です。
この場所には、かつて「ランバッシャータ」というイタリアンレストランがありましたが、このお店も好きでした。日曜日もやっているコストパフォーマンスのよいレストランだったので、ランバッシャータなくなったときには悲しいものがありましたが、まさかその後にアロマフレスカがくるとは夢にも思いませんでした。
さて、「カーザ・ヴィニタリア」のＧＷの予約状況は５月１日の１４：３０の席しか空いていないとのこと。アロマフレスカでも予約がなかなかとれず、幻のレストランのようになっていましたが、こちらもやはり予約は取りづらいようです。
ガラス張りのしゃきっとしたエントランスを入ると、１階がワインショップになっており、セラーの前列は価格毎に並べられており、後列は地域ごとに陳列されています。
２階に上がる階段の壁には、レストランでグラスとして出しているスプマンテが一面に敷き詰められ、目を引きます。
客席は、２人掛けが５卓と２～３人掛けが３卓、奥の喫煙のスペースは２人掛けが３卓あり、その向かいがオープンキッチンになっています。ランバッシャータでは、中庭が見える開放感のある造りになっていたことを思い出して聞いてみたところ、今は閉じられている中庭に面した壁を、そのうち中庭を生かした客席に広げる予定とのことでした。
コースは5,500円のみでアラカルトでも可能ですが、断然コースがお得です。アンティパスト、前菜、軽めのパスタまたはリゾット、軽めのセコンド、温かい野菜、パスタ、デザート、コーヒーという流れで、それぞれをアラカルトのメニューから選んでいきます。ボリュームは十分ありますし、最後のパスタは30g、60g、100gの中から選べるのは非常にうれしいですね。
さて、今日のお料理です。
最初に盛りだくさんの新鮮な野菜をバーニャカウダで頂きます。
前菜の処女牛とフォアグラのテリーヌ焼きは、本当に柔らかな牛とフォアグラのミルフィーユ仕立てにラディッキオのオーブン焼きが添えられており、繊細なアロマフレスカのお料理をしっかりと思い出させてくれました。
相方が穴子のフライパン焼きを頼んだのですが、これがまた美味！山芋を穴子でサンドして焼いてあるのですが、穴子と山芋のとろけ合う食感がたまりませんでした。
最初のパスタで選んだカヴァティエッディは、手打ちのショートパスタです。菜の花とチーズのソースであえたものでしたが、このパスタがそのソースの中で光り輝いているのです。そうそう、これがアロマフレスカのパスタなのです。
そして、メインは和牛のさがり肉。さがり肉？どこの部位かと尋ねると、はらみのそばで適度な脂ののっているとのこと。小さめのダッチオーブンに、岩塩、胡椒、ハーブが敷き詰められ、その上で下がり肉がジューシーに調理されて運ばれてきました。お皿に添えられた岩塩、粒マスタード、ローズマリーをお好みでつけて頂くのですが、ダッチオーブンの中ですっかり旨みを取り込んだお肉はそのままで十分！
最後にせりのスパゲッティーを60g食べ、おなかはすっかり完了しました。
デザートはもちろん別腹。キャラメルのババロアはほどよい柔らかさでとろけるように終了しました。
2005年、私の中でベスト３にランクインすることになりそうです。
【MENU】
バーニャカウダ にんにく、アンチョビ、香草のソース
処女牛とフォアグラのテリーヌ焼き
春野菜と２種のチーズ カヴァティエッディ
和牛のさがり肉、岩塩、胡椒、スパイス風味
温かい野菜；人参
せりのスパゲッティー
キャラメルのババロアアロマフレスカ風（写真）
ハーブティー
プチフール
【WINE】
Amerini Brut, Colli Amerini
（Trebbiano, Chardonnay) 700円
Barbera d'Alba Ciabot Camerao, Marcarini '02
（Barbera100%) 1,000円
《プチフール》
【CASA VINITALIA by Aromafresca】
東京都港区南麻布1-7-31
03-5439-4110
（火～土）17:30-2:30（LO1:00)
（日・祝）14:30-22:00（LO20:30）
この場所には、かつて「ランバッシャータ」というイタリアンレストランがありましたが、このお店も好きでした。日曜日もやっているコストパフォーマンスのよいレストランだったので、ランバッシャータなくなったときには悲しいものがありましたが、まさかその後にアロマフレスカがくるとは夢にも思いませんでした。
さて、「カーザ・ヴィニタリア」のＧＷの予約状況は５月１日の１４：３０の席しか空いていないとのこと。アロマフレスカでも予約がなかなかとれず、幻のレストランのようになっていましたが、こちらもやはり予約は取りづらいようです。
ガラス張りのしゃきっとしたエントランスを入ると、１階がワインショップになっており、セラーの前列は価格毎に並べられており、後列は地域ごとに陳列されています。
２階に上がる階段の壁には、レストランでグラスとして出しているスプマンテが一面に敷き詰められ、目を引きます。
客席は、２人掛けが５卓と２～３人掛けが３卓、奥の喫煙のスペースは２人掛けが３卓あり、その向かいがオープンキッチンになっています。ランバッシャータでは、中庭が見える開放感のある造りになっていたことを思い出して聞いてみたところ、今は閉じられている中庭に面した壁を、そのうち中庭を生かした客席に広げる予定とのことでした。
コースは5,500円のみでアラカルトでも可能ですが、断然コースがお得です。アンティパスト、前菜、軽めのパスタまたはリゾット、軽めのセコンド、温かい野菜、パスタ、デザート、コーヒーという流れで、それぞれをアラカルトのメニューから選んでいきます。ボリュームは十分ありますし、最後のパスタは30g、60g、100gの中から選べるのは非常にうれしいですね。
さて、今日のお料理です。
最初に盛りだくさんの新鮮な野菜をバーニャカウダで頂きます。
前菜の処女牛とフォアグラのテリーヌ焼きは、本当に柔らかな牛とフォアグラのミルフィーユ仕立てにラディッキオのオーブン焼きが添えられており、繊細なアロマフレスカのお料理をしっかりと思い出させてくれました。
相方が穴子のフライパン焼きを頼んだのですが、これがまた美味！山芋を穴子でサンドして焼いてあるのですが、穴子と山芋のとろけ合う食感がたまりませんでした。
最初のパスタで選んだカヴァティエッディは、手打ちのショートパスタです。菜の花とチーズのソースであえたものでしたが、このパスタがそのソースの中で光り輝いているのです。そうそう、これがアロマフレスカのパスタなのです。
そして、メインは和牛のさがり肉。さがり肉？どこの部位かと尋ねると、はらみのそばで適度な脂ののっているとのこと。小さめのダッチオーブンに、岩塩、胡椒、ハーブが敷き詰められ、その上で下がり肉がジューシーに調理されて運ばれてきました。お皿に添えられた岩塩、粒マスタード、ローズマリーをお好みでつけて頂くのですが、ダッチオーブンの中ですっかり旨みを取り込んだお肉はそのままで十分！
最後にせりのスパゲッティーを60g食べ、おなかはすっかり完了しました。
デザートはもちろん別腹。キャラメルのババロアはほどよい柔らかさでとろけるように終了しました。
2005年、私の中でベスト３にランクインすることになりそうです。
【MENU】
バーニャカウダ にんにく、アンチョビ、香草のソース
処女牛とフォアグラのテリーヌ焼き
春野菜と２種のチーズ カヴァティエッディ
和牛のさがり肉、岩塩、胡椒、スパイス風味
温かい野菜；人参
せりのスパゲッティー
キャラメルのババロアアロマフレスカ風（写真）
ハーブティー
プチフール
【WINE】
Amerini Brut, Colli Amerini
（Trebbiano, Chardonnay) 700円
Barbera d'Alba Ciabot Camerao, Marcarini '02
（Barbera100%) 1,000円
《プチフール》
【CASA VINITALIA by Aromafresca】
東京都港区南麻布1-7-31
03-5439-4110
（火～土）17:30-2:30（LO1:00)
（日・祝）14:30-22:00（LO20:30）
